皆さんこんにちは!Snです。
2024.9/2~9/3にJAEAの原子力科学研究所にてLIBS講習を受けてきました。
自分の研究に関することで大学外に行くことは初めてだったので少し緊張していました(笑)。
講習はレーザー分光の座学からスタート!
レーザーとは?分光器とは?という基礎的な内容から始まり、LIBSの原理、応用例などを学びました。
座学の後は実際にLIBSを使って実習を行いました。
今回、使用させていただいたLIBSですがなんと手作りなのだそうです!

レーザー、分光器、反射板などを別々に購入して組み立てたのだとか…。
各パーツが外から見えるので装置の構造、レーザーの通り道などが分かりやく大変勉強になりました。研究室で使用しているLIBSは分解しないと構造を詳しく見ることができないので貴重な光景でした。
測定の講習では私が持参したサンプルを一緒に測定していただき測定法や解析法についてアドバイスをいただきました。私は普段、解析ソフト任せでスペクトルの帰属をしていたのですが、よく間違った帰属の結果が表示されることがあります。このようなことを避けるにはNISTなどのデータベースから主要なピークを参照して一つずつ解析する方が確実であると教えていただきました。(何事も地道に進めていくことが大切ですね…)
持参したサンプルの測定が終わると、私が持っていないサンプルを貸していただきました!

こちらは原子炉の構造材として使われているZrの測定結果です。
写真のように、多くのピークを得ることができました!(帰属しがいがありました笑)
また、可視光領域において普通のCCD検出器より高分解能なエシェル分光器を使わせていただきました。
こちらはエッシェル分光器から得られた画像データです。

水平方向と垂直方向に光が分散されているのがわかりますね。
ちなみにエシェル分光器は天文台の望遠鏡にも使われているそうです!
今回の講習を通して、測定の際に考えるべきことや装置の構造などを深く学ぶことができ貴重な経験となりました。
講習を受け入れて下さいましたJAEAの研究チームの皆様、ありがとうございました。
Sn