研究室ブログ Archive

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66th ICASS 2024@Niagara Falls

みなさまこんにちは。TMOです。

2024.6.26~28に行われました66th ICASS 2024@Niagara Fallsに参加してきました。

今回は,TMOとGSWさんの2人で参戦です。GSWさんとは航空券の関係で,現地のトロントピアソン空港での待ち合わせでした。実はTMOは,初のおひとりさま海外フライトで,恐る恐るでしたが何事もなく,入国審査も”顔パス”で通過しました。「余裕でした!」の婉曲表現ではなく,なぜかほんとに顔パスでした。(予習したのに…。)

トロントの空港からバスで2時間ほど移動してみますと,空港周辺の町並みはとても栄えておりました。何なのかはわからないでっかいタワーやビルが多く,道中も渋滞しているような進みでしたがナイアガラフォールズに近づくにつれて田舎風景に…。車窓からの景色を受け,「ああ,ナイアガラってやっぱり大自然の中にあるんだろうなあ」と感じたのも束の間,でかすぎるカジノタワー・ド派手で回転速度が速い観覧車・その周りの陽なアーケード街とTMOが抱いていた印象は大きく間違えていたことに気づかされました(笑)

滞在先のクラウンプラザホテルの前でバスを降り,チェックイン。

Google map上だと,ホテルの前からは滝目前のはずなのですが,あんまり見えない。7階のお部屋の窓からやっとアメリカ滝とレインボーブリッジのコラボレーションを見ることができました。ちなみに奥の方に見える(写真だと小さすぎるかも)高速道路のゲートのようなものはアメリカとのボーダーラインです。徒歩でも国境を渡ることができるスポットでした!

到着時刻は現地時間で20時過ぎでしたが,昨年のオタワ渡航でも感じたようにやっぱり明るい。

時間感覚が狂わされます。ちなみに今回の渡航中,時差ボケが改善されることはありませんでした…。

これが1番つらかった。後に大事件を生みます。

さて,ほぼ寝れていませんでしたが寝て起きると学会初日です。GSWさんの招待講演も,TMOのポスター発表もこの日が出番です。そんな我々の発表風景をぱしゃり。GSWさんのスライドはどれも美しく,全部で11枚も写真を撮っておりました。スライドの半分ほどを撮ってました。我ながら熱心なファンのようでした。

TMO自身の発表はというと…正直なところ「もうひと頑張りできたな」という気持ちでした。40分の発表時間のうち,後半は疲れてしまったのもありますがもっと質問に対してストレートに応答できたなあ…と反省です。もっと学ばなければなりません。

 

気を張り続けていたこともあって2人とも発表後は疲労困憊でした。

しかし,休息する間もなくマジックショーを見ながらのレセプションです。マジックシアターまでは徒歩で移動しましたが,生憎の雨です。普通は嫌がるかもしれませんが,TMOにとってはサンプリングタイムです。なんと今回はGSWさんが協力してくださりました!これで採水協力者のリストにGSWさんも仲間入りです。

今回鑑賞するのは,ナイアガラフォールズの街に個人シアターを持つマジシャンのショーです。

彼の肩書きはWORLD CHAMPION MAGICIANですよ?凄そうですよね。

しかし同じテーブル席になったICASSメンバーに彼を知っている人は誰も居ません(笑)

ショーは約2時間。アッと驚くようなマジックがいくつもありましたが,箱系のマジックの多さが気になってしまいました。また,もともと疲れていたことと寝不足も相まって後半は睡魔に襲われてしまいました。しかし,あんなに眠かったのにベッドに入ると前日と同様に数時間で目が覚めてしまいました。

学会2日目,3日目は他のプレゼンターの口頭発表を見に行きました。

各々で見たいジャンルの発表を見に行きつつ,講演会場の先々や食事の時間などにICASS参加メンバーの方々と談笑を楽しみました。

ちなみにTMOの大やらかしがここで1つ。日本時間+13時間という時差に全く対応できず,2日目の夜のレセプションを逃してしまいました。

それだけならまだよかったのですが,ポスター発表の優秀者の第3位に選ばれていたようで登壇する機会を逃しました…。翌日に出会った参加者の方が仰るには「TMOさんの名前が呼ばれましたが,会場がしーーーん…となっちゃってましたよ。”日本からきているから疲れちゃったのかな”とフォローしてくれてたよ。」とのこと。オーガナイザーの先生からは後ほどクレジットカードに奨励金を送りますねと言っていただきましたが,せっかくの国際会議の表彰式を逃すハプニングは直近5年ほどはないであろう失態でした。本当に悔しい…!

オーガナイザーの先生との記念写真↓

ちなみに今回のICASSは3日間開催でしたが,3日目の開催が危ぶまれるハプニングも起こりました。

学会2日目の夕食,レセプションに参加しそびれたのでホテル付近の地ビール屋さんに赴きました。

ビール飲み比べセットを嗜んでいると,隣のカフェから続々とお客さんが店外へと出てきます。その直後,ビール屋さんでも緊急そうなサイレンが鳴り,NIAGARA FALLS FIREラベルの付いた消防車が到着。4人ほどの消防士がカフェにゆったりと入っていきます。ボヤ騒ぎ程度かなあと思っていたところ,ウェイターから会計をして帰ってくれとの指示がありました。全然食べ終わってないし,なんならビールも飲み終わっていないのになんだなんだと思いながらも滞在先ホテルに戻ろうとすると,道中,学会会場のホテルロビーでスプリンクラーが作動しています。こちらは先ほどのカフェよりも多くの消防士が出動しており,どうやら出火元は学会会場のホテルだったらしい。

 

火事のおかげで学会会場のホテルに宿泊していたメンバーは大変そうでしたが,我々は隣の別ホテルに泊まっていたことによって生まれた利益が2つ。1つ目は,学会3日目の会場が我々が宿泊していたホテルに変更になったことです。部屋と会場を行き来することができるようになりました。距離の変化は地味ですが,非常に快適になりました。2つ目は,朝食会場が学会会場のホールではなく,ホテル上階の見晴らしの良いレストランでいただけたこと。この景色ですよ。

また皆様も恐らくお待ちかねのナイアガラフォールズ!間近に見たくてうずうずしていたナイアガラフォールです!学会の合間を縫って見てまいりました。ナイアガラの滝は,アメリカ滝とカナダ滝の2種類がありますが,どちらも迫力満点。訪れた際には絶対にナイアガラシティクルーズに参加してください。高貝先生が以前ナイアガラの街を訪れたときには霧の乙女号という名前のツアーだったようで,「とりあえず乗ってきな」という先生の助言を頼りに体験してまいりました。感想は写真が十分に物語ってくれています。

ツアー前↓         ツアー後↓

 

採水↓                     成果↓

 

国際会議に参加するといろんなベクトルの刺激が得られます。ほかの方の発表を見ていると,視野の広がりのおかげか帰国したらやりたい実験がたくさん出てきます。また,毎度のことではありますが英語での成果発表やコミュニケーションも未熟だなと痛感しつつも,勉強意欲が向上しました。

個人的には寝過ごしてしまったことが最も大きなハプニングでしたが,合間合間でもさまざまなハプニングばかり起こった思い出深い学会でした。また今回は2年連続で参加したこともあってか,皆さまからよく声をかけていただけました。ICASSの雰囲気がとても好きなので,またいつか参加できたら良いなと思います。

 

TMO

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学振DC フレンドシップミーティング2024@京都

どうもこんにちは。TMOです。

2024年6月15日に日本学術振興会 特別研究員-DC フレンドシップミーティング2024 in KYOTOが開催され,高貝研究室からはわたくしTMOが単身にて参加してまいりました。分析化学討論会ぶりのKYOTO。ちょうど1月ぶりのKYOTOです。生まれてこの方,福島市に住み着いているTMOにとってTOKYOよりも西側はだいぶ遠い道のりでした…。

 

DCフレンドシップミーティングは,その年に採用された学振DCの学生が一同に集結し,親睦を深めるために開催された交流会です。なんと今年度が初開催のイベントだったようで,記念すべき第1回に参加することができました!

イベントは企画が盛りだくさんで,交流しやすいような工夫がちりばめられていました。

はじめに行われたのは「ともだちビンゴ」です。26歳であることを思い出してしまい,少しばかりの羞恥心を感じつつも,多くの学生と話すきっかけになりました。ビンゴの終盤には恥ずかしさは微塵も抱かず,懸命にビンゴカードを埋めようと多くの参加者にアタックしてました。

こちらがそのときに使った1列のみ達成されたビンゴカードです↓

 

ビンゴの次は,ランダムに分けられたグループごとにマシュマロチャレンジを行いました。こちらはパスタ20本,テープ,紐を用いて土台をつくり,てっぺんに置いたマシュマロの高さを競うといういたってシンプルな企画です。わたくしのグループではトラス構造を狙ってパスタを組み上げましたが,到達した高さは50 cm…。あまりぱっとしない記録でした…。ちなみに優勝チームは90 cm?くらいでした。(スゴスギ…!つくり方を紹介してほしかった。)

 

アイスブレイク企画の後,いよいよメインのイベントが開催です。はじめに日本学術振興会の理事長様からのご挨拶がありました。DCへ向けた激励のおことば,この会が開催されるに至った経緯,そして特別研究員のシンボルマークが発表されました。中央にある「star」は、全国選抜を突破したトップレベルの日本学術振興会特別研究員を表現しているようです。学会などの講演資料にて多用していこうと思います!

こちらがそのシンボルになります↓わたしは結構気に入りました。福島大学のロゴとカラーリングの相性がよさそう。

 

その他にも,DCの大先輩からのありがたいメッセージや,ポスター発表,研究トークなどなど内容の濃い企画がもりだくさんでした。いずれの企画でも文理を問わず,多くのジャンルで活躍を目指す学生との交流が叶い,視野の広がりといい刺激が得られました。研究内容についてディスカッションをした際には,分野外であっても本質的な質問をぶつけられたり,幼少期からの天才エピソードを伺ったりと非常にハイレベルな集まりだなあと痛感…。

ちなみにDC大先輩のお話でもっとも沁みたことばは,研究者としてやっていくには運も重要ということばです。ある一定のレベルまではロジック,テクニック,そして努力で高めることはできますが,DCをはじめとする研究費の申請や研究活動においては,タイミングなどの運も重要と仰ってました。まさにそのとおりだなと。

ちなみにTMOの個人的な話を少しだけ交えますと,昔ラグビー部のマネージャーを務めておりました。ラグビーは,ボールを前に落とすことができないルール(ノックオン)でして,自分のチームのノックオンが減ることを祈って(ちょっとがめつい(笑)),道端に落ちていたごみを拾っていました。以来,自分の運も掬い上げられるように(もっとがめつい(笑))ごみ拾いを続けています。とはいえ,運だけではやっていけるわけもないですので,ごみ拾いはしつつも目の前にある自分の研究に真摯に向き合っていこうと思います。

今回は先進気鋭の若手研究者が集まる会にわたくしも参加することができ,研究活動のモチベーション向上になりました…!より一層,邁進してまいりますのでどうぞご期待くださいませ。

TMO

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2023年度 卒業式

皆さん,こんにちはSnです!

 

2024年3月25日は,福島大学の卒業式でした!

高貝研究室からは学類生4人,大学院生7名が卒業となりました。

ご卒業おめでとうございます!!!

皆さん,笑顔でとても華やかですね。

↑こちらは毎年恒例?の廊下での一列写真です!

留学生のお二人は母国の正装姿で参加され,ちょっとした注目を集めていました。

とても似合ってます!

 

写真撮影の後は卒業生へ色紙とプレゼントをお渡ししました!

色紙を作っているとき,研究室メンバーからの寄せ書きを見て先輩方の人柄の良さがとても伝わってきました。

また,色紙用の写真を選んでいるときアルバムから「先輩を探せゲーム?」が始まったりと制作側も楽しませてもらいました。

そんな色紙ですが,私のタイミングの悪さ!?が発揮して危うく渡せなくなりそうな場面もありましたが無事お渡しすることができました!

 

先輩方にとっての研究室の最終日,とても賑やかですが卒業となると少し寂しいですね…

改めまして,ご卒業おめでとうございます!今後のご活躍を心より応援しています!

また,学類生4人は大学院に進学されるのでこれからもよろしくお願いします!

 

Sn

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中性子小角散乱(SANS)実験@東海村

みなさんこんにちは!Irです。

3/4~3/6の間にJAEA@東海村でSANS実験を行ってきました。

メンバーは,先生,Npさん,TMOさん,もんじゃさん,ポルコさん,Snさん,Irでした。

今回は,もんじゃさんの実験のお手伝いとして参加させていただきました。

 

前夜に,回らないお寿司屋さんで茨城の海鮮をいただきました。

大将が素敵な方で,料理も絶品でした。3日間の実験を乗り切るパワーをもらえました!

 

3/4 JAEAに到着し,いざ実験開始です!

Irは初めて外部での実験に参加させていただいたので,緊張とワクワクの気持ちでいっぱいでした。

先輩方は3回目のSANS実験となるので,しっかりとサポートできるようにと意気込んでおりました。

 

施設の中には,普段見慣れない大きな装置がずらりと並んでおり,迫力満点でした。

SANSの測定機器は緑色で,一際目立っておりました。

実験していく中で想定外の事態が起こり,計画通りに実験が進まないことに…

しかし,すぐさま計画を練り直し,柔軟に対応していた先輩方はさすがでした。

そんな先輩方の姿からも多くの刺激を受け,自分も成長しなければと身に染みて思えました。

また,実験のお手伝いをしてくださったJAEAの方がフランスの方で,英語でコミュニケーションをとりました。

英語が苦手なIrにとっては一番の試練でもありました。もっと勉強して流暢に英語を喋れるようになりたいですね。

 

あっという間に3日間の実験が終わり,JAEAに別れを告げ東海駅に向かいました。

帰りの電車の時間ギリギリに,駅のホームに着いて一安心。

していたのも束の間,まさかの反対側のホームに乗るはずの電車が…

全力ダッシュと車掌さんの助けにより,なんとか乗ることができました。

何事も最後まで油断禁物ですね。

 

実験のために関わってくださった多くのみなさま,貴重な経験を本当にありがとうございました。

この経験を糧に,今後もより一層研究に励んでいきたいです!

Ir

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2023年度 卒論・修論・博士論文発表会

皆さんこんにちは,井口です。

 

2月15,16,19日の3日間で卒論・修論・博士論文発表会が行われました。

 

高貝研究室からは学類生4人,博士前期課程5人,博士後期課程2人が発表しました。

今回のような発表会に参加するのは初めてだったので、ワクワクしながら聴いていました!

↑15,16日に行われた修論発表会の様子です。

研究に対する強い思いが伝わってきて、今までに培ってきた成果を発揮していたとても素晴らしい発表でした!

↑無事に発表を終え、とても良い表情です!

 

↑16日に行われた博士論文発表会の様子です。

非の打ち所がない素晴らしい発表でした!

スライドや説明がとても分かりやすく、難しい内容でも理解することができました。

 

↑19日に行われた卒論発表会の様子です。

卒論発表会では学びの一環として二年生も見学しており、多くの人が発表を聞くというプレッシャーがかかりやすい状況でした。しかし、その中でも堂々と発表しており、とてもかっこよかったです!

来年度は僕が発表する番なので、今回の先輩方の姿を見習っていきたいと思います。

 

他の研究室の発表も拝見させてもらいましたが、様々な研究内容を聞いていく中でまだまだ知らないことがたくさんあるのだなと思い知らされました。これからも日々、勉強に精進していこうと思います!

 

今回発表された先輩方、素晴らしい発表をありがとうございました!

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大掃除&3研究室交流会

皆さん, こんにちは!

ブログ初投稿となります,Snです。

この前まで練習実験をしていた私ですが研究テーマも決まり,気が付けばもう12月下旬… 時間の流れはあっという間ですね…

 

さて,今年の研究室最終日12/22はメンバー全員で大掃除を実施しました。

私は代々,先輩方が受け継いできたドラフトの掃除を担当しました。

掃除中,ドラフト下の水槽の水が止まらない事件もありましたが師匠の一十さんのご協力もあり,なんとかやりきることができました!

来年,私が後輩に教えるときはそのようなことがないようにしたいです…

こちらは研究室前で掃除機をかけているドルさんです。お掃除ありがとうございます!

 

 

大掃除の後は猪俣研,大山研,高貝研で3研究室交流会を行いました。

場所はGARDEN&FOREST 一期です。

乾杯のご挨拶を猪俣先生からいただき,交流会のスタートです!

 

オードブル,チーズフォンデュなどお洒落な料理の連続で大盛り上がりでした!

途中,なんと先生のテーブルからお料理をいただきました!!!

大掃除の後ということもあり私は空腹で,いただいた料理を沢山食べてしまい帰宅中も満腹ですごい幸せでした。(体重計に乗るのが怖かったです)

 

 

各テーブル,笑顔で楽しそうですね!

2時間のコース料理でしたがあっという間に過ぎ,最後に大山先生から終わりのご挨拶をいただきました。

私が急に挨拶をお願いしたにも関わらず,流石のトーク力でした。大山先生,ご挨拶ありがとうございました。

コロナ明け久し振りの3研究室交流会,とても楽しい時間を過ごせました!

今年も1年ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。

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高圧ガス保安講習会

はじめまして!

ブログ初投稿となります,3年のIrです。

 

12月21日にカネコ商会さんによる,高圧ガス保安講習会を受けてきました。

 

まず最初に,高圧ガスの取り扱いや事故例などについての講義を受けました。

高圧ガスを安全に取り扱うために,大切なことをしっかりと学ばせていただきました。

実際の事故例などを見て,しっかりと取り扱い方を身に付けなければいけないなと感じました。

 

講義のあとは,ガスボンベにレギュレータを取り付ける実技を行いました。

はじめて行うのでドキドキでしたが,講義で学んだことを生かして,いざ実践しました。

丁寧に教えてもらいながらだったので,皆さん上手に取り付けられていました。

↑教えてもらいながら一生懸命取り組んでいますね。

 

私も実践したのですが,レギュレータが斜めについてしまいました。

まだまだ修行が必要そうです。

 

カネコ商会さん,丁寧に教えていただきありがとうございました。

今回学んだことを生かして,今後の研究室生活をより一層頑張っていきたいです!

 

Ir

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JAEA&日立ハイテク訪問

こんにちは!井口です!

2023年12月12,13日に私たちは茨城県にあるJAEAと日立ハイテクへ行ってきました!

茨城県にはバスで向かったのですが,長時間の移動だったので腰痛との戦いになりました,,,

 

腰痛と戦っているうちに,ついに日立ハイテクに到着しました!

日立ハイテクのことについてご説明いただいたり,会社案内をしていただき,分析機器の製造過程なども見せていただきました!

普段,利用している機器の製造過程を目にすることができて,とてもわくわくしました!

今後は分析機器を使用する際,技術者のみなさんの顔を思い浮かべながら,大切に扱おうと決意しました。

貴重な体験をありがとうございました!

 

日立ハイテクでの楽しい時間を終えた後,私たちは茨城県東海村にあるJAEAに行ってきました!

こちらでは2日間に亘って様々な施設を見学させていただきました。

1日目はJ-PARCを見させていただき,ここでは大強度陽子加速器の概要を聞かせていただいた後,実際に施設の中に入って現場見学をさせていただき,中に入ると大規模な装置があり,その大きいスケールに圧倒されたと同時に自分の小ささを感じました。

↑こんなに大きい機器で実験をしているところは見たことがなく,驚いてばかりの1日でした!

 

2日目にはSTACY, JRR-1, JRR-3の3施設を見てきました。

臨界実験や中性子ビームなど多くのことを学ばせてもらったり,JRR-1の展示館ではJRRの歴史であったり,実験で利用されている材料やシステムを知ることができ,とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

JAEAでの見学の際にいくつかの施設で実験を行っている現場に入らせていただいたのですが,入る前に防護服を着たり,金属類やスマホの持ち込み禁止などの徹底した管理を受け,改めて行われている実験の重要性を感じました。

私は人生で初めて防護服を着たので,一瞬テンションが上がりましたが,絶対にヘタなことはしていけないと少しだけ緊張しちゃいました,,,

 

             

↑貴重な体験ができて皆さんニコニコでした。絆も深まったと思います。

 

これにて終了と言いたいところですが,やはり旅行には美味しいものも欠かせませんよね!

ということで帰る前に日立おさかなセンターへ行き,美味しい海鮮をいただいてきました!

↑お寿司!最高でした…これ以外言葉が出ません…

 

今度こそ,これにて旅行終了です。2日間という短い期間でしたが,とても濃密な時間となりました!

日立ハイテク,JAEAの皆様,そして企画してくださった高貝先生本当にありがとうございました!

 

 

 

 

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三菱マテリアル訪問

こんにちは。3年の109です。

 

今回は2023年12月7日に三菱マテリアルの大宮事業所を訪問させていただきました。

研究室に入ってからお出かけは初めてでとてもわくわくデス!

 

↑三菱マテリアルの大宮事業所はとても存在感のある建物でした。

装置の説明をたくさんしていただきました。知識不足で途中から頭がパンクしそうになりました…。もっとたくさん勉強していきたいです!

 

その後の質疑応答では、仕事のやりがいについて伺いました。大学での専攻科目のことだけでなく、もっと幅広く学べることがやりがいに繋がっているとおっしゃっていました。企業に就職してからも成長し続けられるというのは大切なことだと感じました。

 

その後はご飯を食べながら懇親会をしました。就職活動の話から休日の過ごし方までたくさんのお話をしていただきました。食堂のご飯もとってもおいしかったです。

 

分析化学は企業にとって欠かせないものだと感じました。就職後のために大学で学べる事をたくさん勉強していきたいと思います!

 

↑三菱マテリアルの皆さんと写真を撮りました。ありがとうございました!

 

 

109

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新世代紹介Part4 井口君

皆さん、こんにちは。市長です。

今年の十月に新しい三年生が入りました。井口君です。

↑ 真面目に実験してます。井口君はAmong us(ゲーム)と音楽、アイドルが好きです。

「King Gnu」が好きで,井口君は井口さんが好きです。センスいいですね。

でも,アイドルではないです。どういうことでしょう。

ちなみに井口君は僕と同じパソコンを持っています。イヤホンも同じものです。

奇遇ですね。私もAmong usとKing Gnu、アイドルを好きになれそうです。

市長

 

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pHメーター講習会

皆さん!こんにちは井口です!

この度,初めてブログを書かせていただくのでとてもはりきっております!

 

私たちは2023年12月1日に大山研,大橋研の方々と合同でpHメーター講習会を受けてきました。

堀場さんのご指導のもと,pHメーターの仕組みを教えていただいたり,様々なサンプルのpHを予想して,実際に計測したときのpHを当てることができれば,豪華景品を獲得できるといったとても楽しいクイズを交えながらの実習でpHメーターについて学ばせていただきました!

ちなみに私は景品でオリジナルカレンダーを貰いました!まだ,年明けしていませんが既に飾ってめくっています。

↑ みんな真面目。pHメーターマスターへの気迫が伝わってきますね。

 

↑ 3年生も集中力で乗り切っております!

これでpHメーターの操作に関して怖いものはありません!

この調子でどんどんレベルを上げていきます!

 

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FIA講演会@徳島

MWです。2023年11月24日に高貝先生,KIMさん,ドルさん私の4人で徳島県にて開催された第59回フローインジェクション分析講演会に参加してきました。

徳島では何が特産なのかな~とワクワクしながら事前に調べていたのですが,南福島駅近くに徳島ラーメンだったことを思い出し,本場の徳島ラーメンに焦がれながらの移動でした。

徳島の空港名が「徳島阿波踊り空港」で空港の名前にまで阿波踊りがついていて怒涛の阿波踊り推しが面白かったです。(空港内でも阿波踊りの映像が流れていました。)
ホテルについてからは,徳島を少し観光してから明日の英気を養うために徳島ラーメンで〆て発表本番に備えました。

学会当日,午前中は私の発表がありました。口頭発表でしたので緊張しましたが何とか乗り越えることができました。午後からはポスター発表がありました。KIMさんとドルさんが発表しました。今回の学会では,全ての発表が1つの会場であったため様々な方の発表を聴講することができ,とても勉強になりました。

発表終了後,交流会が開催されました。気さくな方が多く,人見知りである私も楽しいひと時を過ごすことができました。様々な大学の学生が集まっていたこともあり研究室の話や,住んでいる県の話で盛り上がりました。

学会を通して,多くの人と交流し話を聞くことで研究だけでなく普段の生活に対しても刺激になりました。今回の経験を糧にこれらも励んでいきたいと思います。

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中性子小角散乱(SANS)実験@東海村

2023/11/6-8

もんじゃです。

11/6-11/8にJAEA@東海村でSANS実験を行ってきました。

メンバーは昨年と同様,先生,Npさん,TMOさん,いわしさん,もんじゃの5人です。

前回はNpさんの実験のお供としての参加でしたが,今回は私がメインの実験となりました。
外部での実験かつ,先輩方にお手伝いいただく形になりましたので,「失敗できないな」とやや気を引き締めて臨みました。

SANSの測定機器との1年ぶりの再会です。
昨年同様,緑色の大きな検出器が私たちを出迎えてくれました。

実験開始直後,当初の計画では時間が足りなくなることに気づき,かなり焦りました。
みなさんにお手伝い頂き,なんとか計画を立て直すことができ,一安心です。
今回の実験で一番焦った瞬間でした。
次回は,より綿密に計画を練る必要があると実感しました。

全員が2回目のSANS実験でしたので,各々が自然と役割分担し,スムーズに実験が進みました。

前回の教訓が活きたのか,日付をまたぐことなくホテルに戻ることができました。
朝の出発時間は,少し早かったですが…
ちなみに朝なのに,朝日ではなくオリオン座が綺麗に見える時間でした。

最終日には,近くの食堂にお昼を食べに行き,無事に3日間の実験を終えることができました。

↑美味しいお昼ご飯をいただきました。

今回は先輩方だけでなく,事前準備の際にM1のメンバーにも協力していただいたので,感謝の気持ちとして東海村公式キャラクターのイモゾーファミリーのキーホルダーをプレゼントしました。

↑イモゾーファミリーのキーホルダー

みなさん喜んでくれたみたいです。
これで,M1のメンバーは次回も手伝ってくれることと期待しています。

多くの方にご協力いただいた実験でしたので,どんな結果が届くか今から大変待ち遠しいです。
みなさまご協力いただきありがとうございました。

もんじゃ

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放射化実験@JRR-3(茨城・東海)

皆さんこんにちは!KIMです。

 

もう11月に入り,すっかり季節は冬になってしまいました。

最近こたつを出しまして,外に出たくない沼にはまっております…。

 

さて,2023年11月7~9日にW先生,ポルコちゃん,私の3人で茨城県東海村にあるJRR-3へ中性子放射化実験をしてきました。

中性子放射化とは,その名の通り,中性子をターゲットに照射して放射化させて測定するという機械です。放射化するためには原子炉にもっていかなければならないのですが,そこはもちろん,安全面に考慮してロボットが持っていってくれます。

ただ,丹精込めて作ったサンプルなだけに少し名残惜しい気持ちもありつつ,サンプルとお別れを告げました。

しかし,悲しんでいる余裕もなく,すぐ吸い込まれてしまい,原子炉まで150 mあるにも関わらず,あっという間に放射化され帰ってきました。それからは時間が尽きるまで測定をしていました。いい結果になることを祈るしかないですね。

 

また,w先生のご厚意で,原子炉の中の実験施設も見学させていただきました。

さすがにチェレンコフ光は見れなかったのですが,上から炉心も見ることができ,もしここに落ちてしまたら…と想像するだけで恐怖ですね。炉室にはたくさんの実験施設もありました!この中で実験するには一日ウン十万円もするのだとか。

他にもJRR-4やタンデム加速器など,バラエティに富んだ実験施設がたくさんありました。

 

実験が終わり,w先生が東海の近くに美味しい海鮮のお店があると連れて行ってくださいました。おすすめは目光の天ぷらと日替わり定食とのこと!

ポルコちゃんは日替わり定食,私KIMは海鮮丼を選びました。

一口食べてみて,感動ですね。海なし県出身の私にとっては今までに食べた海鮮の中でトップに匹敵する味でした!!

 

最終日,実験を終えて電車で帰ろうとしたとき,なんと!
イモゾーを発見しました!一時期  高貝研大ブームになったあのいもゾーです!!

ポルコちゃんとパシャリ!疲れも吹っ飛ぶいい出会いとなりました。

今回,実験を行うにあたりご指導いただいたw先生,本当にありがとうございました。

大変貴重な機会となりました。

 

KIM

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3年生歓迎会

皆さんこんにちはTTです!

10月20日に新しく高貝研に入ってきた3年生の歓迎会を行いました。

半年前に自分の歓迎会を開いていただいて,早くも自分が歓迎する立場になり感慨深いです…!

場所は鳥政で行いました。

今回,残念ながら高貝先生が体調不良のため歓迎会には参加できませんでした,,,

3年生たちも楽しみにしていたのですが,先生との飲み会は次の機会に持ち越しです。

気を取り直して歓迎会の様子をお届けします。

乾杯の音頭は高貝先生の代打として,ごまひちゃんが行いスタートです。

今にも鉄板からあふれそうなモツ焼きをこぼさないように苦戦しながら各テーブル盛り上がりました。

その様子をお届けします!

 

 

楽しい時間もあっという間に過ぎ,お開きの時間となりました。

3年生も我々もお互いのことをよく知ることができたと思います。

あらためて高貝研のメンバーとしてよろしくです。

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新世代紹介Part3 Snくん

みなさんこんにちは,ごまひです。

 

先日,白鳥の雁行を見かけて,冬の訪れも近いな~と感じております。

真っ白な白鳥が青空の下を飛んでおり,美しいフォーメーションと優雅な飛翔に感動して

無我夢中で目に焼き付けていました。

学校で見かけた景色なので,大学に居る方はぜひ空を見上げてみてください~

 

さて,10月より新しく3年生が研究室に仲間入りいたしました。

 

今回は,Snくんの紹介です!

 

Snくんは,いつも明るく元気よく研究室に登場します。

 

見ていても聞いていてもザ・爽やかな登場で,私は毎度若さとキラキラしたオーラを感じて目を細めております。

さらに,テニスが趣味らしいです。(爽やかすぎますね…)

 

 

こちらは実験中の様子です。

 

↑ Snくんのスマイルと後ろのHzさんが見事にかっこよく決まってます!

 

↑ 慣れない操作ですが,堂々としていますね!

 

研究のお話になると,「難しそうですね…」とつぶやいていましたが,

研究室生活については「仲良く過ごしたいです!」とやる気に満ちております。

 

はじめは不安なことがいっぱいあると思いますが,

好きな食べ物だというカツオのたたきを食べてがんばっていきましょう。

(ちなみに,魚介系全般食べられないらしいです。でも,たこ焼きとかマグロは食べられるらしい…)

 

食の好みに関して謎多き,Snくん。今後の活躍に期待です。

これからよろしくお願いします!

 

今回は,Snくんについての紹介でした!

 

ごまひ

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新世代紹介Part2 109ちゃん

こんにちは! ポルコです。

最近実家に子犬が仲間入りし,あまりの可愛さに笑みが止まらない毎日を過ごしております。

まだ会えていないので,次回の帰省がとっても楽しみです。

 

 

今回は3年生の紅一点,「109ちゃん」をご紹介します!

 

109ちゃんのペンネームは,東京にある某ビルから取ったそうです。

一緒にペンネームを考えていた時に近くにいたnmさんがひらめいたことで決まりました。

 

 

3年生が配属されると練習実験から始まるのですが,有機合成のにおいに耐えながら頑張っていました!

上級生に見守られながらの実験です。

 

 

 

いつも笑顔がはじけている109ちゃんですが,休日はゲームをしているそうです。

特にスプラトゥーンが好きだそうです。

研究室メンバーはゲーム好きな人が多いので,みんなで対決できそうですね。

笑顔がかわいらしいですね!

 

 

実験中はいつも「不器用なんです…」と心配していましたが,これからたくさん練習をしてメキメキと上達するはずです!

 

以上109ちゃんのご紹介でした!

これからよろしくお願いします!

 

ポルコ

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新世代紹介Part 1 Ir君

皆さん,こんにちは。一十です。

 

2023年10月2日より新セメスターが開講し,高貝研究室に新しいメンバーが加入しました。

 

今回は,配属されたばかりの新メンバーから,Ir君をご紹介します。

 

慎重に実験を進めるIr君。

 

Ir君は,きれい好きで,毎週末のお部屋の掃除は常に欠かさないそうです。

未だに,海外演習で使用したスーツケースが自室に鎮座している私には,非常に耳が痛い話でした。

 

 

Ir君のひそかな楽しみは,撮りためていたドラマの一気見で,好きなジャンルは,アクションとサスペンスだそうです。

おすすめの作品として,「VIVANT」を薦めてもらったので,ブームに乗り切れなかった私は,これを機に視聴してみたいと思います。

 

最後に,今後の研究室生活について意気込みを聞きました。

「難しい課題にも,くじけずにくらいついていきたい。」とのことです。

 

これから,どうぞよろしくお願いします。

 

一十

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ウィーン訪問記_TU Wien&採水編

TMOです。前回に続き、2023.9.21~2023.9.25のウィーン訪問記をお送りいたします。

今回はTU Wienと採水に関しての記事です。ウィーン訪問の大きな目的の1つである、TU Wienに行ってまいりました。

 

TU Wienは、ウィーンの街のど真ん中にありました。ホーフブルグ宮殿やシュテファン大聖堂をはじめとするウィーン生粋の観光地の付近に位置しているためとても栄えていました。

ここでは、キャンパスに併設されている本屋さんに立ち寄り、TMOは派手派手な実験ノートを2冊入手しました。きっと実験もバチバチにはかどるでしょう!現在進行形で書き進めている実験ノートはまだ半分ほどページが残っています。たくさん実験・検討を重ねてイケイケノートに切り替わりたい!(本末転倒が否めない…。)

TU Wienには、環境放射能学の今を先行くGeorg先生のラボがあります。

街中にあったキャンパスとは異なる場所に原子力センターがあり、そこにGeorg先生のラボがございました。

原子力関連の施設は住宅少ない場所、海沿いなどにあるイメージを持っていたTMO。ウィーン中心部からは少し離れているもののトラムに乗り、数10分で行けるような街中にあったのでとても驚いてしまいました。建物内にあるサロンのような場所では多くの学生さんが交流していました。自分も交流の場に混ざりたい気持ちを抑えてTU Wienの施設訪問を無事に終えることができました。

 

この長期間のウィーン滞在では、隙あらば採水を試みておりました。気合を入れ、30本以上のサンプル管をスーツケースに入れてきたのですが正直もっと必要でした。それだけウィーンの街には採水できるポイントが散りばめられていました。また今回は、ウィーンからは少し離れた世界遺産登録されているハルンシュタット湖でも採水をしてまいりました。

研究室メンバーにも協力していただきながら日本中、そして世界中の水をコレクションしてます。がっつり採水・計測結果をまとめて日の目を浴びさせたいところです。

 

実は採水場所によっては、水を汲むのに命を懸けなければならないようなポイントもあります。TMOでは水を汲むことが困難な場所に関しては高貝先生にも協力していただきました。

今回の採水では、

高尚な場所であることは分かっていながらも治外法権に甘え、採水意欲を抑えられなかったTMO。(写真1参照)

綺麗なハルンシュタット湖の湖沼水を汲むために崖下まで降りてくれた高貝先生。(写真2参照)

採水はできたものの白鳥と鴨に囲まれ、逃げられなくなったTMO。(写真3参照)

風に煽られた水により、夜なのにびしょ濡れになってしまった高貝先生。(写真4参照)

などの採水秘話が生まれました。特にびしょ濡れになってしまった先生のお姿。みなさまにも生で見ていただきたかったです。夜のウィーンでびしょびしょです。TMOは「ええー!大丈夫ですか!(笑)」と言いつつも笑いながら先生の写真を撮っていたのでした。

写真1

写真2

写真3

写真4

 

 

以上、ウィーン訪問記を二部にわたってお伝えしました!

約1週間ほどの出張は、普段のラボ生活では味わえないことばかりで非常にいい刺激になりました。

一方で実験意欲の向上にも繋がりましたので,日々精進してまいります。

 

TMO

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ウィーン訪問記_IAEA編

TMOです。2023.9.21~2023.9.25に高貝先生と共にオーストリアのウィーンを訪問しました。

今回の訪問目的は、IAEAとTU Wienの見学・ミーティング、そして各地の水試料のサンプリングです。

この記事ではIAEA訪問について紹介いたします。

 

今をときめく処理水放出に関するホットニュースによくよく登場する、あのIAEAです。国際原子力機関です。

名前の響きだけで圧倒されましたが、厳粛な雰囲気を保ちつつも人で賑わっていました。

翌週の月曜から総会が催されるとのことでその会場設営や準備が進められている最中でした。ニュースで見かけるIAEA議会の会場をチラ見させてもらえました…。

既視感のありますよね。

ざっと総会前のIAEAの空気を味あわせていただいた後は、水文学部門のラボ見学です。

ラボでは、大規模な質量分析計をMさん自身の手で”組みあげて”計測を実施されています。少数精鋭部隊で大量のサンプルを前処理・計測しているとのことでしたので、装置は基本的にオートメーション化されてました。

どの装置も配線がたくさん伸びており、ぱっと見の見学だけでは盗むのは困難な技術でしたが、刺激と感動をいただけました。自分の未熟さ・浅さを痛感させられましたので今後も精進してまいります。

 

装置の概要説明を受けてふむふむとしているTMOの後ろ姿ではなく、背面にある複雑な装置の方に注目してくださいね!自力で組まれているものですよ!すっごい!

見学する中で、このラボでの計測対象の1つである雨水などの環境水の試料倉庫を見させていただきました。たくさんのサンプル管が棚にぎっしり並べられていました。トリチウムをはじめとした放射性核種の分析を実施し、そのデータベースを蓄積を継続しているとのことです。私も各地の試料水を収集しておりますが、5年後の冷蔵庫を想像して非常に怖くなりました…。

見学させていただきつつ、高貝先生のミーティングも行われていました。私なんぞの口からはとても外に出せないような内容です。内容はもちろん秘密ですが、ヘッド同士の会話に入る隙はなかったのでTMOは黙々と聞き流しておりました。

見学後は、IAEAのバーに連れて行っていただきました。IAEA内はオーストリアの法が届かないエリアのため免税区域です。そのため、ウィーンの街にあるどのお店よりも安い値段で飲食ができるとのことでした。高尚な場所でいただいたビールと私の満足気な顔をどうぞ。これ以上ないくらいのドヤ顔です。

最後に、セキュリティゲートを出てしまう前にちゃっかりサンプリングも済ませました。なかなか汲めない試料水です。レア度が非常に高かったのでもっと大きなサンプル管を持ってこなかったことをすこし後悔しました。

 

IAEAへの訪問と職員の方々にお会いできた時間は自分にとって大きな転機になりました。世界をフィールドとして活動されているラボの規模感とそこで働くラボメンバーの様子、設備、そして技術開発は参考にしたいものばかりです。今すぐにとは決して言えませんが、一歩ずつ自分も成長していきたいです。そんな決心のつく、いい機会でした。

次回の記事では、TU Wien訪問と各地でのサンプリングについて紹介いたします。

 

TMO

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JAMSTEC 研修@横須賀

皆さん,こんにちは。一十です。

 

2023年9月26日から28日にかけて国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部を訪問し,

同位体希釈法に関する実習および施設見学を行いました。

 

 

今回の参加者は,GSWさん,ごまひさん,そして私の3名です。

 

今年の2月に高知コア研究所を訪問し,同位体希釈法に関する基礎的な講義を実施して

いただいたこともあり,今回の実習では,より実践的な内容をご準備していただきました。

 

具体的な実習内容に関しては,初日に測定試料の前処理,2日目に表面電離型質量分析計(TIMS)への

試料のセット,そして,最終日にTIMSでの測定となります。

 

緊張しながら作業を進める私。少し手が震えていました。

 

丁寧に作業を進めるごまひさん。

 

実験室に備わっている装置や研究内容についてお話されているGSWさん。

 

TIMSでの測定の様子となります。

 

また,座学において,測定誤差を小さくするためのポイントについて詳しくご教授いただきました。

 

さらに,ご厚意で,JAMSTEC内の施設をご案内していただきました。

こちらは,構内に展示されている海中作業基地「ハビタット」です。

1970年代に実際に稼働していたもので,水圧が人体に与える影響を調査するために造られたそうです。

 

海洋科学技術館では,研究船の模型や深海生物の標本,実物の熱水噴出孔を拝見しました。

 

また,有人潜水調査船しんかい6500の実物模型の操縦室に入らせていただきました。

想像していたよりもはるかに船内が狭く,非常に驚きました。

通常は,操縦士の方2名,研究者の方1名の合計3名が乗船し,調査に出発するそうです。

私も,しんかい6500に乗船し,技術館に展示されていた深海生物が実際に動いている様子を

観察してみたいと思いました。

 

今回の研修にご対応いただいたJAMSTECのみなさま,誠にありがとうございました。

教えていただいたことを今後の研究活動に活かしていきたいと思います。

 

一十

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日本分析化学会第72回年会に参加してきました。

皆さん、こんにちは!高止まりのドルです。

2023年9月13日~15日に開催された、第72日本分析化学会にてポスター発表してきました。

今回は初の分析化学会、初の熊本で緊張とワクワクの3日間でした。貴重な経験をさせて頂きました高貝先生に感謝いたします。上の写真は先生と学生の4人で綺麗に収まった一枚で~す。

全国から大勢の学生が集まった楽しい学会でした。よって、ポスター発表の会場は皆が同時に意見交換していたためすごく賑やかでした。招待講演、分析機器メーカーの技術紹介、ポスター発表から多くの学びと刺激を得ました。

これとはべつに得たものもあります。それは、毎日ラーメンを食べるという贅沢な経験です。イエーイ!

外国人のドルには、ラーメン屋の食券に書いてある「B・K・Y」の意味が分かりませんでした。一緒に居た日本人の学生はすぐあてました。正解はバリカタ・カタイ・ヤワラカイだそうです。読者の皆さんは一発で分かりましたか。そもそも麺の硬さをバリカタと表現するのが面白い。

熊本ではどの店に入ってもからし蓮根がありました。最初は食べ方が分からなかったが、たまたま日本酒と一緒に食べたのが大当たりでした。

そんなに相性がいいと思いませんでした。からし蓮根を食べた後に、日本酒を飲むとからしの味を和らぎつつ日本酒の美味しさが強調されてきました。日本酒好きの皆さま、おすすめです。

最後に私にとって、熊本と言えば漫画「ワンピース」だった。

時間の都合上熊本県庁前の船長ルフィと会えました。彼の態勢と合ってないですがワンパンチもらって反省してきました。次に熊本へ行く機会があれば、麦わらの一味のメンバー全員のところ行ってみたい。

 

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化学工学会第54回秋季大会@福岡

初の九州上陸したMWです!

2023年9月11日から13日まで福岡大学で化学工学会第54回秋季大会が開催されました。

 

福岡に到着後,心配性な私は観光もせず…スライド修正。

先生にはホテルで夜遅くまで発表練習に付き合っていただきました。

なかなか上手く発表できず時間がかかってしまいました。

 

発表本番,前日の先生との練習のおかげで無事に発表を終えることができました!

本番の発表が終わったら,分析化学会(熊本)が控えていたので急ぎ新幹線で熊本へ。

熊本に着いたらさっそく熊本ラーメンをお昼にいただきました!

ホテルの受付でコテコテの(典型的な)熊本ラーメンのお店を聞いたのですが,コテコテ(油どろどろ)な熊本ラーメン店にたどり着きました。日本語って難しいですよね。ただ滅茶苦茶おいしかったです。おすすめのお店だけありました。

この後の熊本で分析化学会年会に行ってきましたが,続きは次回のブログをお楽しみください。

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日本化学会東北支部80周年記念国際会議

2023年9月8日。もんじゃです。

9/8に東北大学で開催された日本化学会東北支部80周年記念国際会議に参加してきました。
みちのくシンポ以来,2ヶ月ぶりの東北大学です。

前回の東北大はnm君と2人での参加でしたが,今回は高貝先生と2人での参加です。

午前中にはHinze先生のご講演もありました。
撮影NGだったため,写真は撮れませんでした。すみません。
ミセルについて研究している私にとっては非常に勉強になりました。
所々英語の高い壁を感じましたが,スライドの図を見て何とか理解することができました。
英語の勉強を頑張らないといけないと,反省しております。

午後には,高貝先生の学生時代の後輩である福島高専の加藤先生のご講演もありました。
午後の講演は,色々と聞きやすい配慮をしてくれたのでありがたかったです。

そして,分析化学セッションのトリは高貝先生のご講演でした。

 

↑高貝先生のご講演

先生の発表を初めて拝見しましたが,堂々とされた発表で大変勉強になりました。
スライドもわかりやすく,発表時間10分の中に高貝研のエキスが濃縮されていました。

高貝先生の発表の後は,私のポスター発表でした。

↑発表中(会場が体育館だったため,やや蒸し暑かったです。)

発表中は多くの方が来てくださり,貴重なコメントなどを頂きました。

また,大会のHPで知ったのですが,光栄なことにポスター賞を頂くことができました。
分析化学とはいいにくい分野を研究しているため,賞は無理だろうと思っていたのですが,予想外の受賞にかなり驚きました。

頂いたコメントや賞を励みに今後も研究に励んでいきたいと思います。

 

もんじゃ

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JASIS 2023

2023年9月8日

みなさま,こんにちは! ポルコです。

9月7日に幕張メッセで開催されましたJASIS 2023に参加してきました!

幕張には千葉ロッテマリーンズの本拠地があり,プロ野球ファンの私はワクワクしながら会場まで移動しました!

 

まず,会場に到着すると大きなパネルがあり,規模の大きさに圧倒されました。

 

多くの企業が出展しており,初めて見る装置やハイテクな装置に驚くばかりでした。

堀場製作所のブースではpHメーターなどの他に「表面分析装置」が展示されており,私の腕時計を測定してみました!

ドキドキしながら結果を待つと,予想通り「ステンレス」と出てきて一安心でした。

 

たくさんの装置や器具が展示されている中で,ガラス細工の実演をしているブースがあり,金魚のひれなどの細やかな造形が素敵でした。

職人技のあまりの素晴らしさに数十分立ち止まって見てしまうほどでした。

 

本当に多くの種類の装置や技術を学ぶことができ,充実した一日になりました!

 

ポルコ