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IAEA派遣

こんにちは,TMOです。もう年末か~,年越し前に掃除をしないとな~,そういえば実験台の遠沈管が山のようだったなあと思うような時期に突入してますね。さて,今回は2024年11月26日から12月20日までのIAEAでの研修の様子をお送りいたします。

研修ではIsotope Hydrology LaboratoryのMさんのところでお世話になりました。エントランスまで迎えに来てもらって中に入ると,さっそく国旗広場です。ちなみに昨年9月に訪問した際には中央の噴水に水が張ってあったのですが,今回は冬季のため水はすっからかんでした。あのとき汲んでおいて良かった,と胸をなでおろしました。ちなみに次の写真はある日の国旗広場のようすですが,なんか幻想的だったのでついついぱちり。Visitor感丸出しです。

 

福島県広域で取水したサンプルに関するデータ収集や解析をメインとして活動しました。なかなか手ごわいデータで解析作業は骨が折れるものでした…。やり切れていない部分はMさんと互いに宿題として取り組もうということになったので,今後もお世話になります…。

 

Mさん,忙しい合間を縫ってラボ内の装置・実験室を紹介してくださりました。こちらは昨年の訪問時にも少し紹介していただいた手作り質量分析計たちです。自分仕様の装置が組み上げられるって夢だなあ。ロマンいっぱいのラボだなと思いました。

 

さすがIAEAといわんばかりの(多分偉い人しかいない)会議にも参加させてもらいました。ちなみにこのときは,たまたま空いていたウズベキスタンの方の座席に座っていたせいで謎に緊張しました。わたしのことをウズベキスタン代表と勘違いされて話しかけられても対応できず狼狽えるしかなかったと思うので,ひっそりと空気になって会議の様子を見守っていました。

 

さて,今回の渡航はTMO人生でもなかなかない経験ができまして,なんと人生初のひとり暮らしです。2△歳にして初ですよ…!親も心配で心配で駅まで送ってくれたりなんてしちゃいました。3週間以上となると荷物がすごいな。ちなみに幸先悪く,出発時の預入荷物重量の制限の勘違いがあって,超過料金を取られました。

まさか自分が実家を出て過ごす最初の家が海外になるとは思いもしませんよね。まずはじめに生活のなかで困ったのは洗濯機の使い方です。なんて書いてあるのかぜんぜんわからない。調べるもの億劫で適当に使ってました。そんなバチが当たったのか突然,扉が開かなくなってしまって問い合わせをする事態にまで至りました。

慣れない一人暮らし,トラブル洗濯機ももちろん大変でしたが,圧倒的に1番頭を悩まされたのが物価です。こんなに毎食自炊していたのに…?はて…?と思うくらいの生活費でした。気になって毎日家計簿をつけては,まいにち苦しい気持ちになりました。旅先でのお土産選びがなによりも楽しみなTMOにとっては予算と,喜ぶ顔が見たいんだ!という気持ちに葛藤する場面も多かったです。家族,友人そして研究室のみんなにも丹精込めて選んできたのでおたのしみに。

 

さて,話がだいぶ反れてしまいましたが今回の研修の最低ノルマはクリアし,宿題はありますが無事に日本に帰ることができそうです。お世話になったラボのメンバーの方ともお別れの挨拶をして,お土産としてIAEA入館証を貰うことができました…!これは嬉しい。

ウィーンの夏も冬も体感してしまったわたしは,もはやツアーガイドもできるんじゃないか…?というぐらい慣れ親しんだ街になりました。また何かの折に来ることができればいいなと思います。

TMO

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高圧ガス安全講習会

こんにちは、カワウソです。

2024年12月18日にカネコ商会さんによる高圧ガス安全講習会がありました。

 

前半では,高圧ガスの構造や性質、危険性などを教えていただきました。

高圧ガスの事故の写真を見たのですがとても衝撃的でした。知識をしっかり身につけて気を付けようと思います。

また、ガスの塗装パタ-ンが国ごとに違うことに驚きました。海外で使うことになったら間違わないようにしようと思いました。

 

後半では,実際に圧力調整器を取り付けてみました。

バルブの開け閉めの順番が複雑で難しかったです。

ガスの通り道を考えながら行うことが大切だと分かりました。

↑教えてもらいながら楽しく取り組んでいます。

 

お忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございました。

今回学んだことを生かして、これからも学習に励んでいきたいです!

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23rd International Conference on Flow Injection Analysis and Related Techniques(23rd ICFIA@Chiang Mai, Thailand)で、研究成果発表及び授賞式が行われました

2024年12月3日~7日にタイのチェンマイで開催された「23rd International Conference on Flow Injection Analysis and Related Techniques(23rd ICFIA)」において、学生1名が研究成果を発表しました。

タイトルは、下記のとおりです。

【ポスター発表】

Y. Iwamoto, Y. Takagai, “Development of Intelligent Flow System Based on Solid-Phase Reactions for Synthesis of 3-iodobenzylamine.”

また、高貝先生が「フローインジェクションによる放射性物質の自動分析法に関する研究」で、「2024年度FIA学術賞」を受賞し、授賞式が行われました。

 

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第60回フローインジェクション分析講演会(@金沢工業大学)で研究成果を発表しました

2024年11月13日に、金沢工業大学で開催された「第60回フローインジェクション分析講演会」で学生1名が研究成果を発表しました。

タイトルは、以下のとおりです。

【口頭発表】

・長沼和希,松枝誠,柳澤華代,及川博士,橋本淳一,高貝慶隆 , “放射性ニオブのフローインジェクションICP-MS分析”

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ピペット・純水・天秤講習

こんにちはカワウソです!

11月11日にエッペンドルフ株式会社、オルガノ株式会社、メトラートレド株式会社によるピペット・純水・天秤講習がありました。

どれも今後の研究生活で欠かせないものになってくるため、とても貴重な時間になりました。

 

ピペット講習では、マイクロピペットの使い方を一から教えていただきました。

基本的な使い方から応用的な使い方まで丁寧に説明していただき、理解が深まりました。正確なピペッティングのコツとして、プレウェッティングや吸い上げるときの速度や角度など気を付けるところが多く、ピペットマスターの道は遠いなと感じました。

説明の後は、実際に手を動かして練習しました。直前に学んだことを友達と確認し合いながら進めていくことで、ばっちり自信をもって操作できるようになったと思います!

←なかなか思うように行きません…

 

水の講習では、純水・イオン交換水・超純水・蒸留水の特徴や用途、生成方法を詳しく学びました。

研究室では蒸留水と超純水をたくさん使うため、用途に合った水を選べるように心がけていきたいです。

講習の後半では、硬水と軟水の飲み比べを行いました。硬水は金属のような味がして、軟水は舌触りがまろやかで心なしか甘く感じました。やっぱりいつも飲んでいる軟水が口に合っていて最高なんだなぁと思いました。

 

天秤講習では、電子天秤の使い方や原理を学びました。

静電気や環境条件が計量に影響を与えるといった説明が印象的でした。

風が吹くだけで重さが変わってしまうほど高感度と聞いて、お値段が高いことに納得しました。

 

お忙しい中、私たちのためにお時間を作っていただきありがとうございました。

今回学んだ知識を、今後の実験に積極的に活用していきたいと思います!

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高貝先生のお誕生日 2024

こんにちは。最近寒くなり、早くも夏が恋しいでおなじみの井口です。

秋はどこに行ってしまったのでしょうか。

 

11月2日は高貝研究室にとってとても大事な日、

そうです!高貝先生の誕生日です!

ささやかではありますが、研究室一同でお祝いしました!

↑ 誕生日に欠かせないものといえばケーキですよね!今回は様々な種類のケーキを組み合わせたカラフルなホールケーキです!

こんなに種類が多いと全種類食べたくなってしまい、優柔不断な私は選ぶのに一苦労です。

 

そして、もうひとつ誕生日に欠かせないものがあります。

プレゼントです。

もちろんただのプレゼントではなく、研究室一同の気持ちがこもったプレゼントです。

↑とても大きな袋に包まれています。一体中身は何でしょうか!?

↑正解はこれから寒くなる時期にぴったりな足元用のヒーターです!

足元を温めると集中力がアップするらしく、冬場のパソコン作業にはぴったり!

先生の作業効率がさらに上がること間違いなしです!

 

以上、高貝先生のお誕生日会でした~!

 

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新世代紹介Part4 おにぎりくん

皆さん,こんにちは!Snです。

今年も3年生紹介の時期がやってきました。今回はおにぎりくんのご紹介です。

 

ニックネームの「おにぎり」は,コンビニおにぎりに付いているシールを集めてスマホに貼っていたことに由来しているみたいです笑。

そんな個性溢れるおにぎりくん,研究室生活の抱負を聞いたところ「色々なことを吸収し,成長する!」と答えてくれました。

やる気Maxの返答に私Sn,「早く後輩に示しがつく先輩にならなければ」と焦りを感じております…。

練習実験では初めて使用する実験器具に苦戦している場面もありましたが,飲み込みが早くさっそく成長している姿を披露してくれました。

また笑顔が多く楽しそうに実験をしているおにぎりくんを見ていると今後の活躍につい期待してします。

 

笑顔が素敵なおにぎりくんですが,なんとお笑いサークルに所属しているようです!それもかなりの実力者だとか…

私はおにぎりくんが研究室の時期ムードメーカーとして頭角を現すのではないかと予想しております笑

研究室でおにぎりくんのネタ見れる日は来るのでしょうか!

 

おにぎりくん,これからよろしくお願いします!

 

以上,3年生紹介でした~。

 

Sn

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新世代紹介part3 名人くん

どうも、井口です。

本日は、10月より高貝研究室の一員となった、名人くんのご紹介をします!

 

名人くんはその名の通り、顔合わせのときからただ者ではない雰囲気を醸し出しており、実験にとても意欲的で努力家です。

これは実験の名人になる日もそう遠くないなと井口は感じております。

 

こちらが名人くんが実験をしている様子です。初めての実験で不安の中、一生懸命とやっております!私は白衣が似合わないので、白衣姿が絵になる名人くんがとても羨ましい、、、

 

また、名人くんは囲碁が趣味だそうです。趣味が囲碁ってすごくかっこいい!いつか打っているところをみたいですね!

そんな囲碁が趣味の名人くんが尊敬している人は皆さんご存じの将棋棋士、藤井聡太さんだそうです。

 

 

いや、囲碁棋士じゃないんかい!!

 

はい、完璧なツッコミが炸裂したところで今回は終わります。

今後、高貝研究室の一員として活躍してくれることを楽しみにしています!

 

以上、名人くんのご紹介でした~

 

井口

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新世代紹介Part2 me-Wちゃん

お久しぶりです。109です!

今回は新しい研究室のメンバーであるme-Wちゃんのご紹介です!

 

趣味と言われてもこれだ!というものはなく、興味を持ったものならなんでもやってみてしまう性格のme-Wちゃん。

その性格も相まって、起用に実験をこなしています!

↑ 集中して実験をしているme-Wちゃん

 

研究室に入ったばかりでは、日々学ぶことばかりで大変な気持ちもあるようです、、、。

そのチャレンジ精神で日々たくさん学び、研究室の皆さんと一緒にたくさん思い出を作っていって欲しいです!

これからよろしくお願いします!

109

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新世代紹介Part1 カワウソくん

みなさんこんにちは!Irです!

 

2024年10月1日から,高貝研に新たな3年メンバー4人が加わりました!

今回は配属されたばかりのメンバーから,カワウソくんを紹介します。

カワウソくんはラグビー部に所属しており,とても明るく元気な印象です。

初めて会った時から,ザ・爽やかなオーラをひしひしと感じております。

そんなカワウソくんですが,塩顔イケメンを目指しているみたいです。今のままでも十分だと思いますが…。

ぜひ自分にもイケメンになるための秘訣を伝授してほしいものです。

 

↑ピペット講習の様子

 

多趣味なカワウソくんは漫画やアニメを見ることが好きだそうで,今は「宇宙兄弟」にはまっているみたいです。

Irも好きな漫画で,最近は追っかけられていなかったので,これを機に読み直してみようと思います。

 

今後の研究室生活について聞いてみると,「難しそうっすね..。」とどこかで聞いたことのあるようなセリフ…。

(2年前,入りたてのnmさんと全く同じリアクションでした(笑)。)

そんなカワウソくんですが,研究は楽しそうとも言っていたので,今後の活躍に期待です!

これからよろしくお願いします!

 

以上,カワウソくんの紹介でした~

Ir

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海外演習@コロラド州立大学

みなさんこんにちは。Irです!

2024年9月20日~10月6日の期間に,コロラド州立大学にて海外演習が行われました。

参加者はTMO,Sn,Ir,そして山口研のBobの4人でした。

1週目に実験,2週目に教育プログラムというスケジュールでした。

成田空港からいざ出発!外部で自分の研究に関する実験をやらせていただくのは初めてだったので,緊張もありましたが,初めてのアメリアにとてもわくわくしていました。

約12時間の長いフライトを経て,無事コロラド州立大学に到着しました。

到着してまず最初に,あまりにも広いキャンパスに驚愕しました。広大な芝生で寝そべっている学生を見て,こんなキャンパスで過ごしてみたいな~ってなりました。平日の日中はこのキャンパスで過ごすことになりました。

←初日に行ったキャンパスツアーの様子

1週目では,放射性のTiとScを扱う実験を行いました。高レベルの放射性物質を扱うのは初めてだったので,コロラド州立大学のラルフ先生や学生さんにレクチャーしてもらいながら,安全に十分注意し実験を行いました。

   ←実験の様子

何よりも使わせていただいた実験室がとてもきれいで,すごく映えてました。見習わなければいけないな~と痛感しました。

2週目の教育プログラムでは,大学での講義や放射性物質を扱った学生実験を行わせていただきました。日本の大学ではできない貴重な経験をたくさんさせていただきました。

2週間で放課後には、毎日アメリカンなレストランに連れて行ってもらいました。すっかりアメリカの食事に染まってしまい,最後の4日間は毎日ハンバーガーを食べてました。

そんな中,お寿司屋さんに行く機会があり,アメリカのお寿司をいただきました。味は日本に負けないほどおいしかったのですが,なんと2貫で約1000円!とてもお高いですね…。他にも学生の方のお家でパーティーに招待してくださったりと,おもてなしのバリエーションが多く,毎日がとても楽しかったです。

 

  

休日にはたくさんお出かけしました。ショッピング,ロッキーマウンテン,バルーンフェスティバルなどコロラドを満喫しました。中でも,野球を見に行きたいとお願いしたら,ロッキーズvsドジャース戦を見に行けることに!そうです,なんとあの大谷選手を見ることができました!!ロッキーズを応援しなくてもいいのかと少し葛藤もありましたが,やっぱり現地でも大谷選手の人気はすごく,CSUの学生のみんなも一緒に応援してました!

 

 

つたない英語で伝わりにくいことが多くあったにもかかわらず,CSUの学生の皆さんはとても優しく迎え入れてくださり,感謝でいっぱいです。

最後に2週間ホームステイさせてくれたArianaと記念撮影📷

2週間ととても長い期間にも関わらず,快く向かい入れてくださり,おかげで毎日楽しく過ごせました!

CSUの先生方,学生の皆様,本当にありがとうございました!!

また,今回の海外演習に協力していただいたすべての皆様,本当にありがとうございました。とても貴重な経験になりました。

Ir

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分析化学会第73年会 in名古屋

MWです。

2024年9月11-13日に名古屋で開催された分析化学会第73年会に参加してきました。

今回はMWとnm,2人での参加だったのですが何故かMWは11,12日,nmは13日に参加のため各自1人で行くことに…

ということで,1人気まま?な旅の様子を少しご紹介します!

 

名古屋への移動は新幹線だったのですが,MWの出身が静岡なこともあり道中見慣れた景色,慣れた足取りで名古屋へGO! ホテルのチェックインよりも少し早めに到着したので名古屋駅周辺の地下街を散策してきたのですが,名古屋駅の下には地下迷宮が広がってました!地下街なこともあり似たような景色が続いており少し迷いつつも散策を終え,ホテルにたどり着きました。

学会では,1人で心寂しいなと思っていましたが,会場前の看板で写真を自撮りしようとしたら,通りかかった人が写真を撮ってくれたり,ポスターを張る際も隣の方が手伝ってくれました。人の温かさに感謝ですね。

発表ではパーキンエルマーやフロンティアラボなど見知った方々が来てくださりました!

今回の学会ではポスター発表の会場が1階と2階に分かれていたのですが,企業ブースのある1階はまるでお祭りのような人混みで他の人の発表を見に行くのにも一苦労…名古屋の気温が35℃近いこともあり,なかなか大変な学会でした。

発表を終え,ランチの時間。実はコメダ珈琲に行ったことのなかったので,コメダ珈琲発祥の地名古屋で初コメダに行ってきました。

席に着いてから何にしようかとメニューとにらめっこしていましたが,コメダといえばシロノワール!ということで1度は食べてみたかったシロノワールに決定!

外の気温で火照った体に冷たいシロ(ソフトクリーム)と疲れた体に甘い蜂蜜のかかったボリューミーなノワール(パン),非常においしかったのですが思っていたよりも結構な大きさでかなりの満足感。うわさに聞いていた逆写真詐欺の洗礼を味わってきました。

1人で向かった学会でしたが最終日の夕飯,それぞれ名古屋にいたメンバーが集結!

遅れてやってきたnmくんや,実はインターンで名古屋に来ていたTMOさんと合流して一緒に夕飯に行きました。

少ししてから,OGのもりおさんも来てくださり,美味しい食事・楽しい会話とこれから盛り上がるぞ!っていうタイミングで帰りの電車がギリギリになり帰宅。

後ろ髪を引かれつつも,別れを告げて帰路についたMWでした…

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日本分析化学会第73年会(@名古屋大学)で研究成果を発表しました

2024年9月11日-13に、名古屋大学で開催された「日本分析化学会第73年会」で学生2名が研究成果を発表しました。

タイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

・岩本友樹、高貝慶隆、“金ナノ粒子包含樹脂を反応場とする3-ヨードベンジルアミンのフロー合成・分離・分析システムの開発”

・長沼和希、松枝誠、柳澤華代、及川博士、橋本淳一、高貝慶隆、“シリカゲルを用いる67種金属イオンからのニオブイオンの分離”

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JASIS 2024

皆さん,こんにちは。Snです。

9月5日に幕張メッセで開催されたJASIS 2024に参加してきました!

今年のJASISにはなんと400社以上の出展があったようです。気になるブースが多く参加前から楽しみでした。

 

会場に到着後,最初にICP-MSなどでお世話になっているパーキンエルマーさんのブースへ!

ブースには最新のICP-MSやICP-OESなど多くの装置が展示されており,壮観でした。

そして,ブース前で写真を撮らせていただきました。いつもありがとうございます!

 

 

次に毎年,pHメーター講習会でお世話になっている堀場製作所さんのブースへ!

ブースには全自動のpHメーターや蛍光X線分析装置などが展示されていました。

見学中,蛍光X線分析装置で私の腕時計のガラス面を測定していただのですが,二酸化ケイ素に由来するSiのピークを見ることができました。

その後,社員の方の時計も同様に測定していただくと測定画面に表示されたのはAlのピーク!?

理由をお聞きすると,その時計にはなんとサファイアガラス(主成分:酸化アルミニウム)が使用されておりAlのピークが出たそうです。

こっそりその時計の値段をお聞きしたところ数十万円するとか…。さすが堀場製作所の社員さんですね(笑)。

私もいつかサファイアガラスの時計が変えるくらい沢山働いて稼ぎたいです。

 

その後は各自が見たいブースを見学しに行きました。

様々な分析装置メーカーさんが出展されている中,自動車部品メーカーさんのブースもありました。

ブースを覗いてみると,そこにはアーム型ロボットが溶液調製している光景が!

ロボットはメスフラスコやピペットを持ち,決まった動きですが自動で作業を行っていました。

危険な試料を扱う場面でこのロボットが使えれば,安全に分析できそうですね。

近未来的だなと感動する一方,このように人の仕事がロボットに置き換わっていくのかと複雑な気持ちになりました…(笑)

ロボットに負けないように自分の腕を磨き,化学に関する知見を深めていきたいです。

 

様々な最新の装置や知らなかった装置を見学することができ,充実した1日となりました!

見学をさせてただいた企業の皆様,ありがとうございました!

 

Sn

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北海道大学訪問

みなさんこんにちは~ごまひです。

最近,学校でニホントカゲの幼子を見つけました。
しっぽが虹色に輝いていて,はじめて見た私はかなりの衝撃を受けました。
幸福が訪れるらしいので,それを楽しみに最近は生活しています。
(多分まだ訪れていないはず…)

さて,8月19日に北海道大学へ行ってまいりました。
北海道大学さまには,研究で大変お世話になっております。
今回は作業場の見学をさせていただいて,実際に使用されている機器などを見させてもらいました。

まず,北海道大学ですが,とにかく広い。

大学生以外にも,地域の子ども連れ家族,外国人観光客などが多く訪れており,とにかく賑やかな観光地です。

広大なキャンパスの中には,クラーク博士の胸像が↓

胸像なので,皆さんがイメージしてた指差し像とはまた違うはず。

 

また,レンガ造りの博物館(行ったときは閉館日でした…)や,モネの睡蓮のような鮮やかな池,広大に広がる草原と小川…など都会な札幌駅が最寄りのはずなのに,自然豊かなキャンパスです。

 

そして,今回の目的であるNさまの技術室へ。
入ると見たことのない機械がずらり。

極めて薄く試料をカットすることが可能な機械なのですが,透明な樹脂に試料を包埋してカットしているようです。
写真はないのですが,歯を包埋してカットした薄いガラスのプレートを見せていただきました。
とても薄く綺麗な断面で見とれてしまいました。

私が依頼しているものもとても小さいものなのですが,いつも綺麗にカットしていただき,こんなにも小さいものを綺麗にカットできる技術に驚きました。

実際の機械は丸い刃物が回転しているところで試料を持ちながら,手で動かしていくようです。

聞いているだけで,とっても繊細な作業だとわかり,緊張してしまいました。

自分が行っている研究は,たくさんの方々の支えによって成り立っていると,今回の訪問でより強く実感しました。

感謝の気持ちを忘れず,今後も研究に励んでいきたいです。

北海道大学のNさまはじめ,技術室のみなさま,お忙しい中,貴重な見学の機会を作っていただきありがとうございました。
今後とも,よろしくお願いいたします。

 

最後に日帰り北海道の思い出を詰め込みましたので,ご堪能ください。

先生と早歩きで北海道の観光地も回れました。

一枚目:おいしすぎた自分で絞り出す生協のアイス  ←先生もお墨付きで学校に要望出したい
二枚目:かの有名な北海道大学のポプラ並木
三枚目:ラーメン横丁のサッポロみそラーメン

 

 

ごまひ

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静岡-岐阜実習

みなさんこんにちは,ポルコです!

8/6~8に静岡大学・岐阜薬科大学で放射能測定・取扱実習に参加してきました!

今回はMWさん,ごまひちゃん,ポルコの3名で参加させていただきました。

 

私は静岡県に行くのは初めてだったので,有名な食べ物や観光名所をたくさん調べてから向かいました!

実習初日は静岡大学でフリッケ線量計についての実験をしました。

実験ではγ線の照射装置を使用したのですが,迷路のような道をたどった先の地下に設置されていました。

秘密基地に向かっているようでワクワクしましたが,これは万が一事故が起こった際に遮蔽をするためだそうで厳重な対策がされていることが分かりました。

 

夜ごはんは静岡県の人気店「さわやか」に行ってみました。

平日にもかかわらず2時間待ちという大人気っぷりにとても驚きました。

定番のげんこつハンバーグをいただきました!

とってもジューシーで美味しかったです!

↑①溢れ出る肉汁,②他大学の皆さんと

 

2日目は浜岡原子力規制事務所,浜岡原子力発電所を見学しました。

2011年の福島での事故を教訓に原子力発電所内の津波対策,災害発生時の訓練が行われていることが分かりました。

規制事務所には災害時に備えて100人が2週間生活できるだけの食糧が備蓄されているとのことでしたが,

これらが開けられずに賞味期限が近くなることを願うばかりです。

2日目の夜は岐阜県まで移動しなければならなかったので,途中の愛知県豊橋市で「あんかけスパゲッティ」をいただきました。

下にうすい卵焼きが引かれていて甘辛い味付けがとても美味しかったです!

 

 

3日目は岐阜薬科大学での実習で,大気中のラドンを測定しました。

エアサンプラーという装置と掃除機を用いて空気を吸引し,その中の塵埃を測定しました。

塵埃は部屋の隅に集まりやすく,装置の吸引力とどこで採取するかが測定成功のカギを握っていました。

←このように感じで空気を吸引しました!

サンプルの採取場所によって測定結果がとても異なっていたので,環境試料などを採取する際には採取条件も重視しなければいけないと感じました。

 

実習が終わり,岐阜駅前を歩いていると金色に光る鳥居を発見しました!

お参りしたので,少しでも金運が上がっているといいですね。

(MWさんとごまひちゃんはサマージャンボ宝くじを買う予定だそうです。当たるといいですね☻)

 

金色の織田信長像もありました!

金色のものが多くあり,縁起の良い街ですね。

 

実習でも観光でもたくさん学ぶことができ,充実した3日間となりました。

このような機会をいただいた静岡大学のO先生ありがとうございました!

この実習で学んだことを日々の研究に生かしたいと思います!

 

ポルコ

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3 rd International Conference on Advanced Materials and Characerization(AMC-2024)(@タイ / バンコク)で研究成果を発表しました

2024年7月24日-26日に、タイのバンコクで開催された「3 rd International Conference on Advanced Materials and Characerization(AMC-2024)」で学生2名が研究成果を発表しました。

タイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

・T. Tateno , R. Kunii , T. Takase , K. Washiyama , Y. Takagai, “Separation of Astatine-211 minority chemical species in aqueous solution by ion pair chromatography”

 

・K. Naganuma , M. Matsueda , K. Yanagisawa ,H. Oikawa , J. Hashimoto, Y. Takagai, “Separation of niobium using silica gel and its application to niobium analysis”

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みちのく分析科学シンポジウム2024(@東北大学)で研究成果を発表しました

2024年7月20日に、東北大学で開催された「みちのく分析科学シンポジウム2024」で学生2名が研究成果を発表しました。

タイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

・楠裕翔,柳田脩,Willie. L. Hinze.,高貝慶隆,“両性イオン界面活性剤を用いる曇点抽出における第二液体相を構成する因子の特定”

・伊藤央泰、柳澤華代、古川真、高貝慶隆,“ストロンチウム同位体希釈ー誘導結合プラズマ質量分析を利用する10種金属イオンの同時定量”

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みちのく分析科学シンポジウム2024@東北大学

みなさま,こんにちは。一十です。

 

2024720日に東北大学で開催された,みちのく分析化学シンポジウム2024にて,

ポスター発表を行いました。

高貝研究室からの参加者は,もんじゃさんと私のふたりです。

 

福島大学と比較して,東北大学の青葉山キャンパスは,広大な敷地を有しており,

方向音痴な私は青葉山駅から会場の工学研究科総合研究棟に到着するまで,

駅の出入口付近に設置されていた学内マップに何度も戻る羽目になりました。

周囲の建物とマップをよく照らし合わせてから,進路を決めているはずなのに,

道に迷ってしまうのは,なぜなのでしょうか。

 

いつも車を運転する度に,カーナビが登場する以前の人々は,

地図だけを頼りに目的地へたどり着いていたのかと想像して尊敬の念を覚えています。

 

昨年に引き続き,2度目の参加となる,もんじゃさん。

緊張していた私とは対照的に,落ち着いて,発表や質疑応答に臨まれていました。

 

目をつむってしまっている私。

多くの方に私の発表を聞いていただき,大変嬉しく思ったものの,

今回頂戴した質問の中には,既存のデータだけでは,十分にお答えできないものがいくつかあり,

得られた結果に対して,根拠を持ってメカニズムを説明できるように,実験を積み重ねて,

自身の研究に対する知見を蓄積させていきたいと強く感じました。

 

一十

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中性子放射化分析@JRR-3(茨城県東海村)

みなさんこんにちは,ポルコです!

7/10,11に茨城県東海村にあるJRR-3という施設で中性子放射化分析実験をしてきました。

昨年に続き福島県立医科大学のW先生にお世話になりました!

2人旅ということでワクワクドキドキしながら実験しました。

 

中性子放射化は試料に中性子を当てて放射化させ,その放射能を測定するという実験です。

今回は中性子の照射は職員のみなさまにお願いし,放射能測定のみを行いました。

 

1試料あたりの測定時間が短く,頻繁に試料交換が必要だったので終わるころにはヘトヘトでした。

朝から一生懸命実験していましたが,ちょっとした待ち時間にW先生と少しはしゃいだ写真を撮ってみました!

W先生一緒に撮ってくださりありがとうございます!

↑測定結果にビックリ! 頭を抱えている風です。

 

実験も終わり,私たちの疲れを癒してくれるのはやっぱり海鮮ですね。

日替わり定食と目光のから揚げは何度食べてもおいしいです。

 

またこのご飯に出会うまで,一生懸命研究に励みたいと思います!

W先生ご指導いただきありがとうございました。

 

ポルコ

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ICASS 2024(@カナダ,Niagara Falls)で研究発表を行い、The 3rd Place Poster Prizeを受賞しました

2024年6月26日~28日に、カナダのNiagara Fallsで開催された「66th International Conference on Analytical Sciences and Spectroscopy (ICASS 2024)」で学生1名が研究発表を行い、The 3rd Place Poster Prize(ポスター賞3位)を受賞しました。

タイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

・T. Tanji, M. Furukawa, K. Fujimoto, Y. Takagai, “Material Classification Method for Stainless Steel Series Using Multi-Element Component Data Obtained by ICP-MS in Partially Dissolving Materials”

 

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66th ICASS 2024@Niagara Falls

みなさまこんにちは。TMOです。

2024.6.26~28に行われました66th ICASS 2024@Niagara Fallsに参加してきました。

今回は,TMOとGSWさんの2人で参戦です。GSWさんとは航空券の関係で,現地のトロントピアソン空港での待ち合わせでした。実はTMOは,初のおひとりさま海外フライトで,恐る恐るでしたが何事もなく,入国審査も”顔パス”で通過しました。「余裕でした!」の婉曲表現ではなく,なぜかほんとに顔パスでした。(予習したのに…。)

トロントの空港からバスで2時間ほど移動してみますと,空港周辺の町並みはとても栄えておりました。何なのかはわからないでっかいタワーやビルが多く,道中も渋滞しているような進みでしたがナイアガラフォールズに近づくにつれて田舎風景に…。車窓からの景色を受け,「ああ,ナイアガラってやっぱり大自然の中にあるんだろうなあ」と感じたのも束の間,でかすぎるカジノタワー・ド派手で回転速度が速い観覧車・その周りの陽なアーケード街とTMOが抱いていた印象は大きく間違えていたことに気づかされました(笑)

滞在先のクラウンプラザホテルの前でバスを降り,チェックイン。

Google map上だと,ホテルの前からは滝目前のはずなのですが,あんまり見えない。7階のお部屋の窓からやっとアメリカ滝とレインボーブリッジのコラボレーションを見ることができました。ちなみに奥の方に見える(写真だと小さすぎるかも)高速道路のゲートのようなものはアメリカとのボーダーラインです。徒歩でも国境を渡ることができるスポットでした!

到着時刻は現地時間で20時過ぎでしたが,昨年のオタワ渡航でも感じたようにやっぱり明るい。

時間感覚が狂わされます。ちなみに今回の渡航中,時差ボケが改善されることはありませんでした…。

これが1番つらかった。後に大事件を生みます。

さて,ほぼ寝れていませんでしたが寝て起きると学会初日です。GSWさんの招待講演も,TMOのポスター発表もこの日が出番です。そんな我々の発表風景をぱしゃり。GSWさんのスライドはどれも美しく,全部で11枚も写真を撮っておりました。スライドの半分ほどを撮ってました。我ながら熱心なファンのようでした。

TMO自身の発表はというと…正直なところ「もうひと頑張りできたな」という気持ちでした。40分の発表時間のうち,後半は疲れてしまったのもありますがもっと質問に対してストレートに応答できたなあ…と反省です。もっと学ばなければなりません。

 

気を張り続けていたこともあって2人とも発表後は疲労困憊でした。

しかし,休息する間もなくマジックショーを見ながらのレセプションです。マジックシアターまでは徒歩で移動しましたが,生憎の雨です。普通は嫌がるかもしれませんが,TMOにとってはサンプリングタイムです。なんと今回はGSWさんが協力してくださりました!これで採水協力者のリストにGSWさんも仲間入りです。

今回鑑賞するのは,ナイアガラフォールズの街に個人シアターを持つマジシャンのショーです。

彼の肩書きはWORLD CHAMPION MAGICIANですよ?凄そうですよね。

しかし同じテーブル席になったICASSメンバーに彼を知っている人は誰も居ません(笑)

ショーは約2時間。アッと驚くようなマジックがいくつもありましたが,箱系のマジックの多さが気になってしまいました。また,もともと疲れていたことと寝不足も相まって後半は睡魔に襲われてしまいました。しかし,あんなに眠かったのにベッドに入ると前日と同様に数時間で目が覚めてしまいました。

学会2日目,3日目は他のプレゼンターの口頭発表を見に行きました。

各々で見たいジャンルの発表を見に行きつつ,講演会場の先々や食事の時間などにICASS参加メンバーの方々と談笑を楽しみました。

ちなみにTMOの大やらかしがここで1つ。日本時間+13時間という時差に全く対応できず,2日目の夜のレセプションを逃してしまいました。

それだけならまだよかったのですが,ポスター発表の優秀者の第3位に選ばれていたようで登壇する機会を逃しました…。翌日に出会った参加者の方が仰るには「TMOさんの名前が呼ばれましたが,会場がしーーーん…となっちゃってましたよ。”日本からきているから疲れちゃったのかな”とフォローしてくれてたよ。」とのこと。オーガナイザーの先生からは後ほどクレジットカードに奨励金を送りますねと言っていただきましたが,せっかくの国際会議の表彰式を逃すハプニングは直近5年ほどはないであろう失態でした。本当に悔しい…!

オーガナイザーの先生との記念写真↓

ちなみに今回のICASSは3日間開催でしたが,3日目の開催が危ぶまれるハプニングも起こりました。

学会2日目の夕食,レセプションに参加しそびれたのでホテル付近の地ビール屋さんに赴きました。

ビール飲み比べセットを嗜んでいると,隣のカフェから続々とお客さんが店外へと出てきます。その直後,ビール屋さんでも緊急そうなサイレンが鳴り,NIAGARA FALLS FIREラベルの付いた消防車が到着。4人ほどの消防士がカフェにゆったりと入っていきます。ボヤ騒ぎ程度かなあと思っていたところ,ウェイターから会計をして帰ってくれとの指示がありました。全然食べ終わってないし,なんならビールも飲み終わっていないのになんだなんだと思いながらも滞在先ホテルに戻ろうとすると,道中,学会会場のホテルロビーでスプリンクラーが作動しています。こちらは先ほどのカフェよりも多くの消防士が出動しており,どうやら出火元は学会会場のホテルだったらしい。

 

火事のおかげで学会会場のホテルに宿泊していたメンバーは大変そうでしたが,我々は隣の別ホテルに泊まっていたことによって生まれた利益が2つ。1つ目は,学会3日目の会場が我々が宿泊していたホテルに変更になったことです。部屋と会場を行き来することができるようになりました。距離の変化は地味ですが,非常に快適になりました。2つ目は,朝食会場が学会会場のホールではなく,ホテル上階の見晴らしの良いレストランでいただけたこと。この景色ですよ。

また皆様も恐らくお待ちかねのナイアガラフォールズ!間近に見たくてうずうずしていたナイアガラフォールです!学会の合間を縫って見てまいりました。ナイアガラの滝は,アメリカ滝とカナダ滝の2種類がありますが,どちらも迫力満点。訪れた際には絶対にナイアガラシティクルーズに参加してください。高貝先生が以前ナイアガラの街を訪れたときには霧の乙女号という名前のツアーだったようで,「とりあえず乗ってきな」という先生の助言を頼りに体験してまいりました。感想は写真が十分に物語ってくれています。

ツアー前↓         ツアー後↓

 

採水↓                     成果↓

 

国際会議に参加するといろんなベクトルの刺激が得られます。ほかの方の発表を見ていると,視野の広がりのおかげか帰国したらやりたい実験がたくさん出てきます。また,毎度のことではありますが英語での成果発表やコミュニケーションも未熟だなと痛感しつつも,勉強意欲が向上しました。

個人的には寝過ごしてしまったことが最も大きなハプニングでしたが,合間合間でもさまざまなハプニングばかり起こった思い出深い学会でした。また今回は2年連続で参加したこともあってか,皆さまからよく声をかけていただけました。ICASSの雰囲気がとても好きなので,またいつか参加できたら良いなと思います。

 

TMO

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学振DC フレンドシップミーティング2024@京都

どうもこんにちは。TMOです。

2024年6月15日に日本学術振興会 特別研究員-DC フレンドシップミーティング2024 in KYOTOが開催され,高貝研究室からはわたくしTMOが単身にて参加してまいりました。分析化学討論会ぶりのKYOTO。ちょうど1月ぶりのKYOTOです。生まれてこの方,福島市に住み着いているTMOにとってTOKYOよりも西側はだいぶ遠い道のりでした…。

 

DCフレンドシップミーティングは,その年に採用された学振DCの学生が一同に集結し,親睦を深めるために開催された交流会です。なんと今年度が初開催のイベントだったようで,記念すべき第1回に参加することができました!

イベントは企画が盛りだくさんで,交流しやすいような工夫がちりばめられていました。

はじめに行われたのは「ともだちビンゴ」です。26歳であることを思い出してしまい,少しばかりの羞恥心を感じつつも,多くの学生と話すきっかけになりました。ビンゴの終盤には恥ずかしさは微塵も抱かず,懸命にビンゴカードを埋めようと多くの参加者にアタックしてました。

こちらがそのときに使った1列のみ達成されたビンゴカードです↓

 

ビンゴの次は,ランダムに分けられたグループごとにマシュマロチャレンジを行いました。こちらはパスタ20本,テープ,紐を用いて土台をつくり,てっぺんに置いたマシュマロの高さを競うといういたってシンプルな企画です。わたくしのグループではトラス構造を狙ってパスタを組み上げましたが,到達した高さは50 cm…。あまりぱっとしない記録でした…。ちなみに優勝チームは90 cm?くらいでした。(スゴスギ…!つくり方を紹介してほしかった。)

 

アイスブレイク企画の後,いよいよメインのイベントが開催です。はじめに日本学術振興会の理事長様からのご挨拶がありました。DCへ向けた激励のおことば,この会が開催されるに至った経緯,そして特別研究員のシンボルマークが発表されました。中央にある「star」は、全国選抜を突破したトップレベルの日本学術振興会特別研究員を表現しているようです。学会などの講演資料にて多用していこうと思います!

こちらがそのシンボルになります↓わたしは結構気に入りました。福島大学のロゴとカラーリングの相性がよさそう。

 

その他にも,DCの大先輩からのありがたいメッセージや,ポスター発表,研究トークなどなど内容の濃い企画がもりだくさんでした。いずれの企画でも文理を問わず,多くのジャンルで活躍を目指す学生との交流が叶い,視野の広がりといい刺激が得られました。研究内容についてディスカッションをした際には,分野外であっても本質的な質問をぶつけられたり,幼少期からの天才エピソードを伺ったりと非常にハイレベルな集まりだなあと痛感…。

ちなみにDC大先輩のお話でもっとも沁みたことばは,研究者としてやっていくには運も重要ということばです。ある一定のレベルまではロジック,テクニック,そして努力で高めることはできますが,DCをはじめとする研究費の申請や研究活動においては,タイミングなどの運も重要と仰ってました。まさにそのとおりだなと。

ちなみにTMOの個人的な話を少しだけ交えますと,昔ラグビー部のマネージャーを務めておりました。ラグビーは,ボールを前に落とすことができないルール(ノックオン)でして,自分のチームのノックオンが減ることを祈って(ちょっとがめつい(笑)),道端に落ちていたごみを拾っていました。以来,自分の運も掬い上げられるように(もっとがめつい(笑))ごみ拾いを続けています。とはいえ,運だけではやっていけるわけもないですので,ごみ拾いはしつつも目の前にある自分の研究に真摯に向き合っていこうと思います。

今回は先進気鋭の若手研究者が集まる会にわたくしも参加することができ,研究活動のモチベーション向上になりました…!より一層,邁進してまいりますのでどうぞご期待くださいませ。

TMO

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経産省の支援により「分析の迅速化・効率化技術の開発」を開始しました。

令和6年度より「廃炉・汚染水・処理水対策事業費補助金(安全システム(核燃料物質・難分析元素等の分析の迅速化・効率化技術の開発))」に係る補助事業におきまして,福島大学(実施責任者:高貝慶隆教授)は新たなプロジェクト(2ヵ年)を開始しました。

廃炉・汚染水・処理水対策事業は,東京電力福島第一原子力発電所(以下,1Fと略記)の廃炉や汚染水問題の解決に向けて,経済産業省が技術的に困難な研究開発を支援する事業です。

このプロジェクトでは,燃料デブリの取り出し時の汚染の拡散抑制に合わせて実施すべき測定技術の開発を目的としております。今回,質量分析により迅速分析する上で,その分離・前処理等の工程を迅速化,効率化,自動化,または省力化するための技術開発を実施します。開発した分析技術は,1Fの現場の分析作業者が容易に実施可能なものを目指します。

下記のURLの通り、多くの報道機関に取り上げられました。

プレスリリース当日配布資料

2024年6月13日 福島民報 2面

2024年6月13日 福島民友 3面

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第84回分析化学討論会@京都工芸繊維大学

皆さんこんにちはTTです。

2024年5月18, 19日に京都で開催された日本分析化学会 第84回分析化学討論会に
,TMOさん,市長くん,ごまひちゃん,そして私の4名で参加してきました。

今回は私と市長くん,ごまひちゃんがポスター発表を行いました。

会場が京都ということもあり,道中は修学旅行気分でした。
現地に着いてからは,京都観光でリフレッシュして次の日の学会本番に備えました。

学会初日は,午前中に市長くんの発表があり,午後から私とごまひちゃんが発表しま
した。
↓発表中の様子

  

久しぶりのポスター発表でしたが,いろんな方と討論させていただき,貴重な意見をたくさんもらえて個人的には満足できました。

ただ,当日は気温が30℃近くあり,議論だけでなく会場内の温度もヒートアップしていたため,終わるころには体力がほとんど持っていかれました,,,

↓無事に発表が終わって一安心している様子

学会2日目は,様々な方の発表を聴講させていただきました。今回の学会は,複数の会場で発表があったのですが,聞きたい発表がいくつかあり,体がもう一つ欲しくなりました。どの発表も面白い内容でとても勉強になりました。

 

今回の学会では,たくさんの方と話すことで刺激をもらえました。また,京都の土地でリフレッシュすることができたため,これからは気持ちを切り替えて日々の研究に励みたいと思います。

 

TT