平成28年3月14日(月),五色沼湖沼群の青色色彩に関する研究報告が福島民友(23面),福島民報新聞(5面)に掲載されました。
平成28年3月14日(月),五色沼湖沼群の青色色彩に関する研究報告が福島民友(23面),福島民報新聞(5面)に掲載されました。
平成28年3月22日(火)~23日(水)に, 同位体比計測の実習をJAMSTEC高知コア研にて行いました。
平成28年3月14日(月)~16日(水)に, 放射性ストロンチウムの分析方法に関する実習を(株)化研にて行いました。
平成28年3月6日(日)~9日(水), アメリカのアトランタにて行われた国際学会Pittcon2016に参加しました。
日本では体験できない分析機器の実機とそのメカニズム,さらには,海外における計測機器のベンチャー企業の独創的な発想と実現力を体感し,また,併設されている海外の学生たちのポスターの表現力とアクティビティーを見ることにより,自らの研究に活かすことを目的としています。
平成28年3月2日(木)~6日(金), 同位体測定や放射線測定の実習を、SUREC(イギリス・グラスゴー)にて行いました。
SURECにはかつて研究用の原子炉があり,それを廃炉にした経験があるため,学ぶことが沢山ありました。SURECでは,同位体比分析に特化した研究施設があり,様々な種類の同位体比質量分析計をゆうしています。特に,高度な前処理装置や前処理の徹底した技術の水準の高さが目につきました。2日目以降は,放射線計測のグループと加速器質量分析(AMS)のグループに分かれて,実習を行いました。同位体測定や放射線測定を行う装置などの見学とその仕組みについて学びました。
平成28年2月18日(木)~19日(金), 同位体比計測、クリーンルームでの実習をJAMSTECにて行いました。
平成28年2月12日(金),2015年度の卒業研究発表会が行われました。
高貝研究室からは,3名が下記のタイトルで発表しました。
鈴木崇太 『カスケード型ICP-MSシステムを用いた試料適応性に関する性能評価』
中川太一『トリトンX-114曇点抽出による銀ナノ粒子形状変形現象の諸因子の解明』
伊藤千尋『放射性ストロンチウム定量を目的とする表面電離型質量分析計を用いる同位体希釈-トータルエバポレーション法の開発』
今までの研究成果を,堂々と発表しました。
お疲れさまでした。
【廃炉人材育成プログラム】 文部科学省・国家課題対応型研究推進開発事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業(廃止措置研究・人材育成等強化プログラム)」
平成28年1月21日(木)に,学生を対象とする人材教育プログラム(計測技術版)として,人材育成教育(パーキンエルマージャパンスタッフによるICP-MS解体ショー)が福島大学で実施されました。
前回に引き続き,福島工業高等専門学校の学生さん達も参加しました。
解体には,福島大学で実際に使用されているICP-MSを使いました。普段は見ることができない機構細部の仕組みを見ることができるので,学生たちは食い入るように見学をしていました。時には,学生や先生方からの質問も飛びかうほどでした。とても有意義な時間となりました。
後日,平成28年2月3日(水)付けの福島民友新聞に,これらの様子が掲載されました(クリックすると開きます)。
平成28年1月14日(木)に,パーキンエルマージャパンにて、ICP-MSやシンチレーションについて学びました。
今回は,福島高専との共同開催でした。
①ICP-MSの概要
②廃炉事業におけるICP-MSの活躍と役割,計測の重要性
③放射線測定・シンチレーション法の基礎と原理
④学生発表
ICP-MSやシンチレーションについてその仕組みから測定方法など,実際のサンプルの動きのシュミレーションを含めて詳しく説明していただきました。
平成28年1月15日(金)に,環境創造センターが取り組む土壌などの放射線測定や野生生物における放射性核種の挙動及び行動予測に関する研究のお話などを聞くことができました。また,センター内を案内していただき,サンプルが入ってくるところから分析までの流れを考えた造りになっていて非常に興味深かったです。
平成27年12月16日(水)~20日(日),環太平洋国際化学会議“Pacifichem 2015”で研究成果発表を行いました。
招待講演1件,口頭発表1件,ポスター2件を発表し,タイトルは下記の通りです。
平成27年12月21日(月)に文部科学省・国家課題対応型研究推進開発事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業(廃止措置研究・人材育成等強化プログラム)」において,実務者教育(ICP-MSトレーニング)をパーキンエルマージャパン(横浜市)で行ってきました。民間企業と共に実習を受ける機会は中々ないので大変良い機会となりました。
平成27年12月1日(火)~2日(水), 管理区域内のことをご指導いただいた後に,防護服を着て管理区域内に入り,管理区域に関する指導や実際の分析機器や分析業務などを見学させていただきました。
平成27年9月9(水)~11日(金)、九州大学 伊都キャンパスにて「日本分析化学会第64年会」が開催され、高貝研究室からは1名が研究成果を発表しました。
平成27年9月2、3日に千葉県幕張メッセで行われたRoyal Society of Chemistry Tokyo International Conferenceにて2件のポスター発表を行い、当研究室の遠藤新(M1)がBest Poster Awardを受賞しました。
1)Takahiro S, Makoto F, Yutaka K, Katz S, Yoshitaka T, Devlopment of Radioactive Strontium-90 Analysis System Using ICP-QMS Following Cascade-step Separation System .
2)Arata E, Yoshitaka T, Discovery of Imogolite-like Aluminumsilicate-based Colloidal Stumpy Hollow Nanoparticles in Goshiki-numa Pond Community and Its Electron Tomographic Analysis.
平成27年 7月17,18日に福島県福島市飯坂温泉にて日本分析化学会東北支部若手交流会を高貝研究室が主催しました。
遠くから来ていただきました他大学の皆様には感謝を申し上げます。
平成27年3月26(木)~29日(日)、日本大学理工学部 船橋キャンパスにて「日本化学会第95春季年会」が開催され、高貝研究室からは4名が研究成果を発表しました。
平成27年3月25日、平成26年度卒業証書授与式が行われました。
当研究室から
修士4人(松尾晴児、松枝誠、チャン ティ フェ、岡本香奈)
学部生3人(青野真依、遠藤新、八木沼寛子)
以上7名が卒業、修了となりました。おめでとうございます。
新天地でのご活躍をお祈りいたします。
2015年2月17日、平成26年度 修論発表を行いました。
岡本香奈「フロー系誘電泳動システムの構築による高分子メディアからの生物粒子単離法と菌の疑似固定染色による定量と計数」
松枝誠「カスケード型誘導結合プラズマ質量分析システムの機能化と淡水中の放射性ストロンチウム分析」
松尾晴児「常温相分離曇点抽出システムと各種クロマトグラフィー質量分析への応用」
チャンティフェ「両性イオン界面活性剤による金ナノ粒子の曇点抽出と直線配列(1D)制御」
おつかれさまでした。
N-river.
2015年2月9日、平成26年度、学部生の卒論発表会を行いました。
・青野真依
「溶液内イオン対生成反応に基づくイオン液体の溶液構造の解明」
・遠藤新
「両性イオン界面活性剤ジメチルノニルアンモニオプロピルサルフェートの合成と曇点抽出における金ナノ粒子の分散・凝集特性」
・八木沼寛子
「非イオン性界面活性剤による銀ナノ粒子抽出におけるポリオキシエチレン鎖の鎖長影響とポリカルボン酸の添加効果」
平成27年1月19日~29日、当研究室が関わっております「国家課題対応型研究開発推進事業(廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム)フィージビリティ・スタディ」におきまして,イギリス(スコットランド)スコットランド大学連合環境研究センター(SUERC)で実施した海外研究機関での試験的な教育プログラム(実習)に参加しました。ご協力くださいましたSUERC及び学校の先生方,関係者様に、厚く御礼申し上げます。福島大学が提案したプログラムは,多機関が学生の教育に参画する伸展型教育プログラムを特徴としています。
SUERCでは,加速器質量分析(AMS)や表面電離型質量分析計(TIMS),高周波誘導プラズマ-二重収束型同位体比質量分析計(ICP-SFIRMS)の講習,クリーンルームでの試料作製やホット試料の調製方法を用いた同位体比質量分析など,質量分析装置およびその前処理に関する実習を行いました。
他にも、学生らは,グラスゴー市の小学校や高校で福島の現状を紹介したり、化学実験を通して「分析」や「計測」の重要さをユニーク溢れるパフォーマンスで伝えました。学生らは,地元の家庭(受け入れ先のお勤めが理工系)にホームステイして浴びるほどの英語研修をしました。
高貝先生は,市内の大学にて福島での取り組みを講演しました。
平成26年12月15~17日(水)、当研究室が関わっております「国家課題対応型研究開発推進事業(廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム)フィージビリティ・スタディ」におきまして,独立行政法人日本原子力研究開発機構(JAEA)で実施した放射性同位体を用いる質量分析の実証実験,および,管理区域内での試験的な教育プログラム(施設見学)に参加しました。ご協力くださいましたJAEAの先生方に、厚く御礼申し上げます。福島大学が提案したプログラムは,多機関が学生の教育に参画する伸展型教育プログラムを特徴としています。
本研究チームのメンバーであるJAEAの研究者が,研究開発の柱である「カスケード型ICP-MSの開発」に関してRI実証試験を行いました。放射性同位体を使用した添加回収実験(RI実証実験)をJAEAの管理区域に設置しているカスケード型ICP-MSのプロトタイプで行い、福島大学におけるコールド実験と比較検討しました。
また,今回,横断的連携に関する検討として,JAEAとの連携をより密に進めるうえで学生育成プログラム(見学)を試験的に実施しました。そのなかで,学生を対象として人材育成プログラムとして,「放射線管理区域」とはどのような施設なのか,その管理をどのように行っているかなどの施設見学を,上記のRI実証実験と合わせて見学しました。学生たちは、施設見学,ならびに,ストロンチウムの溶液調製法,管理区域での分析装置の維持管理,廃棄物の管理等を教えて頂き,今回のストロンチウムを用いたICP-MSの高機能化の実証試験と合わせて見学しました。
平成26年11月27日(木),当研究室を中心とする研究グループが開発して,実用化を進めておりました「放射性物質であるストロンチウム90(⁹⁰Sr)の分析装置」が、東京電力福島第一原子力発電所(1F)内の分析業務において実際に運用・活用されることになりました。
公定法においてベータ線のみを出す放射性核種のストロンチウム(⁹⁰Sr)の検出は、複雑な分析作業と長時間(2週間~1か月)にわたる化学処理、そして熟練の技術が必要でした。
今回のストロンチウムの新しい分析手法よって、検出下限値が1㏃/lを超える条件で分析する淡水試料に対しての分析時間が、最短30分で測定できます。この運用によって、これまでよりも分析の効率化が見込まれ、緊急時においても迅速な対応を検討できるようになりました。
プレスリリースの様子
福島第一原子力発電所分析室の一角に設置した実際の分析装置
【開発メンバーとその所属】
・ 高貝慶隆(福島大学准教授),松枝誠(福島大学大学院生)
・ 古川真((株)パーキンエルマージャパン):横浜市
・ 亀尾裕((独)日本原子力研究開発機構):茨城県東海村
・ 鈴木勝彦((独)海洋研究開発機構):横須賀市
東京電力株式会社ホームページ
福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた中長期ロードマップの進捗状況
2014年11月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第12回事務局会議)
『【資料3-3】環境線量低減対策』の資料中:PDFページ番号.pp32-41
平成26年11月28日(金),当研究室が関わっております「国家課題対応型研究開発推進事業(廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム)フィージビリティ・スタディ」におきまして,福島原子力センターで学生教育プログラム(試料調整)の試験的実施に参加しました。当研究室からも多数の参加者がありました。ご協力くださいました福島県原子力センターの方々に、厚く御礼申し上げます。
【概要と目的】
福島大学が提案した「放射性ストロンチウムの即応的計測法の実用化に向けた重点研究とマルチフェーズ伸展型人材育成(代表者:高貝慶隆)」が「国家課題対応型研究開発推進事業(廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム)フィージビリティ・スタディ」に採択されております。福島大学のプログラムは,多機関が学生の教育に参画する伸展型教育プログラムを特徴としています。
「学生を対象とする人材育成プログラム」では,県職員による検査機関ならではの実際の教材を使用して,学生を対象とする人材教育プログラムの試行的実施を行いました。私たちの課題の特徴である『計測』に関して,サンプリングや前処理,データの不確かさは極めて重要です。普段,知識として理解している高専生・大学生・大学院生であっても,その実際の分析業務に携わる方たちの苦労と実際の試料から分かるサンプリングの重要性,さらには,実際の放射能分析にあたる最前線の現場を見たことはありません。今回,県の研究者ががどのようにサンプリングし,どのようにしてデータを出すのか,さらには,データのばらつきに対してどのような対処をしているのかを学びました。また,試験的に教育プログラムを組立て・実施するにあたり,以下5項目について重点をおいてプログラム構築をしました。
平成26年11月26日(水),当研究室が関わっております「国家課題対応型研究開発推進事業(廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム)フィージビリティ・スタディ」におきまして, パーキンエルマージャパン(本社:横浜市)で学生教育プログラム(計測技術)の試験的実施に参加しました。パーキンエルマー社の社員の方々には,早朝より多数の方に関わって頂きまして,厚くお礼申し上げます。福島大学が提案したプログラムは,多機関が学生の教育に参画する伸展型教育プログラムを特徴としています。
【概要と目的】
福島大学が提案した「放射性ストロンチウムの即応的計測法の実用化に向けた重点研究とマルチフェーズ伸展型人材育成(代表者:高貝慶隆)」が「国家課題対応型研究開発推進事業(廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム)フィージビリティ・スタディ」に採択されております。福島大学のプログラムは,多機関が学生の教育に参画する伸展型教育プログラムを特徴としています。
「学生を対象とする人材育成プログラム」では,民間企業による民間ならではの教材を使用して,学生教育プログラムの試行的実施を行っています。今回,本採択課題の特徴である『計測技術版』に対して,その分析装置の輸入販売を含めた包括的技術開発しているパーキンエルマージャパン様が会場,講師,機材設備の準備されました。普段,分析機器を身近に使用している高専生・大学生・大学院生であっても,その機器の中身や実際の部材は教科書の中でしか見たことがありませんが,それを講師が実際に分解し,機械の中でイオンや分子がどのように動くのか実際に体験しました。