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International Symposium for the 80th Anniversary of the Tohoku Branch of CSJ @東北大 で研究成果発表を行い、優秀ポスター賞を受賞しました

2023年9月8日に、東北大学青葉山コモンズ(仙台市)で開催された「International Symposium for the 80th Anniversary of the Tohoku Branch of the Chemical Society of Japan」に高貝先生と学生1名が参加しました。学生は、研究成果発表を行い、Excellent Poster Awards (優秀ポスター賞)を受賞しました。

研究発表のタイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

Y. Kusunoki, W. L. Hinze, Y. Takagai, “Affect of chemical structure of hydrophilic group in betaine surfactant on the phase separation phenomenon”

後日、高貝研において、賞状授与を行いました。

 

 

また、高貝先生は、招待講演を行いました。

【招待講演】

Y. Takagai, “Mass-Spectrometric Analysis of Radionuclides in Environment”

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日本化学会東北支部80周年記念国際会議

2023年9月8日。もんじゃです。

9/8に東北大学で開催された日本化学会東北支部80周年記念国際会議に参加してきました。
みちのくシンポ以来,2ヶ月ぶりの東北大学です。

前回の東北大はnm君と2人での参加でしたが,今回は高貝先生と2人での参加です。

午前中にはHinze先生のご講演もありました。
撮影NGだったため,写真は撮れませんでした。すみません。
ミセルについて研究している私にとっては非常に勉強になりました。
所々英語の高い壁を感じましたが,スライドの図を見て何とか理解することができました。
英語の勉強を頑張らないといけないと,反省しております。

午後には,高貝先生の学生時代の後輩である福島高専の加藤先生のご講演もありました。
午後の講演は,色々と聞きやすい配慮をしてくれたのでありがたかったです。

そして,分析化学セッションのトリは高貝先生のご講演でした。

 

↑高貝先生のご講演

先生の発表を初めて拝見しましたが,堂々とされた発表で大変勉強になりました。
スライドもわかりやすく,発表時間10分の中に高貝研のエキスが濃縮されていました。

高貝先生の発表の後は,私のポスター発表でした。

↑発表中(会場が体育館だったため,やや蒸し暑かったです。)

発表中は多くの方が来てくださり,貴重なコメントなどを頂きました。

また,大会のHPで知ったのですが,光栄なことにポスター賞を頂くことができました。
分析化学とはいいにくい分野を研究しているため,賞は無理だろうと思っていたのですが,予想外の受賞にかなり驚きました。

頂いたコメントや賞を励みに今後も研究に励んでいきたいと思います。

 

もんじゃ

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JASIS 2023

2023年9月8日

みなさま,こんにちは! ポルコです。

9月7日に幕張メッセで開催されましたJASIS 2023に参加してきました!

幕張には千葉ロッテマリーンズの本拠地があり,プロ野球ファンの私はワクワクしながら会場まで移動しました!

 

まず,会場に到着すると大きなパネルがあり,規模の大きさに圧倒されました。

 

多くの企業が出展しており,初めて見る装置やハイテクな装置に驚くばかりでした。

堀場製作所のブースではpHメーターなどの他に「表面分析装置」が展示されており,私の腕時計を測定してみました!

ドキドキしながら結果を待つと,予想通り「ステンレス」と出てきて一安心でした。

 

たくさんの装置や器具が展示されている中で,ガラス細工の実演をしているブースがあり,金魚のひれなどの細やかな造形が素敵でした。

職人技のあまりの素晴らしさに数十分立ち止まって見てしまうほどでした。

 

本当に多くの種類の装置や技術を学ぶことができ,充実した一日になりました!

 

ポルコ

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海外演習@コロラド州立大学

皆さんこんにちは,一十です。

初めてブログを投稿いたします。よろしくお願いいたします。

 

今回のトピックは,2023年8月26日から9月5日にかけて,コロラド州立大学(CSU)で実施された海外演習です。

 

参加者は,ごまひさん,ポルコさん,そして私の3名です。

 

コロラド州に位置するデンバー国際空港までのフライト時間は13時間を要し,その時間をどのように過ごそうか,

出発前日まであれこれ思案していた私でしたが,機内が非常に快適だったこともあり,ひたすら眠り続けて

しまいました。

 

何度か名探偵コナンの新作映画を視聴しようとトライしましたが,気が付くと,さきほどオープンしたはずの

巨大施設が爆破されていたり,すでに眠りの小五郎が発動していたりと全く内容がつかめないまま犯人が

分かってしまい,途中で断念しました。

 

こちらは,私が食べ損ねた機内食です。

夢の中にいた私は,行きと帰りのいずれも朝食にありつけず,着陸後の機内食トークに参加できませんでした。

 

その後,現地時間8月26日(土)の21時30分にデンバー空港へ到着し,空港までお迎えにきてくださった

CSUのジョンソン先生,ラルフ先生のお車で市街地まで乗せていただき,ホームステイ先の学生と合流しました。

 

翌日は繁華街を散策した後,今回お世話になる研究室のみなさまが準備してくださったバーベキューに

参加しました。大きなパティを挟んだ自家製ハンバーガーがとても美味しかったです。

 

また,バーベキュー会場にてゲートボールと類似した球技であるクロッケーに挑戦しました。

 

白熱した最下位争いを繰り広げる私たち。

 

度重なるミスショットを見かね,打ち方のご指導をされる高貝先生。

 

そして,いよいよ月曜日から大学でのプログラムがスタートしました。

 

海外演習のプログラムは,放射線をテーマに講義,実験および施設見学の3つのセクションから構成されており,

基本的な1日の流れとしては,午前中に講義を受講し,午後に実験もしくは施設見学を行いました。

 

初日のキャンパスツアーの様子です。とにかく広大なキャンパスに圧倒されました。

 

まず,講義では放射性壊変等の基礎的事項や,液体シンチレーションカウンタ等の放射線測定器について

理解を深めました。

さらに,私たちの要望を受け,放射線が人体に与える影響についても取り扱っていただきました。

 

被ばく事故の被害に遭われた方の痛ましい写真を拝見し,産業利用が進む中で,放射線を正しく理解し,

管理・防護することが大切であると改めて実感しました。

 

次に,実験では,沈殿およびキレート作用を利用した放射性核種の化学的な分離の手法について学びました。

親核種である137Cs(半減期30.17年)から娘核種である137mBa(半減期2.55分)を沈殿生成によって分離する

という実験では,CsとBaの共沈が原因で,残念ながら,γ線カウンタの数値が本来そうなるはずの推移を

示しませんでした。

 

そのため,その晩は,実験失敗によって受けた心の傷をステーキで癒しました。

 

 

最後に施設見学では,研究用の小型原子炉へ案内していただきました。

 

 

私たちが伺った際は,原子炉は稼働しておらず少し残念でしたが,施設内部をくまなく見せていただき,

大変貴重な経験となりました。

 

 

年度初めで非常にお忙しい中,手厚いサポートをしてくださったCSUのみなさま,

また,海外渡航の経験が乏しい私たちにご同行してくださった高貝先生,誠にありがとうございました。

 

一十

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第7回福島第一廃炉国際フォーラム(@いわき市)で研究成果発表を行いました

2023年8月28日に、いわき芸術文化交流館「アリオス」(いわき市)で開催された「第7回福島第一廃炉国際フォーラム」に学生2名が参加し、研究成果発表を行いました。

研究発表のタイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

・T. Tanji, M. Furukawa, K. Fujimoto, Y. Takagai,“Material Identification Method using Multivariate Analysis for Chemical Analysis and Application Possibility to Fragment Ion of Fuel Debris Dissolved in Wastewater”

・K. Naganuma, M. Matsueda, K. Yanagisawa, H. Oikawa, J. Hashimoto ,Y. Takagai,“Development of ICP-MS analytical method for rapid analysis of radioactive 94Nb in waste”

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第7回福島第一廃炉国際フォーラム@いわき

2023.8.28

夏休み満喫中のnmです。

夏休みですが,いわき芸術文化交流館「アリオス」にて行われた福島県第一廃炉国際フォーラムで発表してきました。
高貝研からはnmとTMOさんの2人参加でした。高貝先生はコロラド州立大学での出張中でしたので、学生のみでの参加です。緊張した~。

発表前の私。固まってます。

ポスター発表以外にも今後の廃炉の計画や、デブリの取り出し方法についてなどの講演があり、非常に勉強になりました。

いわきで海鮮物を食べたかったのですが、時間が無かったため福島に帰ってきてから”魚べい”に行きました。

〆の茶碗蒸しを食べるTMOさん

私は”魚べい”ではいつも”えび天巻”を頼みます。
120円でボリュームがあるので金欠の人にはオススメです。

nm

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65th ICASS 2023@Ottawa

D1になりましたTMOです。

2023年7月26日~28日に、カナダのオタワで開催された「65th International Conference on Analytical Sciences and Spectroscopy (ICASS 2023)」に高貝先生,GSWさん,TMOで参加してまいりました。

今回参加したICASSという学会は、当時D1の高貝先生も参加したという大変縁のある学会です。TMOも同じD1のタイミングで参加することができて光栄でした…!

ICASSが催されたオタワは、街の真ん中にリドー川という河川が流れています。冬にはその河川が凍り、スケート靴での通勤・通学が見られるとのことです。遠目にみると非常に美しく、雄大な景色でしたがよくよくみると藻がたくさん浮いてました。これには高貝先生も「云年前はもっときれいだったと思う!あとこんなに工事してなかった!」とのコメント。

さて実際のところのICASSはというと、ほかの大学の皆さまは交流豊かで非常に大盛況でした。また、分析化学の集まりっぽさといたしまして女性の割合がとても高かったように思います。みなさま自身に満ち溢れていてとてもかっこよく見えました。個人的には朝食・昼食・コーヒーブレイクの準備がされているところにも感動しました。

わたくしは学類および修士課程におきまして、オンライン学会の時代を生き抜いてきました。対面でのセッションに不慣れであることやPacifichem 2021(@online)以来の国際会議に、飛行機に乗る前から緊張し、前日の夜もあまり寝られませんでした。しかし心配も束の間、ポスターセッション中は英語で自分の意見を伝えることに必死すぎて緊張を感じる次元にはおりませんでした。1人と話し終わるごとに疲労感をかみ締め、終わるころには瞼が重たくなってました。

一方、隣で堂々たる対話をするGSW師匠。もはや敬称は「さん」では収まり切りません。勢いに任せた隣のTMOとは別ベクトルの発表です。冷静に、でも盛り上がってお話されていて感銘を受けました。勉強になります。

 

翌日には高貝先生のご講演がありました。高貝先生のオーラル発表、これもまた非常に勉強になります。スライド資料が見やすい・分かりやすいことももちろん、英語での発表ではありますが緊張する様子も見られず(心のうちはいかほど?)、質疑応答ではアドリブも利かせた対話コミュニケーションに圧倒されました。

私にとって、このオタワで高貝先生とGSWさんと過ごした日々から得たものはたくさんあります。高貝先生とD3のGSWさんは、博士論文の執筆時期でもあるため、トランジットの時間も内容・書き方などのお打ち合わせをなさってました。章立ての多い博士論文はその構成を練るのに苦労しそうです…。2年後には私もその立場にあるはずなので自分はどう展開させようかなとイメージしながらしみじみと聞いてました。

 

またGSWさんとは同室での宿泊ということもあって濃ゆい時間を過ごせました。ポスターセッションにて疲労困憊で帰った日でも、すぐに寝るかと思いきや数時間夢中になって様々なお話をしました…。

どのお話も盛り上がりましたが、個人的に印象深かった話は、「このオタワ滞在期間に高貝先生って寝てる?」という話です。私とGSWさんは交代制で部屋を守護しているのか?というくらい寝る時間が被りませんでした(笑)どちらも起きている間はパソコンに向き合ってました。すると高貝先生からメールが届くのです。2人とも。交代制で寝ていた我々に対し、高貝先生はいずれの時間も起きていることになります…。翌日に真相を訪ねると、海外出張の間は日本との時差のせいで寝る時間がほとんど取れないとのことです。海外の時間で寝ようとする頃に日本からメールが届くとのこと…。確かに滞在が後半に近づくにつれてどんどん眠たそうでした。わたくしも高貝先生が海外にいても「出張中のところ失礼します。TMOです。」のあいさつでメールを安易に送る常習犯の1人です。今後は高貝先生のお過ごしになるタイムゾーンをチェックしてから送ろうと思います。

 

もっともっとオタワでの日々をお伝えしたいのですが、本ブログでも章立てを要するぐらい長くなってしまいそうです。執筆力もまだまだ鍛え上げないと…!と実感です。残りの思い出を写真にて語ること、わたくしの未熟さに免じてお許しくださいませ。

TMO

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ICASS 2023(@カナダ,オタワ)で招待講演および研究発表を行いました

2023年7月26日~28日に、カナダのオタワで開催された「65th International Conference on Analytical Sciences and Spectroscopy (ICASS 2023)」に高貝先生と学生2名が参加しました。

高貝先生は、招待講演を行い、学生2名は研究発表を行いました。

それぞれのタイトルは、以下のとおりです。

◆招待講演

Y. Takagai*, K. Yanagisawa, M. Matsueda, M. Furukawa, “Dual port chamber for the functional analysis in ICP-MS”

◆研究発表

K. Yanagisawa, M. Matsueda, M. Furukawa, H. Ishiniwa, T. Wada, T. Hirata, Y. Takagai*, “A new quantification method for trace elements using ablation-inductively coupled plasma-mass spectrometry”

T. Tanji, M. Furukawa, K. Fujimoto, Y. Takagai*, “Original Materials Profiling Using ICP-MS Multi Elements Data and Multi Variate Analysis in Complicated Mixture Solutions”

 

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Goldshcmidit 2023(@フランス リヨン)で研究成果発表を行いました

2023年7月9日~14日に、フランスのリヨンで開催された「2023 Goldschmidt Conference」に高貝先生と学生1名が参加し、研究成果発表を行いました。

研究発表のタイトルは、以下のとおりです。

J. Aoki, M. Goto, S. Wakaki, T. Miyazaki, K. Suzuki, Y. Takagai, “Direct Quantification of 90Sr in Biosamples Using Isotope Dilution–Thermal Ionization Mass Spectrometry Assisted by Quadrupole Energy Filtering”

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Goldschmidt2023 @リヨン

みなさんこんにちは。ごまひです。

暑い日が続いておりますね~。

私はエアコンを効かせながら食べる辛いラーメンが夏を感じる瞬間で好きです!

さて,7/9~7/15までフランス・リヨンで行われたGoldschmidtという学会に参加してきました。

初海外に初学会,とても貴重な経験をさせていただきました。

 

今回はMMさんもご一緒。

私の発表の前日がMMさんの発表日でしたが,流暢に英語で説明されている姿は流石の一言につきます。。

↑ ここでMMさんの頼もしい後ろ姿を !

 

驚いたことに今回の学会では,発表時間になるとビュッフェのようなスタイルになり,

飲み物片手に発表している方もしばしば。

(しっかりビュッフェを堪能しながら,MMさんにはすごく渋い赤ワインを差し入れしに行きました)

 

人の多さに唖然としながら,色々な国の方々が交流している姿は,間近で体験して迫力がすごかったです。。

 

↑人混みを撮りたかったのに,謎のカメラ目線を決めている男性。笑

私自身の英語での発表は,緊張でガッチガチでした。。120分ありましたが, ほぼほぼ記憶がないです。

思っていたようにいかず…言いたいことが英語で出てこない!とムズムズしながら,

身振り手振りを使いつつ,なんとか(?)質問などに答えておりました。

(助けてくださったみなさん,ありがとうございました)

 

悔しい気持ちが残った学会だったので,これで終わらず,より頑張っていきたいと思います。

 

 

 

また,今回はフランスの中でもパリとリヨンにお邪魔しましたが,

想像していた以上にすごくきれいな街でびっくり。

 

学会が行われたリヨンは,フランス第二の都市と呼ばれていて,

旧市街は世界文化遺産になっているほどなのです!

 

↑学会前の朝方のリヨン

 

パリでは至る所で来仏目的の一つの採水をしながら,変な目で見られながら採水しました。

あとはICP-MSが頑張ってくれるでしょう。ついでに、キュリー博物館,パンテオンにお邪魔しました。キュリー博物館では,実際にキュリー博士が使用していた実験室や,一昔前の放射線測定器がずらり。

 

↑ 実際に使われていた実験室

↑放射線の測定器たち

 

パンテオンでは,あのフーコーの振り子の実験を実際に行った場所として,巨大な振り子の模型が!

とても大きくゆれる様子に,気が付いたら時間を忘れて眠って?見入ってしまっておりました。

 

 

また,来仏目的の一つフランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)にもお邪魔させていただきました。

 

IRSNでは,見たことのない数の冷却器がセットされている14Cの前処理装置など,普段は見られないような装置を見せていただいたり,研究員の方たちと交流し,どのような研究をしているか説明を受けたりしました。日本でも見かけるものから,少し驚くようなものまで揃っており,規模の大きさに圧倒されました。。

 

古代から近代まで,多くの科学と関係のあるフランスはとても魅力的でしたね。

今回見たものや得た経験から,さらに研究に邁進していきたいと思いました。

 

ごまひ

 

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みちのく分析科学シンポジウム2023

2023年7月15日

M1になりました,もんじゃです。

7/15に東北大学で開催されたみちのく分析科学シンポジウムに参加してきました。
今回は,nmくんと2人での参加です。

私にとっては初めての学会で緊張しましたが,なんとか発表することができました。
色々な方から,コメントを頂き勉強や励みになりました。

 

↑この時も若干緊張していました。

 

↑発表しているnm君

堂々と発表しているnmくんを見て,初めて頼もしいと感じました。
普段からもその姿を見せてほしいですね。

nmくんは表彰式でフロンティアラボ賞を受賞しました。

↑スピーチ中のnmくん

ニヤッとしていて嬉しそうです。

後から知ったのですが,nmくんが先生へ報告したメールによると,
副賞の図書カードは5000千円(=500万円)だったみたいです。
表彰式で喜んでいたのもうなずけますね。

↑右手に持っているのが,副賞です。

私も賞を頂けるよう精進してきたいと思います。

もんじゃ

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みちのく分析科学シンポジウムで研究成果発表を行い、フロンティアラボ賞を受賞しました

2023年7月15日、東北大学において開催されたみちのく科学シンポジウムで大学院生2名が研究成果を発表しました。

そして,長沼和希さんがフロンティアラボ賞(ポスター賞)を受賞しました(発表17件中3件)。

【ポスター発表】

・楠 裕翔,高貝慶隆,“両性イオン界面活性剤の親水基側鎖の構造変化による相転移現象への影響”

 

・長沼和希,松枝誠,柳澤華代,及川博史,橋本淳一,高貝慶隆,“多段分離による難分析核種 Nb-94 の迅速分析法の開発”

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プラズマ分光分析研究会2023筑波セミナーで研究成果発表を行い、フラッシュプレゼンテーション賞およびJAASポスター賞を受賞しました

2023年7月6日~7日、つくば国際会議場において開催されたプラズマ分光分析研究会2023筑波セミナーで、大学院生1名が研究成果を発表し、フラッシュプレゼンテーション賞およびJAASポスター賞を受賞しました。

研究発表のタイトルは、以下のとおりです。

【ポスター発表】

・柳澤華代,横田裕海,松枝誠,古川真,石庭寛子,和田敏裕,藤本勝成,平田岳史,高貝慶隆,“オンライン同位体希釈LA-ICP-MSによる生物硬組織の定量分析と支援ソフトウェアの開発”

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令和5年度日本分析化学会東日本分析化学若手交流会で研究成果発表を行いました

2023年6月23日に、東北大学で開催された「令和5年度日本分析化学会東日本分析化学若手交流会」に参加し、研究成果発表を行いました。

以下、研究成果発表のタイトルです。

【招待講演】

・丹治珠緒,古川真,藤本勝成,高貝慶隆,“化学分析がリードする多変量解析~目に見えないものを可視化する手法~”

【ポスター発表】

  • 立野巧真, 間中淳, 羽切正英, 高貝慶隆,“比色試薬封入天然高分子ゲル固定化セルとスマートデバイスを用いる銅(Ⅱ)イオンの簡易分析法の開発”

  • 岩本友樹,高貝慶隆,“金ナノ粒子を利用するp-アミノフェノールフロー合成”

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令和5年度東日本分析化学若手交流会

はじめまして!

ブログ初投稿となります,TTです。

2023年6月23日に東北大学で開催された,令和5年度東日本分析化学若手交流会に参加してきました。

高貝研からは私TTとMWくんがポスター発表,TMOさんが学生依頼講演を行いました。

 

私はこれまでオンラインでの発表に参加することが多かったので、今回のオンサイトでの発表は慣れておらず緊張しました。

ポスター発表は、ありがたいことにたくさんの方々に聞いていただき、議論していたら緊張を感じる間もなくあっという間に終わってしまいました。

また、他の参加者の発表も拝聴させていただき、新しい知見を得ることができました。

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テクノクオーツ会社見学

お疲れ様です!M2の文です!

 

最近梅雨入りしてから天気がころころと変わりすぎて,気分も体調もすぐれません,,,

快晴はもちろん好きですが,意味わからないぐらいの土砂降りも逆に好きです(この気持ちわかる人いませんか)

2023年6月にテクノクオーツ株式会社さんの会社見学に行ってきました!

直接山形集合だったため,それぞれで好きなお昼を楽しみました!

ちょっと贅沢に米沢牛を食べました~

豚よりも鳥よりも牛が一番好きなので,最高に幸せな気持ちになりました(*^^*)

 

おなかを満たした後は,全員と合流し,山形工場に向かいました。

到着早々,みんな目を丸くするほどの大きなクオーツ。原材料なのにインパクト大。

「こんな大きいのから,あんな小さいセルが,,」と不思議な感覚になるほどの迫力でした!

 

次に蔵王南工場に移動しました!

ここでは会社の説明をしてもらったあと,実際に研磨やレーザーの現場を見学させていただき,ロビーの展示品の説明までしていただきました!

↑ロビーでの写真。後ろのキラキラ伝わってほしい,,

 

そのあとは蔵王工場に移動し,火加工の現場を見学させていただきました!

手作業でやっている姿をたくさんみて,職人技だなと思わず見とれてしまいました,,,

また,大きいものの火加工現場では,20m以上離れてみていただけで汗ばむほどの暑さの中作業している方がいて,本当に火の迫力がすごかったです!

 

最後には,部署ごとの説明をしていただきました。

どの部署でも,コミュニケーションの大切さを話していて,来年にはもう社会人になる(予定です)ので,今からでも大切にしていこうと思いました。

 

お忙しい中,案内から説明まで親切に対応していただき,本当にありがとうございました!

 

 

p.s. おまけですが,メンバーのお昼(とオフショット)をお見せいちゃいます↓↓↓

 

  

 

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高貝先生が学長教育特別表彰を受賞しました

高貝先生が山口克彦教授と連名で、令和5年度学長教育特別表彰を受賞しました。

これは、高貝先生が取り組まれた「理工学的専門教育と福島の地域課題に向き合う放射線教育の相乗効果による次世代人材育成プログラム」が、福島大学の教育活動の推進に貢献したことによります。

授賞式は、令和5年6月6日(火)に福島大学事務局棟で行われました。

  

 

 

 

 

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第83回分析化学討論会(富山)

ご無沙汰しております。最後の投稿から気づけばM2になっていたRです。

最近は、熱くなったり寒くなったりと、寒暖差に苦しんでおります…。

昔は冬が好きであったのにいつの間にか夏が恋しくなっていました笑!

 

今回、紹介させていただくのは、2023年5月20・21日に富山で開催された第83回分析化学討論会です。

私たち高貝研究室からは、高貝先生、MMさん、TMOさんがオーラル発表を、そして私Rがポスター発表を行いました。また、高貝研の発表をご覧になるために、FMさんとFK先生も来ていただけました。

私は去年の7月以来、久しぶりの学会発表だったため、かなり緊張致しました!

うれしいお言葉、また手厳しい意見もいただき、今後の研究に是非つなげていきたいと思いました。

色々な方の発表も拝聴することができ、とても勉強になりました。

学会終わりには、富山名物の富山ブラックや美味しい地酒、ほたるいかなど富山の味覚を堪能することができました!

はじめて、富山ブラックをいただいたのですが最高でした。

不安もありましたが良い経験を積むことができた学会となりました!

 

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第83回分析化学討論会(@富山大学)で研究成果発表を行いました

2023年5月20日~5月21日に、富山大学で開催された「第83回分析化学討論会」に高貝先生、大学院生2名が参加し、研究成果発表を行いました。

以下、研究成果発表のタイトルです。

【口頭発表】

・高貝慶隆,古川真,松枝誠,東海林達也,小林恭子,川上智彦,鈴木祐未,関根伸行,見上 寿,松田貴光,“水素同位体による放射性塩素のICP-DRC-MS/MS分析とイオンクロマトグラフとの連結”

・丹治珠緒,古川真,藤本勝成,高貝慶隆,“ICP-MSによる合金材の溶出成分の多元素定量分析データに多変量解析を併せた材料プロファイリング法”

【ポスター発表】

・杉本璃子,高貝慶隆,“PLOTカラム内での水素同位体交換反応とGC-MSによる同定”

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超微量の放射性ストロンチウムの計測技術がアメリカ化学会「Analytical Chemistry」誌でACS Editors’ choiceに選定されました。

高貝教授とD3の青木譲さんらが開発した「超微量の放射性ストロンチウムの計測技術」がアメリカ化学会「Analytical Chemistry」誌でACS Editors’ choiceに選定されました。また,新聞に掲載されました。

2023年4月13日 福島民報

2023年4月13日 福島民友

2023年5月18日 読売新聞

2023年5月7日 河北新報

【開発の概要】
放射性ストロンチウム90(90Sr)は、放射性物質の中でも特に分析することが難しいものの一つです。そのため、サンプル量が現実的に少量しか採取できないもの(例えば、涙、粘膜、歯、貴重な環境試料など)については、これまで極微量な放射性ストロンチウムを測定することができませんでした。今回、福島大学と海洋研究開発機構の合同チームは表面電離型質量分析装置を用いる計測技術でこれを可能にしました。
従来、分析する際はグラムレベル(1~100g)の試料を準備する必要がありました。この技術は画期的な方法で、1 ミリグラム(mg)程度の試料で測定できるだけでなく、世界で誰もなし遂げたことのないレベルの放射性ストロンチウム量(0.98 ag (5.0 μBq))を正確に測ることができます [ag:アトグラム=10-18g]。この技術によって、これまで不可能であった小動物や魚類の歯や骨への放射性ストロンチウムの蓄積を正確に測定できるようになります。これからの放射性ストロンチウム90 を含めた放射能調査の概念を拡張する革新的な技術です。
この成果は、アメリカ化学会『Analytical Chemistry』誌に採択されるとともに、広く一般の人々に影響を与える可能性がある「ACS Editors’ choice」に選定されました。

【主たる開発メンバー】
・高貝慶隆 (福島大学 共生システム理工学類 教授)
・青木譲 (福島大学大学院 共生システム理工学研究科博士後期課程3 年)
・鈴木勝彦 (海洋研究開発機構)
・若木重行 (海洋研究開発機構)
・宮崎隆 (海洋研究開発機構)

【論文情報】
題目: “Direct Quantification of Attogram Levels of Strontium-90 in Microscale Biosamples Using Isotope Dilution–Thermal Ionization Mass Spectrometry Assisted by Quadrupole Energy Filtering
著者: Aoki, Jo; Wakaki, Shigeyuki; Ishiniwa, Hiroko; Kawakami,Tomohiko; Miyazaki, Takashi; Suzuki, Katsuhiko; Takagai, Yoshitaka
掲載誌: Analytical Chemistry,  95, 4932–4939 (2023),
DOI:https://doi.org/10.1021/acs.analchem.2c04844

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RANC-3(@ハンガリー ブダペスト)で研究成果発表を行いました

2023年5月7日~5月12日に、ハンガリーのブダペストで開催された「RANC-3(3rd International Conference on Radioanalytical and Nuclear Chemistry)」に高貝先生が参加し、研究成果発表を行いました。

以下、研究発表のタイトルです。

・Y. Takagai, M. Matsueda, M. Furukawa, T. Shoji, K. Kobayashi, T. Kawakami, Y. Suzuki, N. Sekine, H. Mikami, T. Matsuda, “Sequential Analysis of 36Cl by Ion Chromatography-ICP-MS/MS with Deuterium Gas Reaction via Dynamic Reaction Cell”

 

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新メンバーTTくん紹介&歓迎会

みなさんこんにちはMWです。

気が付けば4月になっており,今月からついにM1です。

M1として認められるよう今まで以上に頑張りたいですね。

 

4月といえば新たな出会いの季節!高貝研究室にも新たな出会いが訪れました。

T県から来たTTくんです。(Tが3つで3Tですね)

TTくんは高専卒で大学院から高貝研究室に加わりました。

実はTTくんは去年の3月にインターンで高貝研究室に来ており,大学院入試でも顔を合わせてます。既にマブダチです!

 

そんなTTくんの歓迎会を4月21日に行いました。

場所は珍満賓館,中華料理です!

私は本格的な中華料理店に行くのは初めてで,クルクルするテーブルに子供心が刺激されました。

歓迎会の幕開けは歓迎の花の贈呈から。

高身長でイケメン枠のTTくんにはお花も似合いますね!

  ←歓迎の花を受け取るTTくん

 

歓迎会で楽しんだ後は研究に切換!

さっそくTTくんも研究に勤しんでおります。

  ←研究する姿も様になってますね!

 

新たな仲間も加わりにぎやかになった研究室,今年度も張り切って研究等に励んでいきましょう!

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2022年度 卒業式

2023年3月24日

2022年度の卒業式が行われました。

高貝研究室の卒業生は、9名です(博士後期課程1名、博士前期課程4名、学類生4名)

ご卒業おめでとうございます!

このうちの5名は、今後も院生としてまだまだ研究を続けていきますので、これからもよろしくお願いします。

↓ 高貝研集合写真

卒業生のみなさま↓

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2022年度 学生表彰式

2023年3月23日、事務局棟大会議室において、学生表彰式が行われました。

高貝研からは、3名も表彰されるというとても名誉な表彰式となりました。

◆学長賞受賞者

松枝誠(共生システム理工学研究科 博士後期課程3年)

丹治珠緒(共生システム理工学研究科 博士前期課程2年)

楠裕翔(共生システム理工学類4年)

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海外演習2023

皆さんこんにちは!KIMです。

 

2023年3月13~23日,コロラド州立大学(CSU)での海外演習に参加してきました。

コロラド州立大学での実験を目的として, GSWさん,nmくん,私KIMの三名の参加でした。

飛行機はシアトルを乗り継いで,デンバーに到着!
なんと飛行時間は9時間でした…

空港にてスーツケースが破壊されるというハプニングに見舞われつつも,初日はデンバー空港の近くのホテルに到着し,時差ボケに悩まされながらなんとか就寝。

次の日,ラルフ先生とジョンソン先生がホテルまで迎えに来て下さったのですが,なんと我々にCSUのパーカーをプレゼントしてくれました!!

シンボルであるRamのマークがありとても可愛らしく,裏起毛でまだ寒いコロラドにはピッタリな服でした。

 

↓↓↓着用写真↓↓↓

 

大学初日はキャンパスツアー。でも春休みでキャンパス内にほとんど学生はいなかったです。

逆にリスやグースなど動物たちがたくさんいました。

 

構内にはスタジアムもあり,日本の大学では考えられない大きな敷地で驚きの連続でした。

 

次の日からは本格的に実験開始です。

高レベルのPu,Am,Cm,Npなどを用いた吸着分離実験は,日本ではできない実験なので大変貴重な体験となりました。

また,私自身実際に高レベルの放射性物質を扱うことは初めてだったのでとても緊張しました。

 

皆さんちゃんと防護して実験を行っていますね。

 

実験を行いつつも,放課後にはハイキングにシューティングなどたくさんの体験をさせていただきました。

ハイキングではロッキー山脈を登り,きれいな景色を見てきました。

↓景色がこちらです↓

山深く空気も澄んでおり,心が浄化されました。

ただこの絶景を見るためにはまだ雪が残る山道を登らなくてはなりません。こけそうになりながらも必死についていきました…

 

シューティングでは,ホームステイ先のBalが連れていってくれました。

Balはアメリカの軍隊に所属しているので,安全講習もバッチリです〇

いざ射撃場に移動し発砲!!!撃った衝撃よりも音に驚かされました。

ちなみに一番上手だったのはGSWさん!スナイパーGSWさんを敵に回したら終わりですね…

 

 

週末は雪のサンプリングのためにスキー場に行ってまいりました。

3000 m越えの標高で中々日本では採取ことができないサンプルなので貴重ですね。

なんと5時出発!!
実験でヘロヘロな私たちは何とか気合で起き,ジョンソン先生の車で出発しました。

だんだんスキー場に近づくと車が増え,これは早く来ないと納得でした。

様々なレベルのコースが20レーンもありました。

中には森の中を潜り抜けるコースもあり,ジョンソン先生によると「クレイジーコース」だそうです笑

 

そして原子炉にも行ってきました!

本物のチェレンコフ光を直に見たときはとても衝撃的でした。

あの青い光がしばらく目から離れませんでした。

その衝撃を皆様と共有したかったのですが,写真がNGだったため,みたい方は是非「チェレンコフ光」で検索してみてください!

 

一番の衝撃は「食事」。毎日どれも高カロリーで胃もたれの連続です。

フルーツとコーヒーとビールだけが私たちの味方でした。

こちらがアメリカの食事のハイライトです!

(ちなみに,最後の写真は日本の巻きずしです。コロラド最終日にホームステイ先のBalと一緒に作りました!)

 

今回の海外演習に協力していただいた皆様,本当にありがとうございました。

つたない英語で伝わりにくいこともあったにもかかわらず,とても優しく迎え入れてくださったことに感謝です。

 

以上,海外演習inコロラドでした~!

KIM