経産省の支援により「分析の迅速化・効率化技術の開発」を開始しました。

令和6年度より「廃炉・汚染水・処理水対策事業費補助金(安全システム(核燃料物質・難分析元素等の分析の迅速化・効率化技術の開発))」に係る補助事業におきまして,福島大学(実施責任者:高貝慶隆教授)は新たなプロジェクト(2ヵ年)を開始しました。

廃炉・汚染水・処理水対策事業は,東京電力福島第一原子力発電所(以下,1Fと略記)の廃炉や汚染水問題の解決に向けて,経済産業省が技術的に困難な研究開発を支援する事業です。

このプロジェクトでは,燃料デブリの取り出し時の汚染の拡散抑制に合わせて実施すべき測定技術の開発を目的としております。今回,質量分析により迅速分析する上で,その分離・前処理等の工程を迅速化,効率化,自動化,または省力化するための技術開発を実施します。開発した分析技術は,1Fの現場の分析作業者が容易に実施可能なものを目指します。

下記のURLの通り、多くの報道機関に取り上げられました。

プレスリリース当日配布資料

2024年6月13日 福島民報 2面

2024年6月13日 福島民友 3面