研究室ブログ/日々の生活・・・
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1F・2F視察

みなさんこんにちは、0花です!

 

2019.11.27に、福島第一原子力発電所(1F)と福島第二原子力発電所(2F)の視察に行きました。

到着してからまずは、講義形式で現在の1Fの状況などの説明を聞き、その後バスに乗って1Fの視察を行いました。

 

 

 

 

 

1Fではバスの中から視察を行ったのですが、いつもテレビなどを通して見ていた光景を実際に間近で目にすると当時の事故の衝撃の大きさを感じました。

 

 

 

 

 

午後には2Fの視察を行いました。

2Fでは、実際に原子炉の中に入って原子炉の中の様子を見ることができました。

原子炉の中で分かりやすく丁寧な説明をしてくださり、午前中に視察した1Fでの事故の様子がイメージしやすくなりました。

 

 

 

 

 

1F・2Fの視察はとても貴重な経験であり、今回の経験を今後の研究活動に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

 

 

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JAEA教育プログラム@東海村

皆さんこんにちは!

初投稿のN吉です。

2019年11月11日~12日に東海村で行われたJAEAの教育プログラムに参加してきました。

1日目は午前中に施設や管理区域などの説明をしていただき,午後はNUCEFやBECKYの見学をしました。

初めて聞いたことや見たものが多く,とても勉強になりました!普段見ることがない装置を実際に見ることができ,良い経験になりました。

説明を聞いている時の様子です。

2日目は午前中にJ-PARC見学,午後は福島第一原子力発電所廃棄物分析,除去土壌埋立試験についての説明をしていただき,見学もしました。

1日目同様,初めて聞いたり見たりしたことが多く,ずっと驚いていました…。

J-PARCでは装置の大きさに圧倒されていました(-_-;)

施設見学中の様子です。

私は放射線関係に関する知識があまりなかったため,初めて知ることばかりでとても良い経験になりました!

2日間にわたり貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

N吉

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日本分析化学若手交流会@東北大学で研究成果発表&ポスター賞受賞

2019年11月8日(金)、2019年度日本分析化学会東北支部若手交流会が東北大学で開催され、大学院生6名、学部生6名が参加し、研究発表(ポスター5件)を行いました。
発表タイトルは、下記のとおりです。

・青木譲,佛願道男,大沼知沙,高貝慶隆,「Pu除去におけるZr及びHfイオンを代替とするシデロホア類固定化ポリマーへの吸着評価」

 

 

 

 

 

 

・東海林達也,尾形洋昭,古川真,高貝慶隆,「ガス切替自動バルブによって支援される放射性Srと放射性Iの同時定量分析システムの開発」

 

 

 

 

 

・藁谷朱里,高貝慶隆,「混合還元剤による金ナノアーチンの合成」

 

 

 

 

 

 

・森萌芽,高貝慶隆,「曇点抽出法による高密度金ナノスターの合成と評価」

 

 

 

 

 

・鈴木李英,佛願 道男,大沼 知沙,Hinze Willie,高貝慶隆,「金ナノ粒子を包含する両性イオン型球状樹脂の開発と評価」

 

 

 

 

 

そして、鈴木さんは、優秀ポスター賞を受賞しました(発表18件の うちの3名受賞)

おめでとうございます!!

 

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日本分析化学会「分析化学」誌に微小ナノ粒子の合成に関する論文が掲載されました。

2019年10月5日付の日本分析化学会「分析化学」誌に研究成果が論文掲載されました。

【著者/論文誌名】中川太一(大学院D2)、高貝慶隆: 分析化学, 68(10), 751-755 (2019).

【タイトル】水素化ホウ素ナトリウム還元による金ナノ粒子の簡易合成と配位子置換

【DOI】https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.68.751

【概要】粒径が10 nm程度の比較的小さな金ナノ粒子はセンサー素子として有用です。しかし、その需要に反して、その粒子の大きさを合成し、水溶液中で維持することは難しく、容易に凝集していました。本論文では,2つの試薬を一度に混合するだけで10 nm以下の小さな金ナノ粒子の簡便・迅速な合成法を報告しました。

この方法で合成できる金ナノ粒子は、水溶液中に単分散状態で存在する粒径 3.9±1.4 nmであり(↓写真),その濃度は1.2 × 10^16 個/mL、言い換えると、わずか一滴(20μL)に240兆個が存在する濃度をたった15分間で合成できます。合成後,このAuNPs溶液は少なくとも3週間,その状態を維持していました。この他、配位子置換反応も見出し、広く応用できる方法となりました。

この論文は、J-Stageより無料でダウンロードできます。

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ピペット講習

皆さんこんにちは。

初投稿の0花です。

2019年10月9日、ザルトリウス・ジャパン株式会社さんによるピペットの講習が行われました。

まず、広島さんによるピペットの原理について説明がありました。

 

 

 

 

 

そして、実際に手を動かしてピペッティングテクニックを学びました。

 

 

 

 

 

スキルや経験値がピペッティング精度に影響するということなので、たくさん経験を積み重ねてピペッティングスキルを高めていきたいと思います!

 

0花

 

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アメリカ化学会「Ind. Eng. Chem. Res.」誌にウランの吸着材に関する論文が掲載されました

2019年9月25日付(冊子体)のアメリカ化学会「Industrial & Engineering Chemistry Research」誌に研究成果が論文掲載されました。

【著者/論文誌名】Y. Takagai*, M. Abe, C. Oonuma, M. Butsugan, W. Kerlin, K. Czerwinski, R. Sudowe: Ind. Eng. Chem. Res., 58(38), 17928-17936 (2019).

【タイトル】Synthesis and Evaluation of Reusable Desferrioxamine B Immobilized on Polymeric Spherical Microparticles for Uranium Recovery

【DOI】https://doi.org/10.1021/acs.iecr.9b02727

【概要】この論文は,バクテリアの代謝物の一つであるデスフェリオキサミンBを化学的に固定化した樹脂を用いてウランの吸着材を合成・評価したものです。

ウランは,世界的には核燃料で需要が伸び,また,現在では高機能性の触媒としても多くの分野での利用が期待されている物質で枯渇が懸念されています。

従来のウラン吸着剤の中でも,ウランを優先的かつ効率的に回収します。吸着量も非常に大きいです。

This work describes modification of a micropolymer resin with microorganism metabolite desferrioxamine B and the evaluation of its adsorption property for U(VI). The particles with specific sizes exhibit a uniform spherical shape, thus enabling the design of either batch or flow column systems with good adsorption ability and can endure under high pressure.

【備考】この論文は,Ind. Eng. Chem. Res. 誌(58巻(38号) 2019年)においてSupplement Coverに選ばれました↓

 

 

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地球化学会 年会

 

皆様お久しぶりです。

s少年です。2019.9月17-19日に地球化学会 年会で発表してきました。

参加者は私と先生です。

 

 

 

 

 

 

場所は東京大学でした。

かの有名な赤門です。

 

 

 

今回私はポスター発表をしてきました。

昨年発表した時よりも、議論が白熱した気がします。

きっと、成長した成果ですね。

 

 

 

 

 

私が地球化学会に参加するのは、(無事に卒業できれば…)おそらく今年が最後でしょう。

来年は、高貝研究室の誰が参加するのでしょうね。楽しみですね。

 

s少年

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日本地球科学会年会(東大)で研究成果発表を行いました。

9月17日~19日、東京大学 本郷キャンパスにおいて開催された2019年度 日本地球科学会年会に大学院生1名が参加し、研究成果発表を行いました。
タイトルは次のとおりです。

・下出凌也、宮崎隆、若木重行、鈴木勝彦、高貝慶隆、“Taアクチベーターにより発生する多原子分子が表面電離型質量分析計のSr分析に与える影響~イオン収率とX線解析プロファイルの観点より~

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高貝先生が先端分析技術賞JAIMA機器開発賞を受賞しました

高貝先生が、日本分析化学会および日本分析機器工業会が主催する「先端分析技術賞JAIMA機器開発賞」を受賞 しました。

この賞は、先端的分析技術開発(機器開発、分析・評価技術開発、分析用新規物質の開発、など)や実用化において、優秀なる業績を示した個人あるいはグループに対して授与される賞で、高貝先生の研究業績「放射性ストロンチウムの迅速分析装置の開発」が評価されました。

2019年9月12日に表彰式が行われ、日本分析化学会第68年会では受賞講演も行われました。

日本分析化学「ぶんせき」2019年8月号掲載

 

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海外演習2019

2019. 8/26~9/6の日程でコロラド州立大学での海外演習に参加してきました!

高貝研究室からはB4 1名(履修),M1 1名(研究)の参加です。

平日は大学で主に放射線に関する講義を受けたり実験を行ったりし,授業後や週末はバディと過ごしました。

【講義編】

 

 

 

 

 

 

コロラド州立大学で放射線がDNAに与える影響について実験を行いながら学習しました。

化学操作によって細胞分裂を止め,染色したDNAを観察しました。

 

 

 

 

 

 

実際に異常な染色体を観察することができ,とても面白かったです!

しかし日本人しかいなかったため,せっかく英語に慣れてきた耳が日本語モードにリセットされてしまいました…(笑)

 

 

 

 

 

 

別の日には,霧箱による石からの放射線の観察と半減期の測定実習を行いました。

写真では石から放射線がたくさん出ていることが確認できると思います。

福島大学にも霧箱はありますが,日本と比較してアメリカは放射線が多いなと目で見て実感することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

また,NaI(Tl)シンチレーション検出器をもちいて,Ba-137mの半減期を測定しました。

線源はなんと非密封…!日本では考えられないなと思いました。

得られた結果も理論値に近い値だったので良かったです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学院の講義(ロッキー山脈国立公園での放射線の測定実習)にお邪魔して,ロッキー山脈に登ってきました!(車で…笑)

私が携帯で確認した標高は3,700mと富士山と同じくらいの高さでした。山の様子が日本と違っていて,道中は岩肌がむき出しの部分が多い印象でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生さんが「ここは川の始まりで,こっち側は大西洋,向こうは太平洋に流れるんだよ」と教えてくれました。

日本では考えられないスケールの大きさですね…笑

 

 

 

 

 

 

 

 

途中立ち寄った湖で,野生のリスを見ることができました!!

こんなに近くでリスを見たのははじめてでした。

【週末編】

 

 

 

 

 

 

 

滞在中,計3回のBBQに参加しました!各家庭に写真のようなグリルがあってびっくり…

「アメリカの人たちはいつもこんなにBBQをするの?」とバディに聞いたところ,爆笑していました。

通常のBBQは,月1回程度だそうです。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リスが松ぼっくりを食べると,残された部分はエビフライの形になる」

というのをご存じですか?

私はどこかで聞いたことがあったのですが,なんと実物を見ることができました!!

思った以上にエビフライそっくりでした。(笑)

この写真を撮影した後,30個ほどのエビフライを発見しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカといえば,メジャーリーグですよね!

この日はコロラドの州都デンバーで試合があったので観戦に行きました。

残念ながら試合は負けてしまいましたが,とても楽しい野球観戦でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

野球観戦の後,遊園地に行きました。

ほとんどが絶叫系だったのはアメリカだからでしょうか…

私は絶叫系が乗れないのですが,一番ハードルが低そうな写真のジェットコースターに乗ってみました。

怖かったです(笑)

楽しかったのですが,しばらく遊園地はいいなと思った日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

日の夕方,バディの家で休んでいて庭に出てみると…

ステーキ級の大きさのお肉を庭で焼いていました。(笑)

日本では考えられない大きさのお肉でした…

「アメリカは肉が安いからこういうこともあるよ」とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

バディの家ではジャーマンシェパードのミックス犬を飼っていたので,たくさん遊んできました!

実家で小型犬のチワワ2匹を飼っているので,中型犬と遊ぶことはほとんどなく,とても新鮮で楽しかったです!

そして何より人懐っこくてとても可愛かったです…

コロラドは中・大型犬が多かったのですが,ハイキングに連れていくため大きい犬種が好まれるそうです。

 

【まとめ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語での講義・意思疎通など大変なことも多かったですが,海外で2週間弱を過ごすという貴重な経験をすることができました。

一番大変だったのは時差ボケ,その次に食事の味の濃さ,その次に英語でした。(笑)

滞在終盤はお茶漬けが食べたくて仕方なかったので,帰国後すぐに東京駅でお茶漬けを食べました。

機会があったらまたアメリカへ行きたいと思います!

A-No

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みちのく分析科学シンポジウム

皆さんこんにちは

W谷です

2019年7月20日に東北大学の環境科学研究科(仙台市)で行われました,

みちのく分析科学シンポジウムに参加してきました

今回はポスター発表でW谷,A木が発表を行いました

 

移動中,

今回が初めての発表だったので,私の心臓はバックバクでした(-_-;)

 

では,発表の様子を…

 

W谷氏,発表がひと段落してホッとしているようです

A木氏,質問を受けているところでしょうか…たくさん人が来ていましたね

 

発表が終わった後は有意義な発表ができて,

二人ともにやけ顔が止まらかったです

 

講演が終わった後に表彰が行われ,

私…

”優秀ポスター賞”いただきました

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの方にご協力いただき,賞をとることができました

ありがとうございます

まだまだやらなければいけないこと勉強しなければいけないことが沢山あるので

日々精進していきたいと思います

 

帰りに回らないお寿司を食べて祝勝会!

 

すいません…回らないお寿司に感動しすぎて写真…

 

撮り忘れました

 

W谷

 

 

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みちのく分析科学シンポジウム(@東北大・仙台)で研究成果発表を行い,優秀ポスター賞を受賞しました。

2019年7月20日(土)東北大学環境科学研究科(仙台市)において、みちのく分析科学シンポジウムが開催されました。当研究室からは、大学院生の藁谷および青木が研究成果発表を行いました。

発表題目は、以下のとおりです。

・藁谷朱里、高貝慶隆「混合還元剤による室温での異方性金ナノ粒子の合成と分光学的特性」

  この発表で,藁谷は、優秀ポスター賞(発表者17件中,3件)を受賞しました

・青木譲、阿部未姫、佛願道男、大沼知沙、藤原健壮、高貝慶隆、「デスフェリオキサミンB固定化マイクロポリマーを用いる強酸性溶液中のジルコニウムおよびハフニウムイオンの吸着挙動

 

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東京電力HD様から感謝状贈呈

2019年7月5日(金)、東京電力ホールディングス株式会社様より福島大学に対して「難分析核種計測法の開発による福島第一原子力発電所廃炉作業効率化への貢献」の名目で感謝状が贈呈されました。

贈呈式は福島大学にて行われました。これは当研究室が中心となって開発した「放射性物質ストロンチウム90の自動分析装置」により、従来は2週間から1か月程度かかっていた廃炉分析業務の分析時間が30分程度に短縮したことによるものです。この装置は、2014年12月から福島第一原発構内で活用されています。

感謝状「貴学は難分析核種である放射性ストロンチウムを迅速に計測する手法を開発されました。
  この技術により,福島第一原子力発電所における汚染水分析の作業を迅速かつ確実に
  行うことが可能となりました。本技術開発にあたり,事故後早い時期から発電所の現場に
  率先して来所され,当社と密に協調いただき,分析業務に携わる当社社員の技術力向上にも
  ご尽力いただきました。そのご尽力・ご功績に対し,ここに感謝の意を表します。」

また、この内容は、地元の新聞紙にも掲載されました。

2019年7月6日 福島民報 4面(←ここをクリック)

2019年7月6日 福島民友 5面(←ここをクリック)

 

 

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国際学会 ICASS@モントリオール(カナダ)にて招待講演を行いました。

2019年6月25日~30日、カナダ・モントリオールのMarriott Montreal Airport In-Terminal Hotelにおいて、「63rd International Conference on Analytical Sciences and Spectroscopy (ICASS)が開催され、高貝先生が招待講演を行いました。

講演タイトルは、下記のとおりです。

Y. Takagai, M. Furukawa,“Dual spray chamber for ICP-MS or ICP-OES —Simultaneous Measurement of Incompatible Elements”.

 

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アメリカ化学会「ACS Omega」誌に生鮮食品中のSr-90分析法に関する論文が掲載されました

2019年6月28日のアメリカ化学会「ACS Omega」誌に研究成果が論文掲載されました。

【著者/論文誌名】M. Furukawa, K. Takagi, H. Matsunami, Y. Komatsuzaki, T. Kawakami, T. Shinano, Y. Takagai*: ACS Omega, 4(6), 11276-11284 (2019)

【タイトル】Rapid Quantification of Radioactive Strontium-90 in Fresh Foods via Online Solid-Phase Extraction–Inductively Coupled Plasma–Dynamic Reaction Cell-Mass Spectrometry and Its Comparative Evaluation with Conventional Radiometry

【DOI】https://doi.org/10.2116/analsci.34.387

【概要】この論文は,果実や水産物などの生鮮食品のなかに含まれている放射性ストロンチウムを30分程度で測定できる方法に関する論文です。当研究室でこれまでに開発してきたICP-MS法でこれらの生鮮食品を測定できること実証し,また,一般的に用いられている放射線分析(公定法)との比較,例えば,分析精度や分析感度,繰り返し再現性などについて研究した論文です。

This paper describes a rapid quantification method for radioactive strontium (Sr-90) in fresh foods (perishable foods) and has been comparatively evaluated with the common classical radiometric quantification method. 

【備考】オープンアクセスのため,購読費用が発生しません。

Cited from ACS Omega

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HPLC2019(ミラノ ビコッカ大学)

皆さんこんにちは
I橋です。

今回私は、2019年6月16~20日に開催された国際学会「HPLC2019」で研究成果を発表してきました。
会場はイタリア、ミラノだったため片道12時間の飛行機で現地へ向かいました。

↓緊張のあまり汗が止まらない私といつも通りの先生です。

 

 

 

 

 

(笑おうと頑張っていますが、笑顔が引きつっています…)

 

 

 

 

 

 

(仲の良い先生方との再会に満面の笑みの高貝先生)

英語での発表と質問に心が折れそうになりながらも、

なんとかやり遂げることができました。

ミラノでの開催ということで、異文化に触れることもでき、人としても少しだけ成長することができたと思います。

I橋

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国際会議HPLC@ミラノ(イタリア)で研究成果発表を行いました

2019年6月16日~20日、イタリア・ミラノにあるビコッカ大学において、48th International Symposium on High-Performance Liquid Phase Separations and Related Techniques(HPLC 2019)が開催され、研究成果発表を行いました。

発表タイトルは、下記のとおりです。

・Iwahashi, W.L. Hinze, Y. Takagai, “Manipulation of the cloud point temperature of triton x-100 and its application for the cloud point extraction and high performance liquid chromatography – mass spectrometric quantification of veterinary medicine macrolides”

 

・Y. Takagai, K. Yamazoe, M. Butsugan, C. Ohnuma, W.L. Hinze,”Synthesis and characterization of zwitterionic-type resin for high performance liquid chromatography and its application to amino acids separation”

 

 

 

 

発表の様子。

 

 

親愛なるProf. Colyer先生。久しぶりの再会でした。

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アメリカ化学会「ACS Omega」誌に福島第一原子力発電所事故前後の土壌中のSr90濃度分布に関する論文が掲載されました

2018年12月21日のアメリカ化学会「ACS Omega」誌に研究成果が論文掲載されました。

【著者/論文誌名】M. Konno, Y. Takagai*: ACS Omega, 3(12), 18028-18038 (2018).

【タイトル】Determination and Comparison of the Strontium-90 Concentrations in Topsoil of Fukushima Prefecture before and after the Fukushima Daiichi Nuclear Accident

【DOI】https://doi.org/10.1021/acsomega.8b02640

【概要】この論文は,福島第一原子力発電所(1F)事故前後において放射性ストロンチウムがどの程度,福島県内の土壌に沈着したかを正確に検証した論文になります。1F事故以前に,大気核実験などで土壌に沈着したSr-90もあるので,1F事故によるSr-90かどうかは事故の前の土壌を計測するしか,それを知るすべはありません。私たちの研究グループは,事故前後の土壌サンプルを計測し,どのような分布になり,将来どのような推移をするのかを化学的に検証した論文です。

【備考】この論文は,アメリカ化学会ACS Omega誌の2018年Altmeric(オルトメトリクス)スコアで3位であったと発表されました。⇒ 記事

To precisely understand the status of scattered strontium-90 (Sr-90) after the 2011 accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (F1-NPP) of Tokyo Electric Power Company (TEPCO), the measurement of the soil samples collected both before and after the day of the accident from the same sampling locations is necessary. However, very few reports have investigated the background contaminant data before the accident even though several studies have been conducted to investigate the effects of the F1-NPP accident. To address the lack of the passed Sr-90 information and reestablished baseline, this study focuses on the stored topsoil samples that are collected from the same sampling locations from the Fukushima Prefecture before and after the F1-NPP accident, which are analyzed for obtaining the Sr-90 concentrations. The results of our investigation exhibited that the Sr-90 concentrations in the Fukushima Prefecture soils  that were collected before and after the accident from identical sampling locations.

【備考】オープンアクセスのため,購読費用が発生しません。

Cited from ACS Omega

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H30度卒業式(学長賞&学業成績優秀者賞)

こんにちは。高貝研究室教務補佐子ズ 丸一補佐子です。

卒業式の報告をまじめに書こうと思ったのですが、卒業生のとびきりの笑顔が満載でしたので、今回はブログ形式でお届けします。

3月25日(月)高貝研究室の卒業生、修了生9名が卒業の日を迎えました。


まずは、恒例の研究室での集合写真 先生がご満悦の笑顔です☆彡

 

卒業生が多いので、この日はとにかく華やかな研究室となりました☆

♡「可愛い~」の連発♡

そして、学長賞おめでとうございます!!

化学式の柄のネクタイがポイントなんですよ~

なんの化学式か補佐子にはわからなかったのですが・・・

こちらのお二人は、学業成績優秀者です♪

みんな、すごいです~!

(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチパチパチ

卒業生&高貝研究室 これからも頑張ります!

今後もよろしくお願いします

 

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NDEC-4で研究成果発表およびポスター賞を受賞

2019年3月23日(土)富岡町文化交流センター 学びの森(福島県双葉郡富岡町)において、次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC4)が開催されました。福島大学からは、大学院生がポスター発表及び研究室メンバーが参加しました。

ポスタータイトルは、以下のとおりです。

・阿部未姫、佛願道男、大沼知沙、Sudowe Ralf、高貝慶隆「ヒドロキサム酸固定化マイクロポリマーの合成と核燃料元素吸着特性評価」

・下出凌也、伊藤千尋、宮崎隆、若木重行、鈴木勝彦、高貝慶隆、「前処理を用いない90Sr分析法の開発及び高感度測定を目的とするノイズの特定」

・小田島瑞樹、古川真、鈴木勝彦、平田岳史、高貝慶隆「レーザーアブレーションを用いる微量Srの同位体希釈-ICP-MS分析法の開発」

・尾形洋昭、古川真、高貝慶隆、「ハイブリットチャンバーによる二つの並列分離系を備えるICP-MS分析及び放射性ストロンチウムと放射性ヨウ素の同時定量への応用

★こちらのポスターは、研究奨励賞を受賞しました。

    

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日本化学会 春季年会

こんにちは、s少年です。

日本化学会 第99回春季年会(2019年3月16~19日)に参加してきました。

今回は、口頭発表4人、ポスター発表4人+先生で大所帯での参加となりました。

会場は甲南大学岡本キャンパスでした。

口頭発表は、O形さん、O田島さん、N作さん、R丸でした。

残念ながら、口頭発表の会場は撮影禁止だったため写真がなく、かっこいい発表姿をお見せすることが出来ません。

4人とも素晴らしい発表でした。

ポスター発表は、N川さん、A部さん、I橋、私でした。

ポスター発表は写真が撮れたのでかっこいい姿をお見せできます。

ご覧ください。

議論中ですね。

貴重な意見もいただけるため、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。

下の二人は、発表している写真がなかったので、自分が作成したポスターを自慢している写真を載せておきます。


会場には、企業ブースやイベントなども行われていたので、参加してきました。

抽選会が行われていたので、参加したところ、私がどうしてもほしかったくまのぬいぐるみをN作さんが当ててくれました。

持ってる女は違いますね。

M2の方々は、規模の大きな学会での発表は最後となります。

最後の集大成を見せたような感じでしたね。

他の人たちも素晴らしい発表でした。

みなさんお疲れ様でした。

s少年


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日本化学会第99回春季年会 (@甲南大学)で研究成果発表

3月16日-19日、甲南大学岡本キャンパスにおいて開催された、日本化学会第99回年会に大学院生8名が参加し、研究成果発表を行いました。

タイトルは、下記のとおりです。

【口頭発表】
・尾形洋昭・古川真・高貝慶隆「ハイブリットチャンバーによる二つの並列分離系を備えるICP-MS分析及び放射性ストロンチウムと放射性ヨウ素の同時定量への応用」

・小田島瑞樹・古川真・鈴木勝彦・平田岳史・高貝慶隆「レーザーアブレーションを前処理法とするストロンチウムのオンライン濃縮-同位体希釈ICP-MS分析」

・鈴木李英・佛願道夫・大沼知沙・Hinze Willie・高貝慶隆「
金ナノ粒子を包含する両性イオン型球状樹脂の合成と評価」

・永作美有、Hinze Willie、高貝慶隆「両性イオン界面活性剤によって高濃度に合成・捕集された銀ナノ粒子の分散状態と構造の解明」

【ポスター発表】

・中川太一、Hinze Willie、高貝慶隆「熱応答性ミセルによる銀ナノ粒子のマイクロエマルジョン捕集」

・阿部未姫、佛願道男、大沼知沙、Sudowe Ralf、高貝慶隆「ヒドロキサム酸基を固定化したマイクロポリマーの合成と核燃料元素の吸着特性」

・岩橋弘之、高貝慶隆「TritonXを用いる曇点抽出の曇点温度の自在制御と抽出挙動に与える影響」

・ 下出凌也、伊藤千尋、宮崎隆、若木重行、鈴木勝彦、高貝慶隆 「 Identification and Development of Removal Methods as Noise Factor of Strontium 90 in Thermal Ionization Mass Spectrometry 」

 

 

 

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マクマスター大学(カナダ)研修

どうも皆さんこんにちは!I橋です。

2019 年2月27~3月10日、国際原子力人材育成イニシアティブ事業研修の一環としてカナダ・マクマスター大学に研修に行ってきました。

12時間という、長いフライトを経てたどり着いたカナダは摂氏-10度の極寒の世界でした。日本では場所により春の雰囲気も呈して来たこの頃ですが、こちらでは春の訪れはまだ先のようです。

カナダ研修2日目。

本日は、マクマスター大学に訪問して、カナダの原子力の現状の学習、授業体験、ホットセル(放射線が漏れ出さないように作られた放射性物質の取り扱い場所)の見学と盛りだくさんの1日でした。

カナダ研修3日目

本日もマクマスター大学にお邪魔して、英語でのプレゼンと他学類の研究室の見学をしてきました。午前中は、今回の研修最大の山場である英語でのプレゼン、緊張でガチガチになりながらも何とか言いたいことは伝え切った…はず。その後は、マクマスター大学の学生さんと発表に対する質問や、雑談などのコミュニケーションを少々、プレゼンが無事に終わったからか大分肩の力を抜いて話すことが出来ました。

午後は、他学科の研究室の見学をしました。

レーザーを使った研究をしている研究室だったのですが、

専門外の上にリスニングも修業が必要なので…やはり学術的な部分を学ぶにはもう三段階くらい英語の知識が必要だと身に染みました😞

カナダ研修4日目

4日目は移動日、ハミルトンからカナダへ

地図アプリを駆使しながら何とかホテルに到着

無事にチェックインを済ませ午後からトロントの観光へ

有名どころであるCNタワーや水族館の外観を眺め、満足した所で今日の観光は終了。

カナダ研修5日目

カナダ観光地といえば、そうナイアガラの滝です。

滝周辺の駅まで約2時間、周遊バスを使って移動し、そこからは歩きで向かいます。

肝心のナイアガラの滝は、想像していたよりもずっと大きく、ただただ大自然の力強さを感じるばかりで柄にもなく感傷に浸ってみたり…

もし、カナダに行く機会がありましたら是非立ち寄ってみたらどうでしょう?

きっと素敵な体験をすることが出来るはずです。

カナダ研修6日目

本日はNWMOの見学

NWMOとはカナダにおける核燃料廃棄物管理機関の略称

そこで使用済み核燃料の管理から廃棄までのプロセスの一通りを学んできました。

カナダ研修8日目

本日はHITACHIカナダで研修を行ってきました。

そこの代表と英語で2時間ディスカッションさせて頂き、カナダや会社の方針とは違ったその人個人の意見に触れることが出来、大変勉強になりました。

カナダ研修9日目
本日は午前にMIT(三井物産)、午後にはGOREWAYガス発電所の見学をしてきました。
MITは三井のグループ会社であり、現在はカナダのインフラに投資という形でエネルギー事業に深く関わっているそうです。
GOREWAYガス発電所では施設の見学をさせていただき、普段はあまりお目にかかることが出来ない、発電タービンや熱交換建屋を見ることが出来ました。

 

 

最後に、あちらで食べた食事をいくつか…どれもおいしいものばかり

今回のカナダ・マクマスター大学研修では、

普段立ち入ることのできない施設への訪問、現地の方々と英語を話すといった日本では味わえない体験ができ充実した研修となりました。

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JAEA成果報告会

こんにちは、s少年です。

2019年2月20日に、平成30年度JAEA福島研究開発部門成果報告会へ参加してきました。

会場はいわきだったので、車で楽しく向かいました。

私と、A部さん、O田島さんはポスター発表で研究報告してきました。

先輩方は発表慣れしていて、非常にわかりやすく説明していました。

ちなみに私はたじたじでした。

しかも、唯一私が説明している時の写真が、カメラのフレームがきちんと開いてなく、悪意を感じました。

また、O形さんは口頭発表しました。

会場も非常に大きく、視聴者がたくさんいる中で、素晴らしい発表をしていました。

私だったら緊張で声がひっくり変えります。

おまけ

先生がVRに夢中になっていました。

福島第一原子力発電所の炉内をVRで見れたみたいです。

VRはゲームのイメージしかありませんでしたが、廃炉のために使えると思うと感激ですね。

s少年

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H30度JAEA福島研究開発部門成果報告会で研究成果発表

2月20日(木)、いわき芸術文化交流館アリオス(いわき市)において開催された「平成30年度 福島研究開発部門成果報告会 廃炉と環境回復~若手研究者の挑戦~(主催:日本原子力研究開発機構 )」において、大学院生5名、学部生4名が参加し、そのうち1名が口頭発表、3名がポスター発表を行いました。テーマは下記のとおりです。

◆研究発表

尾形洋昭「カスケード型ICP-MSによる放射性ストロンチウムと放射性ヨウ素の同時定量分析」

◆ポスター発表

・阿部未姫、佛願道男、五十嵐淑郎、高貝慶隆、“新規ウラン吸着剤の合成と評価”

・小田島瑞樹、古川真、鈴木勝彦、高貝慶隆、“固体試料中のSr分析を目的とするカスケード型ICP-MS法の開発”

・下出凌也、宮崎隆、若木重行、鈴木勝彦、高貝慶隆、“表面電離型質量分析法のSr分析におけるタンタルの効果”