研究室ブログ/日々の生活・・・
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次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC-2)で受賞

2017年3月7日に東京工業大学大岡山キャンパスにおいて、「次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC-2)」
https://www.jst.go.jp/nuclear/training/training_ndec2.html
が開催されました。本研究室からは、伊藤千尋さん(M1)が「表面電離型質量分析計を用いる同位体希釈‐トータルエバポレーション法による微量ストロンチウムの精密定量法の開発」と題したポスター発表において、核種分析に関する研究部門で研究奨励賞を受賞し、さらに、最優秀ポスター部門賞でも表彰されました。

本当におめでとうございました。

 

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日本分析化学会「分析化学誌」に総合論文が掲載されました。

2017年4月号の日本分析化学会「分析化学」誌に放射性ストロンチウム(Sr-90)の高周波誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)に関する総合論文が掲載されました。

【著者/論文誌名】 高貝慶隆*,古川真,亀尾裕,松枝誠,鈴木勝彦, 分析化学, 66, 223-231 (2017).

【タイトル】“多段濃縮分離機構を備えるICP-MSによる放射性ストロンチウム分析”.

【DOI】 https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.66.223 (⇒PDF別刷が無料でダウンロードできます)

【概要】この論文は,Sr-90を高周波誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)で分析する方法について概説した総合論文です.

放射性ストロンチウム(Sr-89やSr-90)は,α線やγ線をほとんど放出しないβ線放出核種であり,放射性セシウム等のγ線放出核種と比較して迅速に分析することが難しい核種です。この要因は,天然にある様々な核種から放射されるβ線のスペクトルが,それぞれ重りあってしまうため,どれがどの核種のスペクトルなのかの識別することができないためです。そのために煩雑な化学分離操作によってSr-90を単離して分析しています。これまで一般的な放射能分析法(ミルキング-低バックガスフローカウンター法)では,この化学分離の作業や効率的に分析するために必要な工程に多くの時間(2週間~1か月程度)を費やしてきました。

可能な限り早い廃炉の実現のためにも,迅速で精度の高いSr-90分析方法が求められてきました。私たちの研究グループでは,ICP-MSを用いた新しいSr-90分析法(=カスケード型濃縮法を組み込んだオンライン濃縮-ICP-MS法)を発案・開発してきました。この総合論文では,東日本大震災に伴って生じた東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故後の廃炉措置において活用させるため,事故から5年間で開発してきた基幹技術と複数の要素技術ついて総説しています。

現在,いくつかの要素技術を付帯したこの方法は,実際の1F廃炉現場(=堰内雨水分析)において,Sr-90の検出下限値が0.056 ppq(0.28 Bq/L)で,1検体を20分程度で分析しています。また,この繰り返し分析精度(10 ppq(50Bq/L)でのn=10)は相対標準偏差2.9%を示しています。ここで解説した技術は,これまで放射能分析やICP-MS分析では達成できなかった問題を打開し,分析化学的にも新しい可能性があることを示していることを付記しています。

 

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2016度 修論発表会

2月17日に修論発表会がありました

高貝研究室では発表者が一人いました。

E藤さんです。高貝研究室のボス兼エースです。

聴衆者もたくさんいます。みなさん注目してるんですね。

皆さん注目するだけの発表でした!

発表後のE藤さんです。どやってますね。

発表が終わった後に,卒論修論お疲れ様会をしました!!

カツです。発表した人たちは先生からのごほうびでいただきました。

少年Sはあまりカツを食べに行かないのですが,お店のカツはこんなにおいしいのかと驚きです

また行きたいですね。

少年S

 

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卒業論文発表会

2017年2月15日に,卒業論文発表会がありました!

今年の発表会は,私たち高貝研究室,猪俣研究室,高安研究室そして大橋研究室の計4研究室の合同発表会でした。

発表前のO形さんの様子です

自信に満ち溢れてますね

期待できそうです

でもやはり会場入りすると緊張感が漂っていますね

ちなみに発表前の3年生I橋君の様子です

緊張感がありませんね

発表の様子です

みなさんスーツでキマってますね

パワーポイントもすばらしかったです!

ちなみに自信満々だったO形さんの発表です

自信があっただけのすばらしい発表でした!

先生方からの厳しい質問などもありましたが,しっかりと答えることが出来ていました

発表会も終わり,一段落がついたことでしょう

4年生の皆様おつかれさまでした

Sで。

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液シン

みなさんこんにちは

 

2017年1月26日にあった出来事です。

福島大学の高貝研究室,山口研究室の三年生及び福島高専の生徒は,パーキンエルマージャパンの方々に液体シンチレーションカウンターの原理や使い方などを教わりました。

午前中は,福島大学の山口先生が,シンチレーションカウンターについての講義をしてくれました。

その写真がこちらです

理科室みたいですね

実際に装置を見て仕組みを教わりました。

山口先生の持っている掃除機みたいなものがシンチレーションカウンターです。

実際に私たちも測定をしました。

原理など学んだ後に,実際に装置を扱ってみるとより深く学ぶことが出来ますね。

 

午後は,パーキンエルマージャパンの方に来ていただいて,液体シンチレーションカウンターについて講義していただきました。

講義の様子です。

まずは,液体シンチレーションカウンターの原理を学びました。シンチレーションカウンターとの違いを知ることが出来ました。

実際に,測定も行いました。

皆さん興味津々でしたね。

 

 

 

 

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日本分析化学会「分析化学誌」に論文が掲載決定となりました。

2017年3月号の日本分析化学会「分析化学誌」に放射性ストロンチウム分析の自動計測システムの補正法に関する論文(報文)が掲載されました。

【著者/論文誌名】 古川真,松枝誠,高貝慶隆, 分析化学, 66, 181-187.

【タイトル】“オンライン固相抽出/ICP-MSにおける放射性ストロンチウム分析のための内標準補正シグナル積算法の開発”.

【DOI】 https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.66.181  (⇒論文のPDFが無料でダウンロードできます)

【概要】オンライン固相抽出-誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)は,放射性ストロンチウム(Sr-90)を迅速に分析できる手法です。これは,福島第一原子力発電所の廃炉措置に関する分析業務でも活用されています。このICP-MSは,単独で使用するよりも,オンライン固相抽出という分析感度を向上させる機構を併用することで,非常に低濃度レベルまでSr-90を正確に分析することができます。しかし,試料によっては、Sr-90と共に濃縮された共存物質が溶出し,その濃度が非常に高濃度であると,プラズマに導入されたときにシグナルが減少(減感)して,分析値に狂いが生じる可能性があります。

今回,この問題を解決するために,新しい補正法を開発しました。内標準物質というSrとは関係ない元素を利用して補正する手法とシグナル積算法という計算方法を利用した「内標準補正シグナル積算法(ISCSI)」を開発しました。この方法は,クロマトグラム状のカラム濃縮・溶離ピークと,オンラインで添加された内標準元素の連続シグナルを同時に計測します。これによって得られたシグナルを逐次,補正してピーク面積として得る手法です。本論文では,一例として,Sr-90分析へと適用し,共存元素濃度が比較的高い環境試料水にSr-90の添加回収試験を実施しました。本法を使用しない場合は,添加量に対し87%の分析値として得られましたが,本法を使用することで103%に補正できました。また,0.4~2.0 ppq(2~10 Bq/L)のSr-90溶液50mLにおける繰り返し測定(n=10)ではRSD 5.2~12.6%と高い再現性を示し,良好な結果を得られることがわかりました。

 

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環境創造センター in 南相馬

 

2017年1月13日に南相馬にある環境創造センターで見学・実習に行きました。

福島は大雪だったのにも関わらず、南相馬は雪一つない晴天!

絶好の実習日和です(`・ω・´)

 

はじめに、

環境創造センターで働いている方々がどのような仕事をしているのか、

廃炉に向けてどのような役割をしているのかについてお話を聞きました。

 

また、センター全体を見学させていただきました。

新しい建てられたこのセンターの中には緊急時のための様々な対策があり、

震災の教訓を多く感じる場面がありました。

 

特に、二階にある大会議室は映画のセットのように広くて驚きました。

医療班というような役割ごとに机が分けられ、

外部と画面を通して会議を行えるなど、

大会議室内で情報を共有できる環境が整っておりました。

 

 

そして今回のプログラムではコンタミの実習もしました。

赤色の食紅を加えた試料(生物試料、灰試料)をU8容器に入れるというシンプルな作業。

作業後に養生シートに霧吹きで水をかけることで

食紅の色が浮き上がってくるという仕組みです。

 

普段分析化学を勉強している我々の腕の見せ所です!

 

E藤さんもSデも真剣です。

 

結果は…!

見えますか…?赤いです(笑)

気を付けて丁寧に実験を行ったのですが、

実験台や手袋が予想以上にコンタミしておりました。

この実習によってコンタミの経路を視覚的に実感し、

一つ一つの作業やデータの解釈を慎重に行うことの重要性を感じました。

 

最後は福大生と福島高専生、職員の方々との集合写真です。

お忙しい中、たくさんの学生を対応していただきありがとうございました。

 

Eーとう。

 

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H28度 放射線取扱主任者試験 7名合格

国家資格である「第二種放射線取扱主任者」に高貝研究室のメンバー7名が合格しました。

「放射線取扱主任者」とは,放射線障害の防止を監督する者のことで,国家資格に位置付けられます。資格は第1~3種があり,第1種と第2種には国家試験があります。第2種試験は,同年8/26(金)に実施され,当研究室からも(第58回,仙台会場で)受験しました。

(公)原子力安全技術センターより,合格者情報の公開,ならびに,試験問題と正答の掲載がありました。

その情報によると,受験者2,623名,合格者 801名,合格率 30.5% のようでした。2016年10月24日に合格者の発表があり,合格証が手元に届きました。

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ICP-MS解体

 

パーキンエルマージャパン社の協力により、

2016年12月15日に福島大学でICP-MSの解体を行いました。

 

座学では、パーキンエルマージャパン社の活動や

微量分析における精度や誤差、ICP-MSなどについて学びました。

 

そしていよいよICP-MS解体ショーです!

どんどん解体されます。

 

普段絶対に見ることができない四重極や検出器など、

学生はもちろん、先生方も興味津々です。

 

解体された部品を見て、その役割を学び、

ICP-MSという装置そのものが

まさに英知を結集した技術であるということを学びました。

私もICP-MS使ってみたい!!!と思ったので今度使います(`・ω´・)

 

お忙しい中、

貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

伊藤

 

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海外演習報告会

こんにちわ!

2016.11.30に海外演習に行ってきた学生さんたちの報告会が行われました。

人間支援システム専攻はアメリカのコロラド州立大学へ放射線について勉強をしに、

産業システム工学専攻は台湾へリサイクルの勉強,環境システムマネジメント専攻はベトナムへ水質調査に行って来たようです!!!

どの組の報告も実に興味深いものでした。

発表の様子です。

先頭バッターはN作さん

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N作さんの発表はいつ聞いてもはきはきしてわかりやすいです。

続きましてOがたさん

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キマってますね

海外での経験は、日本とはまた違う独特なものだと感じました。

来年三年生が経験することになるのでしょうか、楽しみですね。

S少年

 

 

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卒論中間発表

2016年11月16日に四年生の卒論中間発表がありました。今年は4研究室合同の発表で少し大掛かりです。

三年生も参加し,来年の自分たちのためにも真剣に見学していました。
院生の方々は暖かく見守っておられました。

発表の様子です

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あとは本番に向けて仕上げるだけです,がんばってください!!

ちなみに,,,

発表後は四年生方は生き生きとしていました笑

 

四年生方おつかれさまでした。

 

S少年

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ベトナム料理パーティー&誕生日会

2016年11月14日に,ベトナム料理パーティー&誕生日会をしました!!

ベトナム料理は留学中のトアさんが作ってくれました。

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おいしかったです!!春巻きのようなもので,皮はぱりぱりしておいしかったです。醤油にあいました
飾りつけも綺麗ですね

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11月に誕生日の方々のお祝いをしました。
こんなにたくさんいるんですね
おめでとうございます

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スイパラです

そしてなんと高貝先生もお誕生日でした!!!
プレゼントはマッサージ器でした。
日ごろの疲れを癒してください。

いつもお疲れ様です。。。

 

S少年

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国際会議「事故廃棄物の安全管理に関する研究カンファレンス(RCWM2016)」@いわき

平成28年11月7日(月)に日本原子力研究開発機構(JAEA)廃炉国際共同研究センターの主催で開催された国際カンファレンス「事故廃棄物の安全管理に関する研究カンファレンス(RCWM2016)」
(開催場所:いわき産業創造館(LATOV)6F 企画展示ホール)において,高貝が招待講演者として発表しました.

発表者: Yoshitaka Takagai, Makoto Furukawa, Yutaka Kameo, Katz Suzuki,

タイトル: ”Rapid analysis of Sr-90″.

ホームページ: https://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat05/RCWM2016.html

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国際学術会議「第12回日韓材料界面シンポジウム」@御殿場

平成28年11月2日(水)〜5日(土)に開催された、国際学術会議「第12回日韓材料界面シンポジウム」において招待講演を行いました。

シンポジウムでは、Y.Takagai 「Smart Condensation of Spherical Gold Nanoparticles in Surfactant-Rich Medium」の発表を行いました。

https://www.cheme.kyoto-u.ac.jp/2koza/jksm2016/index.html

 

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ふれあい科学館@郡山

平成28年10月22日(土)に高貝研究室のメンバーで,郡山のふれあい科学館にて,小学生を対象に科学実験講座を行いました。

講座内容は「色を取り出し、光をつくる!?」ということで,紫キャベツから色素を取り出し,身近にある洗剤やレモン汁などを使ったpH変化による色の変化みる実験と、いろいろな色素の溶液にブラックライトを当てて溶液を光らせる実験を行いました。

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それぞれに、身近にある溶液が中性、酸性、アルカリ性のどの種類になるのか予想を立てて実験を進めて行く様子は、科学の探究心に触れてもらえるいい機会だったのではないでしょうか。小学生なとが科学に触れる機会を増やせるこの活動に、今後とも協力して行きたいです。

 

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ふれあい科学館で小学生と実験しました!!!☆

皆さん、こんにちわ!

2016年10月22日に郡山のふれあい科学館で小学生と理科実験してきました!

テーマは『色を取り出し、光をつくる!?』です

紫キャベツから色素を抽出し様々なpHに調整するとなんと色見本帳になることから

身の回りの液体を紫キャベツ溶液に加えてpHの調査をしました!!

小学生の皆さんは”pH”という難しい内容についてもとても熱心に話を聞いていて

いざ、実験!!!となると率先して行動をしていました。

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自分の加えた液体で色が変わることに目を輝かせながら眺めている小学生たちがとても可愛かったです!

蛍光の実験でも興味津々な子供たち!

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私たち高貝研究室メンバーも小学生との実験をとても楽しめました(*´ω`*)

そして、楽しめたとともに小学生の皆さんが理科,科学に興味をもついいきっかけになれていたらうれしいな~と思うばかりです!!

また私たちメンバーも小学生を見習いたくさんの好奇心と興味をもって更なる勉強をしていこうと思います!!!

 

N作

 

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ハノーバー大学訪問@ドイツ

平成28年10月16日(日)〜20日(木)、ハノーファー大学ゲオルグ・シュタイン・ハウザー教授の案内により、環境放射能・放射線防護研究所をはじめとする大学施設を視察し、学生教育も含めた共同研究の可能性について意見交換を行いました。

 

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Environmental Chemistry Letters誌に論文が掲載されました。

Springer社「Environmental Chemistry Letters」に五色沼に存在するユニークな形状の天然ナノ粒子についての論文がオンライン掲載されました。

【著者/論文誌名】 Y. Takagai, R. Abe, A, Endo, A. Yokoyama, M. Konno, Environmental Chemistry Letters, 14(4), 565-569 (2016).

【タイトル】“Unique aluminosilicate-based natural nanoparticles in the volcanogenic Goshiki-numa pond”.

【DOI】 DOI: 10.1007/s10311-016-0592-0

五色沼湖沼群はdsc_0448,湖面が様々な色調を呈し,風光明媚な場所であることから福島県を代表する景勝地として知られています。五色沼湖沼群は湖沼ごとに,青色,赤色,緑色など独特の色彩が観察されます。その中でも,独特の美しい青色に呈する要因は,長年,観光客だけでなく多くの人々の興味の対象でした。これらの湖沼(毘沙門沼,青沼,弁天沼,るり沼)は,日中が最も鮮やかに見えること,また水中に銅イオンや青色色
素が溶解していないことから,青く見える要因は湖沼中のコロイド粒子による光の散乱と考えられてきました。これまで,この微粒子をアロフェンと指摘されてきましたが,五色沼湖沼群で微粒子がどのような粒子径,及び,形態で存在しているのか,さらに,散乱に寄与しているかに関しては示されていませんでした。

本研究では,五色沼湖沼群を採水して,特徴的なナノ微粒子を発見(採取)し,その粒子形状やその元素組成ついて様々な分析装置を使用して調査しました。

今回の研究で,この湖水に含まれる微粒子は,形状が円筒状で,外径が約40 nm,長さ約70 nm,円筒の中心に孔径30 nmの細孔を有する微粒子であることがわかりました。

また.非結晶性を示すケイ酸アルミニウムで構成される微粒子で,アルミニウムとケイ素の比が2:1でした。ケイ酸アルミニウム微粒子では,イモゴライトやアロフェン,ハロイサイトなどの天然化合物が知られているが,いずれも粘土質に含まれるものでした。今回,初めて,水中に浮遊するコロイド上のナノ微粒子の形状や大きさ,X線回折パターン,赤外線吸収スペクトルなどより,この化合物は異なる新しい種類の微粒子である可能性があることが分かりました。

nanoparticles

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DIY… DIM?

2016.10.6

高貝研、少し模様替えしました!!

研究室に3年生が入り、人数が増え座る場所がなかったのでデッドスペースを活用しました!

beforeの写真撮り忘れたので、このモノ達を捨て…

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私とaらたさんと3年生のi橋君と一緒にDIYして棚を作りました。Do it yourself!!!

改め、Do it myself!!!

3年生の新メンバーは追って紹介します。

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完成したときはaらたさんとテンション上がってました!Do it yourself!!(自己満)

改め、Did it myself…!!

模様替えした研究室はこんな感じに。

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皆さん、見に来て、お茶でも飲んで行ってくださいね。座る場所ないけど…

I did it!!

O型

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分析化学セミナー@福島・飯坂

2016.9.29~9.30に分析化学セミナーが福島大学と飯坂温泉にて開催されました。

今年のセミナーは福島大学で行われました。福島高専と富山高専の学生や各地から先生の方が集まりました。

まず、福島大学に集合して大学の施設見学や紹介。

次に高専生から研究内容を発表していきました。どの高専生も素晴らしい研究発表でした。

 

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そして私たちは移動して飯坂温泉・ホテル聚楽へと向かいました。

私たちは着くやいなや温泉に入りました。最高でした。気持ち良かったです~

 

夜は宴会場で豪勢なお料理を堪能しながら・・・、先生方の素晴らしい講演をいただきました。

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深夜に及ぶ講演の後・・・、翌日は朝から温泉に入り、朝食の後、福大生の発表と大取の先生方の発表でした。

皆さん堂々と発表していてかっこよかったです。

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プレゼンではたくさん興味深いお話が聞けて面白かったです。

高専生の皆さん、福大生の皆さん、先生方発表お疲れ様でした!!!

 

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最後は高貝研一の写真写りをもつ彼女でお別れしましょう!

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アディオス!!!!!

O型

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放射線科学 in Colorado

2016.9.4~15  にコロラドに行ってきました!

高貝研からはo型とn作さんが参加し、他の研究室合わせ生徒総勢7名で先生2人(途中交代)で行ってきました。

まず4日17時頃に日本を飛び立ち、4日16時くらいにアメリカに到着しました!(時差!!)

 

初日はアメリカはholidayで休憩し、二日目から本格的に授業が始まりました。

初めは大学の生徒たちと親睦を深めるためと構内見学のため、指定された人やモノを探すレクリエーション(買い物競争的なもの)をしに、大学構内を周りました。コロラド州立大学はとにかく広大で歩くだけで足が棒になりました。

構内にはりす(Squirrel)がたくさんいました。

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次にコロラド州立大学について詳しいお話を聞いた後、動物病院を見学させていただき、放射線治療の話を中心にお聞きすることができました。

物理学研究室も見学できました。

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さらに加藤先生の授業では、放射線への生物影響の話や染色体の放射線照射の実験もさせていただき、すごく貴重な経験になりました。また放射線照射施設も見ることができました。

原子炉も見学して、青白い光のチェレンコフ光を原子炉上から見ることができました。

霧箱やサーベイメータを使用して、放射線を見たり測定したりしました。

実際に放射線源を使用して実験することもできました。

 

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ロッキーマウンテンにも連れて行ってもらい、コロラドの自然も満喫しました。

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コロラド州立大学の偉い方々にもお会いすることができ、貴重なお話が聞けました。

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そしてすべてのプログラムが終了し、帰国しました!

 

コロラド州立大学の皆さんのおかげで充実した旅行になりました。

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特にhomestay先のScottさんとBuddyのDonovanにはすごくお世話になりました!! Thank you so much!!

n作さんはRionさんとNadia。Thank you so much!!

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We’ll be back in Colorado. Maybe!!

Welcome to Japan!!

 

まとめ

放射線を出す物質に触れたり、原子炉に行ったり、放射線照射施設に行ったり、標高の高いロッキーマウンテンに登ったり、飛行機で長時間移動したりでこの何日間かで放射線をそこそこ浴びました(゜.゜)

 

こちらの報告会を11月30日に行います。

 

O型

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第65回日本分析化学会年会@札幌

2016年9月14~16日、北海道大学にて開催された第65回日本分析化学会年会で

大学院生3名がポスター発表を行いました。

 

新千歳空港とても広かった(/ω゚\)

そして何よりお昼に食べた海鮮丼と鉄砲汁が衝撃のうまさ!

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札幌駅も立派で、夜にはジンギスカンもいただきました。こちらも絶品!

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景色も最高でした。

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北海道なめてました…

北海道は広くてきれいでおいしかったです(●´ω`●)

 

そうこうしている間に翌日は,発表本番でございます。

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前半戦(初日)に2名、後半戦(2日目)に1名が発表いたしました。

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M1の2名は学会がデビュー戦でドキドキでした。

短時間にわかりやすく伝えるというのは難しいですね( ´・ω・`)

各自、質問と意見をいただいてとても勉強になりました。

そしてなんと! E藤さんが最高賞のRSC Analystポスター賞、N川くんが若手ポスター賞を受賞いたしました\(^o^)/

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皆様,素敵な笑顔です(*´`)おめでとうございます!!!

 

今回の学会では、先生の先生である五十嵐先生の学会賞受賞講演、

高貝先生の特別シンポジウム講演、客員研究員・古川さんのご講演、たくさんの若手ポスターや講演を見て回り、勉強させていただきました。

 

 

空き時間にはちょっぴり北海道大学を見学しました。

クラーク博士に池に博物館にカフェに…一言で言いますと、北海道大学には何でもありました!

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Boys, be ambitious!!!

 

それでは、北海道熊コレクションでお別れです。

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以上、伊藤でした!

 

 

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日本分析化学会第65年会にて若手ポスター賞2件受賞!

2016年9月14‐15日,「日本分析化学会第65年会」(北海道大学)が開催されました。

若手ポスターセッションで発表された講演245件から,本研究室の遠藤新さん(M2),および,中川太一さん(M1)が若手ポスター賞に選ばれました。

遠藤さんは,イギリス化学会(RSC)より最高賞のRSC Analystポスター賞,そして,

中川君は,日本分析化学会より若手ポスター賞が贈呈されました。

色々な大学の助教の先生方や博士課程の精鋭が居並ぶ中での受賞,本当におめでとうございます。

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日本分析化学会第65年会(札幌)で研究成果発表と特別講演を行いました。

2016年9月13日‐16日に北海道大学で開催された「日本分析化学会第65年会」において研究成果発表,ならびに,特別講演の計5件を発表しました。

(1) 温度感応性界面活性剤による金ナノ粒子のワンステップ合成・濃縮法
○遠藤 新 ・ 三浦 亮 ・ Willie L. Hinze ・ 高貝 慶隆

(2) ナノワイヤへの形状変形を伴う球形銀ナノ粒子のマイクロ抽出システム
○中川 太一 ・ Willie Hinze ・ 高貝 慶隆

(3) 表面電離型質量分析計を用いる同位体希釈-トータルエバポレーション法による極微量ストロンチウムの精密定量法の開発
○伊藤 千尋 ・ 宮崎 隆 ・ 若木 重行 ・ 鈴木 勝彦 ・ 高貝 慶隆

(4) スプリット流路を利用したオンライン固相抽出ICP-MSにおける回収率同時計測法の開発と放射性ストロンチウム90分析への応用
○古川 真・ 高貝 慶隆

(5) 【特別シンポジウム講演】  福島第一原発の汚染水対策における分析化学の挑戦
~90Srの迅速計測と要素技術の開発~
○高貝 慶隆 ・ 古川 真

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アメリカ化学会「Analytical Chemistry誌」に論文が掲載されました。

アメリカ化学会「Analytical Chemistry」に定量と回収率の同時自動計測システムについての論文が掲載されました。

【著者/論文誌名】 M. Furukawa, Y. Takagai, Analytical Chemistry, 88(19), 9397-9402 (2016).

【タイトル】“Split Flow Online Solid-phase Extraction Coupled with ICP-MS system for One-shot Data Acquisition of Quantification and Recovery Efficiency”.

【DOI】 DOI: 10.1021/acs.analchem.6b03195

【概要】

オンライン固相抽出-ICPMS法は,金属イオンの超微量分析において大変有用な分析技術の一つです。この技術は,カラムと呼ばれる吸着部位(固相抽出)と高感度分析機器(ICPMS)から成り立つ自動分析システムです。 分析ターゲット(金属イオン)を選択的かつ高精度に分析することができます。

しかしながら,実際の試料には,分析したいターゲットのほかにも様々な夾雑物が含まれています。そのため,実際の分析では,その成分の影響を受けて,分析ターゲットの回収率が変化している場合があります。これまでの方法では,回収率を直接求めることができなかったため,夾雑物が多く含まれているサンプルでは,正しい定量(分析)ができているかどうかわかりませんでした。outline

この問題解決のために、カラムをバイパスする分岐流路(スプリットライン)を新たに設ける手法を開発しました。これにより,たった1回の試料注入で,分析ターゲットの定量分析と回収率測定を同時に測定することができます。

この方法を使用すれば,たとえ試料中に定量を妨害する成分が含まれていたとしても,回収率から定量値を補正することができます。そのほかにも,本法は、様々な応用できたことを報告しております。