研究室ブログ/日々の生活・・・
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Environmental Chemistry Letters誌に論文が掲載されました。

Springer社「Environmental Chemistry Letters」に五色沼に存在するユニークな形状の天然ナノ粒子についての論文がオンライン掲載されました。

【著者/論文誌名】 Y. Takagai, R. Abe, A, Endo, A. Yokoyama, M. Konno, Environmental Chemistry Letters, 14(4), 565-569 (2016).

【タイトル】“Unique aluminosilicate-based natural nanoparticles in the volcanogenic Goshiki-numa pond”.

【DOI】 DOI: 10.1007/s10311-016-0592-0

五色沼湖沼群はdsc_0448,湖面が様々な色調を呈し,風光明媚な場所であることから福島県を代表する景勝地として知られています。五色沼湖沼群は湖沼ごとに,青色,赤色,緑色など独特の色彩が観察されます。その中でも,独特の美しい青色に呈する要因は,長年,観光客だけでなく多くの人々の興味の対象でした。これらの湖沼(毘沙門沼,青沼,弁天沼,るり沼)は,日中が最も鮮やかに見えること,また水中に銅イオンや青色色
素が溶解していないことから,青く見える要因は湖沼中のコロイド粒子による光の散乱と考えられてきました。これまで,この微粒子をアロフェンと指摘されてきましたが,五色沼湖沼群で微粒子がどのような粒子径,及び,形態で存在しているのか,さらに,散乱に寄与しているかに関しては示されていませんでした。

本研究では,五色沼湖沼群を採水して,特徴的なナノ微粒子を発見(採取)し,その粒子形状やその元素組成ついて様々な分析装置を使用して調査しました。

今回の研究で,この湖水に含まれる微粒子は,形状が円筒状で,外径が約40 nm,長さ約70 nm,円筒の中心に孔径30 nmの細孔を有する微粒子であることがわかりました。

また.非結晶性を示すケイ酸アルミニウムで構成される微粒子で,アルミニウムとケイ素の比が2:1でした。ケイ酸アルミニウム微粒子では,イモゴライトやアロフェン,ハロイサイトなどの天然化合物が知られているが,いずれも粘土質に含まれるものでした。今回,初めて,水中に浮遊するコロイド上のナノ微粒子の形状や大きさ,X線回折パターン,赤外線吸収スペクトルなどより,この化合物は異なる新しい種類の微粒子である可能性があることが分かりました。

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DIY… DIM?

2016.10.6

高貝研、少し模様替えしました!!

研究室に3年生が入り、人数が増え座る場所がなかったのでデッドスペースを活用しました!

beforeの写真撮り忘れたので、このモノ達を捨て…

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私とaらたさんと3年生のi橋君と一緒にDIYして棚を作りました。Do it yourself!!!

改め、Do it myself!!!

3年生の新メンバーは追って紹介します。

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完成したときはaらたさんとテンション上がってました!Do it yourself!!(自己満)

改め、Did it myself…!!

模様替えした研究室はこんな感じに。

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皆さん、見に来て、お茶でも飲んで行ってくださいね。座る場所ないけど…

I did it!!

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分析化学セミナー@福島・飯坂

2016.9.29~9.30に分析化学セミナーが福島大学と飯坂温泉にて開催されました。

今年のセミナーは福島大学で行われました。福島高専と富山高専の学生や各地から先生の方が集まりました。

まず、福島大学に集合して大学の施設見学や紹介。

次に高専生から研究内容を発表していきました。どの高専生も素晴らしい研究発表でした。

 

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そして私たちは移動して飯坂温泉・ホテル聚楽へと向かいました。

私たちは着くやいなや温泉に入りました。最高でした。気持ち良かったです~

 

夜は宴会場で豪勢なお料理を堪能しながら・・・、先生方の素晴らしい講演をいただきました。

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深夜に及ぶ講演の後・・・、翌日は朝から温泉に入り、朝食の後、福大生の発表と大取の先生方の発表でした。

皆さん堂々と発表していてかっこよかったです。

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プレゼンではたくさん興味深いお話が聞けて面白かったです。

高専生の皆さん、福大生の皆さん、先生方発表お疲れ様でした!!!

 

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最後は高貝研一の写真写りをもつ彼女でお別れしましょう!

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アディオス!!!!!

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放射線科学 in Colorado

2016.9.4~15  にコロラドに行ってきました!

高貝研からはo型とn作さんが参加し、他の研究室合わせ生徒総勢7名で先生2人(途中交代)で行ってきました。

まず4日17時頃に日本を飛び立ち、4日16時くらいにアメリカに到着しました!(時差!!)

 

初日はアメリカはholidayで休憩し、二日目から本格的に授業が始まりました。

初めは大学の生徒たちと親睦を深めるためと構内見学のため、指定された人やモノを探すレクリエーション(買い物競争的なもの)をしに、大学構内を周りました。コロラド州立大学はとにかく広大で歩くだけで足が棒になりました。

構内にはりす(Squirrel)がたくさんいました。

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次にコロラド州立大学について詳しいお話を聞いた後、動物病院を見学させていただき、放射線治療の話を中心にお聞きすることができました。

物理学研究室も見学できました。

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さらに加藤先生の授業では、放射線への生物影響の話や染色体の放射線照射の実験もさせていただき、すごく貴重な経験になりました。また放射線照射施設も見ることができました。

原子炉も見学して、青白い光のチェレンコフ光を原子炉上から見ることができました。

霧箱やサーベイメータを使用して、放射線を見たり測定したりしました。

実際に放射線源を使用して実験することもできました。

 

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ロッキーマウンテンにも連れて行ってもらい、コロラドの自然も満喫しました。

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コロラド州立大学の偉い方々にもお会いすることができ、貴重なお話が聞けました。

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そしてすべてのプログラムが終了し、帰国しました!

 

コロラド州立大学の皆さんのおかげで充実した旅行になりました。

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特にhomestay先のScottさんとBuddyのDonovanにはすごくお世話になりました!! Thank you so much!!

n作さんはRionさんとNadia。Thank you so much!!

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We’ll be back in Colorado. Maybe!!

Welcome to Japan!!

 

まとめ

放射線を出す物質に触れたり、原子炉に行ったり、放射線照射施設に行ったり、標高の高いロッキーマウンテンに登ったり、飛行機で長時間移動したりでこの何日間かで放射線をそこそこ浴びました(゜.゜)

 

こちらの報告会を11月30日に行います。

 

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第65回日本分析化学会年会@札幌

2016年9月14~16日、北海道大学にて開催された第65回日本分析化学会年会で

大学院生3名がポスター発表を行いました。

 

新千歳空港とても広かった(/ω゚\)

そして何よりお昼に食べた海鮮丼と鉄砲汁が衝撃のうまさ!

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札幌駅も立派で、夜にはジンギスカンもいただきました。こちらも絶品!

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景色も最高でした。

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北海道なめてました…

北海道は広くてきれいでおいしかったです(●´ω`●)

 

そうこうしている間に翌日は,発表本番でございます。

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前半戦(初日)に2名、後半戦(2日目)に1名が発表いたしました。

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M1の2名は学会がデビュー戦でドキドキでした。

短時間にわかりやすく伝えるというのは難しいですね( ´・ω・`)

各自、質問と意見をいただいてとても勉強になりました。

そしてなんと! E藤さんが最高賞のRSC Analystポスター賞、N川くんが若手ポスター賞を受賞いたしました\(^o^)/

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皆様,素敵な笑顔です(*´`)おめでとうございます!!!

 

今回の学会では、先生の先生である五十嵐先生の学会賞受賞講演、

高貝先生の特別シンポジウム講演、客員研究員・古川さんのご講演、たくさんの若手ポスターや講演を見て回り、勉強させていただきました。

 

 

空き時間にはちょっぴり北海道大学を見学しました。

クラーク博士に池に博物館にカフェに…一言で言いますと、北海道大学には何でもありました!

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Boys, be ambitious!!!

 

それでは、北海道熊コレクションでお別れです。

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以上、伊藤でした!

 

 

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日本分析化学会第65年会にて若手ポスター賞2件受賞!

2016年9月14‐15日,「日本分析化学会第65年会」(北海道大学)が開催されました。

若手ポスターセッションで発表された講演245件から,本研究室の遠藤新さん(M2),および,中川太一さん(M1)が若手ポスター賞に選ばれました。

遠藤さんは,イギリス化学会(RSC)より最高賞のRSC Analystポスター賞,そして,

中川君は,日本分析化学会より若手ポスター賞が贈呈されました。

色々な大学の助教の先生方や博士課程の精鋭が居並ぶ中での受賞,本当におめでとうございます。

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日本分析化学会第65年会(札幌)で研究成果発表と特別講演を行いました。

2016年9月13日‐16日に北海道大学で開催された「日本分析化学会第65年会」において研究成果発表,ならびに,特別講演の計5件を発表しました。

(1) 温度感応性界面活性剤による金ナノ粒子のワンステップ合成・濃縮法
○遠藤 新 ・ 三浦 亮 ・ Willie L. Hinze ・ 高貝 慶隆

(2) ナノワイヤへの形状変形を伴う球形銀ナノ粒子のマイクロ抽出システム
○中川 太一 ・ Willie Hinze ・ 高貝 慶隆

(3) 表面電離型質量分析計を用いる同位体希釈-トータルエバポレーション法による極微量ストロンチウムの精密定量法の開発
○伊藤 千尋 ・ 宮崎 隆 ・ 若木 重行 ・ 鈴木 勝彦 ・ 高貝 慶隆

(4) スプリット流路を利用したオンライン固相抽出ICP-MSにおける回収率同時計測法の開発と放射性ストロンチウム90分析への応用
○古川 真・ 高貝 慶隆

(5) 【特別シンポジウム講演】  福島第一原発の汚染水対策における分析化学の挑戦
~90Srの迅速計測と要素技術の開発~
○高貝 慶隆 ・ 古川 真

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アメリカ化学会「Analytical Chemistry誌」に論文が掲載されました。

アメリカ化学会「Analytical Chemistry」に定量と回収率の同時自動計測システムについての論文が掲載されました。

【著者/論文誌名】 M. Furukawa, Y. Takagai, Analytical Chemistry, 88(19), 9397-9402 (2016).

【タイトル】“Split Flow Online Solid-phase Extraction Coupled with ICP-MS system for One-shot Data Acquisition of Quantification and Recovery Efficiency”.

【DOI】 DOI: 10.1021/acs.analchem.6b03195

【概要】

オンライン固相抽出-ICPMS法は,金属イオンの超微量分析において大変有用な分析技術の一つです。この技術は,カラムと呼ばれる吸着部位(固相抽出)と高感度分析機器(ICPMS)から成り立つ自動分析システムです。 分析ターゲット(金属イオン)を選択的かつ高精度に分析することができます。

しかしながら,実際の試料には,分析したいターゲットのほかにも様々な夾雑物が含まれています。そのため,実際の分析では,その成分の影響を受けて,分析ターゲットの回収率が変化している場合があります。これまでの方法では,回収率を直接求めることができなかったため,夾雑物が多く含まれているサンプルでは,正しい定量(分析)ができているかどうかわかりませんでした。outline

この問題解決のために、カラムをバイパスする分岐流路(スプリットライン)を新たに設ける手法を開発しました。これにより,たった1回の試料注入で,分析ターゲットの定量分析と回収率測定を同時に測定することができます。

この方法を使用すれば,たとえ試料中に定量を妨害する成分が含まれていたとしても,回収率から定量値を補正することができます。そのほかにも,本法は、様々な応用できたことを報告しております。

 

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英国王立化学会『Chemical Communication』誌に研究成果掲載&バックカバーでハイライトされました。

イギリス王立化学会の『Chemical Communication』誌のissue 65 (4th Aug 2016)に研究成果が掲載されるとともに,当該号のバックカバーデザインに選ばれました。

【著者/論文誌名】Yoshitaka Takagai, Ryo Miura, Arata Endo, Willie L. Hinze, Chemical Communications, 2016, 52,10000-10003.

【タイトル】One-Pot Synthesis with in situ Preconcentration of Spherical Monodispersed Gold Nanoparticles using Thermoresponsive 3-(Alkyldimethylammonio)-propyl Sulfate Zwitterionic Surfactants

【カバーデザイン】 RSCのサイトより,PDFが無料でダウンロードできます。   1

【概要】

金ナノ粒子(AuNP)は,様々な分野で応用されている最先端の機能性材料の一つです。しかし,AuNPは,濃度が高いと容易に凝集してしまう性質があります。したがって,高濃度の状態で,AuNPの単分散の状態を保つことは大変困難です。本研究では,温度感応性界面活性剤を用いることで,合成・濃縮・抽出のプロセスをワンステップで行い,単分散状態の高濃度のAuNPを作ることに成功しました。界面活性剤には,両性イオン界面活性剤を使用して,金イオンからワンステップで合成・濃縮・抽出し,市販のAuNP溶液の約250倍の高濃度状態を作成しました。この状態は,室温で少なくとも3ヵ月間以上,維持できることを実証しました。

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ディスカダ BBQ!!!!

2016年6月18日にBBQをしました!

今回はAレックスさん企画で、メキシコ料理のディスカダを作ってくださるということで開かれました!

高貝研究室のイベントはアメリカンスタイルで研究室のメンバーの家族や友達、恋人も勢ぞろいで行いました。

多くの方々が集まり、賑やかなものとなりました。

 

こちらがAレックスが作ってくれたディスカダです。これをピタパンのようなものに載せて、チリソースをかけたら出来上がり!とっても美味しかったです!デリシャス!

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他にも美味しいお肉をお腹破裂寸前まで食べました。

これはnさんがみんなに肉や野菜を串に刺す刺し方を指導しているところです。「ほら、こうやるんだよ。」

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みんな楽しそうでなによりでした。Aレックスさんグラサンかっちょいい…

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夏っぽいですね。

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夏前の良い思い出になりました。これで暑い夏を越えれそうですね。

これから皆さん試験やら学会やらありますので、これを糧に頑張りましょう!

 

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Analytical Sciences誌に研究成果が掲載され、Hot Articles(注目論文)に選ばれました。

2016.6.13付け,当研究室の研究成果が日本分析化学会の英文専門学術誌 『Analytical Sciences 』誌の6月号に掲載され、当該月号のHot Articles(注目論文)に選出されました。

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【著者/論文誌名】 T. Ohtomo, A. Yokoyama, M. Konno, O. Ohno, S. Igarashi, Y. Takagai*,  Analytical Sciences, 32(6), 623-629 (2016) .

【タイトル】“β-Cyclodextrin as a metal-anionic porphyrin complexation accelerator in aqueous media

【概要】 ポルフィリン化合物は,分析化学に限らず,化学分野の多くで利用される機能性分子の一つです。そのなかでも水溶性ポルフィリンは,金属イオンと反応して鋭敏な色彩変化や蛍光を発行するため,センサーや分子認識素子として利用されています。ポルフィリンは分子の中心に金属イオンを受け取るスポットがありますが,加熱や超音波などの強いエネルギーを加えないと金属イオンと反応しづらいという難点がありました。これは,生体試料やナノ構造を含む試料に応用する際に,変性や凝集の原因となってしてしまうため,その分野では,ポルフィリンを使用したセンサーや分子認識ができないという問題がありました。

今回,私たちの研究では,11種の金属イオン(Ag (I), Cd (II), Co (II), Cu (II), Fe (II), Fe (III), Mn (II), Pb (II), Pd (II), Sn( II), Zn(II))とアニオン性ポルフィリンの代表格である5,10,15,20-tetraphenyl-21H,23H-porphinetetrasulfonic acid(TPPS4)が,β-シクロデキストリン(β-CD)を加えることで反応が加速される効果を見出しました。また,この反応が加速する効果を,特殊な条件ではなく,ごく日常的な常温の水溶液中で実証することができました。これまで金属ポルフィリンの錯形成反応に要求されてきた加熱や超音波照射操作が必要なくなり,より温和な条件での反応加速に成功しました。この効果は,CD-TPPS4-金属イオンの三元錯体(バイキャップ錯体)を形成することで,錯形成反応を加速させていることが分かりました。また,この効果は,β-CDでしか反応加速を見せない珍しい例であることも確認されました。この研究により,ポルフィリンの適応範囲がより広がるものと期待しています。

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加藤宝光先生の講演会@福島大学

平成28年6月1日(水), コロラド州立大学 環境放射線保健科学学部 准教授 加藤宝光先生をお招きして,「低線量放射線の影響」についての講演が開催されました。低線量放射線の生物影響についての知見は,廃炉作業における防護や汚染地域における生物への影響評価等,福島第一原子力発電所に関連する諸課題を考える基礎として極めて重要です。本講演では,放射線による発がんのメカニズムの説明,低線量放射線でおこる生物影響,遺伝子変異が引き起こす放射線感受性など,低線量放射線の生物影響について学ぶことができました。

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新年度会&餃子パーティー

4月7日に新年度会、4月20日に餃子パーティーが行われました。

7日の新年度会では、高貝研に新しく佐藤Tさんを迎え、

さらにパーキンエルマーのF真さんが正式に高貝研メンバーとなり、

鈴木Sさんが研究員として高貝研に残ることになりました!

さらに高貝研メンバーも増え賑やかになりました。

場所は鳥政でみんなでわいわい楽しかったです。

鳥政の餃子ともつ焼きはサイコーでした。〆の🍙もいろいろ種類があり注文にてんやわんやしましたが、抜け駆けして🍜を注文しちゃいました☻

その日は私の誕生日ということもあって、自撮り棒いただきました。佐藤Rさんとたくさん自撮りし合っちゃいました☺22歳になりました☺🎶

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20日の餃子パーティーでは高貝先生のご家族も一緒に餃子を作りました!

隣の研究室のAさんもいらっしゃったので、混ざってもらいました。

餃子の皮を練るところ~焼くまで、慣れていなくて時間がかかってしまいました。主婦である高貝先生の奥さんとYさんは手際良く作っていて感動しました。

私たちが作った餃子の方は皮が厚く、食べごたえがありました。笑

また次回も楽しみにしてます!!先生!!

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五色沼の青色色彩に関する研究成果報告/新聞掲載@福島民友

 

平成28年3月14日(月),五色沼湖沼群の青色色彩に関する研究報告が福島民友(23面),福島民報新聞(5面)に掲載されました。

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卒業式☺

平成27年度卒業者は鈴木崇太さん、伊藤千尋さん、中川太一さん。

ご卒業おめでとうございます。

3人とも高貝研に携わっていてくださるということで、

皆さんこれからもよろしくお願いいたします。

 

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同位体比計測実習@JAMSTEC高知コア研

平成28年3月22日(火)~23日(水)に,  同位体比計測の実習をJAMSTEC高知コア研にて行いました。

 

 

 

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核種分析実習@化研

平成28年3月14日(月)~16日(水)に,  放射性ストロンチウムの分析方法に関する実習を(株)化研にて行いました。

 

 

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Pittcon2016(アメリカ・アトランタ)

o形、a部、n作と先生は3月6日から10日までアメリカ・アトランタで開かれたPittconに参加してきました!!

成田からアトランタ空港まで12時間飛行機に揺られ、無事アメリカに着陸しました。

わ~お、アメリカの香り~見渡す限り外人さん~。あ、ここでは私たちが外人か‼‼てへっ

そんな中、初日m移動日で,2、3日目私たちはPittconに向かいました。

Pittconでは会場はとにかく壮大で、素晴らしかったです!

展示には分析化学に関する、あらゆる機器や装置、ポンプなどの部品を出品していて見たことのないものもたくさんありました。

世界の最先端の技術に驚かされました。日本の企業や日本企業のみのブースがあり、親近感がわき、嬉しく思いました。

海外という場所なのですべて英語で戸惑うことが多々ありましたが、大学の講義では絶対に経験することができない、海外という場での経験は、他国での研究状況・開発を知れ、非常に刺激を受けました。

Pittconの会場でお土産をタダでいっぱい貰ってきました~

 

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朝飯や夕食はアメリカンサイズなお食事をしました。

念願のワッフルハウスだけども、時差ボケで胃袋がきつかったワッフル。

美味過ぎたステーキ。某企業の会食にも出席させていただいて、すごい貴重なお話が聞けました。

某高層ホテルの最上階で、景色が360°展望できる、ものすごいところでした!

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空いた時間で少しだけ駆け足で観光しました。ジョージア水族館、コカ・コーラ博物館,CNN。

ガイドのお姉さん、もはや早すぎて何て言ってるか聞き取れなかった。

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とっても勉強になり、充実した3日間となりました。

 

o形

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放射線教育プログラム@コロラド州立大学

平成28年2月27日(火)~1日(火),  文部科学省・国家課題対応型研究推進開発事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業(廃止措置研究・人材育成等強化プログラム)」において,人材教育のための今後の打ち合わせをコロラド州立大学にて行いました。基本的な合意を元に来年度から学生や教員を派遣していきたいと考えております。

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Pittcon2016@アトランタ

平成28年3月6日(日)~9日(水),  アメリカのアトランタにて行われた国際学会Pittcon2016に参加しました。

日本では体験できない分析機器の実機とそのメカニズム,さらには,海外における計測機器のベンチャー企業の独創的な発想と実現力を体感し,また,併設されている海外の学生たちのポスターの表現力とアクティビティーを見ることにより,自らの研究に活かすことを目的としています。

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同位体測定や放射線測定の実習@SUREC(イギリス・グラスゴー)

平成28年3月2日(木)~6日(金),  同位体測定や放射線測定の実習を、SUREC(イギリス・グラスゴー)にて行いました。

SURECにはかつて研究用の原子炉があり,それを廃炉にした経験があるため,学ぶことが沢山ありました。SURECでは,同位体比分析に特化した研究施設があり,様々な種類の同位体比質量分析計をゆうしています。特に,高度な前処理装置や前処理の徹底した技術の水準の高さが目につきました。2日目以降は,放射線計測のグループと加速器質量分析(AMS)のグループに分かれて,実習を行いました。同位体測定や放射線測定を行う装置などの見学とその仕組みについて学びました。

 

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SUERC訪問 ( イギリス スコットランド)

Hello!!

私たちはイギリス,スコットランドのSUERCに行って参りました*\(^o^)/*

 

飛行機を降りてみると

街並みはまるで映画の世界に迷い込んだよう!!

聞こえてくるのはEnglish English English !!

空気の味も日本とはどこか違うような…!!

グラスゴー大学ではWattやLord Kelvinなどたくさんの偉人の恩恵を受けてきました ♬.◦*

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さてさて,お目当てのSUERCはといいますと…

ひゃー!!!『分析装置』と一言でいってもたくさんの装置があるのですね Σ(・ω・ノ)ノ

抱きしめられそうな小さなものから建物1つが装置という大きすぎるものまで…!?

 

そして会話や質問はもちろん英語!!

英会話の苦手な私はオロオロするところもありましたが

研究員のみなさんは何度も丁寧に説明してくださいました!

やはり,素晴らしい研究は素敵な人から生まれ出てくるものなのでしょうか(^^)??

私も頑張らねば(・`Δ・´)!!

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こちらは高貝研究室の I さんが相棒のTIMSくんを紹介している様子 !!

海外でも I さん大活躍でした☆*:

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SUERCの研究員のみなさん,貴重な経験をさせていただきありがとうございました!!

見るもの聞くもの全てが新鮮でどきどきの海外研修となりました (*´ `*) ✨

 

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海洋研究開発機構「JAMSTEC」@横須賀

2016年2月18・19日に海洋研究開発機構JAMSTECで行われた研修に参加してきました!

 

JAMSTEC見学では海底探査機しんかい6500や船の部品などを見たり、説明が聞けたりしました。

私は初めて磁場型のICP-MSを見ました!とにかく大きかったです。

i籐さんは試料調整からTIMSによる測定、ディスカッションを行っていました。

そしてクリーンルームには一切のホコリも入らないように重装備で、エアシャワーを浴びて中に入れてもらえました。

中はクラス100で、クラス100とは1フィート立方中に0.5ミクロン以上の微粒子が100個以下であることで、汚染にはかなり気を使っているそうです。

岩石中に含まれる同位体を取り出す作業を行っていて、カラムを何度も通して分離させていました。

JAMSTECでは同位体比分析を行って、地球の内部組成を把握し、地球史の年代測定を行っていると聞いて、話が壮大過ぎて驚きました。

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こちらが海底探査機しんかい6500とその中です。

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そして深海の仲間たち。

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先生の一眼レフの性能と撮り方が上手過ぎて、リアル。。。。

さらに夕飯の新鮮なお刺身はかなり美味しそうに撮れてます。じゅる。。。

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JAMSTECの方々はみんなお優しい方々で充実した2日間が過ごせました!

とても勉強になり、良い経験になりました!この場で感謝申し上げます。

みなさんの学歴が東○大と、あとで聞いたときは驚愕しました。

 

他にも前日の17日に鎌倉を散策しました~

小町通りをぶらりして、みんなでシラス釜飯丼を食べました。それから鶴ヶ岡八幡宮に行き、おみくじ引きました!!学生3人で引いたところ、、、

なんと、、、

O形は末吉。

i籐さんとnさくさんは同じ、、、

『凶』

お大事に。。。

それから建長寺、円覚寺に行きまして、カフェでパンケーキを食べました。

どこも風流があって良いとこでした。

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そして鎌倉の醍醐味、大仏へ‼‼‼

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御覧の通り、大仏さんはご出張なされていたそうでおりませんでした。

ちーん。

がっちりマンデー

こちらの写真は2月21日に放送されました、「がっちりマンデー」の写真です。

しっかりと見させていただきました!

 

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同位体比計測とクリーンルームの実習@JAMSTEC(神奈川県)

平成28年2月18日(木)~19日(金),  同位体比計測、クリーンルームでの実習をJAMSTECにて行いました。

 

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卒論発表会‼‼‼

2016年2月12日に卒論発表会が行われました!!

高貝研からは3人発表しました。今までの練習の成果を発揮するとき!!!

まずSさんの発表、

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次にNさん

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高貝研、おおとりはIさん!

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みなさん練習に練習を重ね、発表前はかなり緊張してらっしゃいましたが、

終わってみると素晴らしい発表だったのではないかと思います。

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そのあとはみんなでお疲れさま会ということで夕飯を食べに、「かつ亭」に行きました!!

卒論発表の疲れを癒すべく、みんなで会話を楽しみながらボリューミーなかつを食べました~おなかいっぱい~

Nさんは特盛サイズ級のかつ丼を食べて苦しそうでした、、、小食なのに。

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そしてこのテカり!!

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うまかった~。兎にも角にも,4年生のみなさん、卒論発表お疲れ様でした~

Oがた