2015年4月3日、研究室メンバーで会津漆器の製造工程の見学を兼ねて遠足に行ってまいりました。
まず鈴善漆器店にお邪魔させていただきました。
漆器と言えば高価なイメージだったのですが、箸置きやアクセサリーなどリーズナブルな商品も多くありました。(中には普段お目にかかれないくらい高いものもありましたが・・・)
みんな興味津々です。わたしも漆器のお椀でいつかお味噌汁を飲みたいです。
実際に絵付けをしている作業場も見学させていただきました。
今回は箸置きに花の模様を付けている様子を拝見させていただきました。とても小さい箸置きに細かい絵柄を付けていく作業は神経がすり減りそうです。漆は乾いていくほどに色が変わるため、使い込めば使い込むほどいい色が出てくるそうで、直前に絵付けして頂いたものと、時間が経ってからのものとでは色が大きく違いました。そのため、絵付け師のみなさんは完全に乾燥したときの色を想像して絵付けをするそうです。
お昼にはいとう食堂さんのソースかつ丼をいただきました。
かつがめちゃめちゃぶ厚く、ご飯よりかつが余るほどのボリューム感!!!
HPを書きながらよだれが出てきますね。(じゅるじゅる)
その次は腹ごなしがてら鶴ヶ城へ
お侍さんに写真を撮ってもらったのですが…
お侍さん「はい、チーズ!…でござる。」
我ら「チーズで…ござ…る…?( ゚o゚)」見事に爆笑でした。
個人的には鶴ヶ城のゆるキャラ?であるお城ボくんがツボです。なかなかシュール
まだ桜が咲いていないのが残念でした・・・
最後に白木屋漆器店にお邪魔させていただきました!
ここ高貝研究室のメンバーが大変お世話になっている方のご実家でもあります・・・・
ここにもたくさんの漆器が置いてあり、漆器が仕上がる過程や絵付けの工程なども拝見させていただきました。
上の写真の漆器は、もみ殻を使って模様を出して、さらにその上からいろんな色の漆を重ね、
磨くことで独特の模様を出しています。
また、白木屋さんの絵付け師の方には漆で花の模様を描き、乾かないうちに上から粉を綿で
擦り付けることでグラデーションのような模様を付ける工程を見学させていただきました。
乾くタイミングや塗り方などは絵付け師の方の感覚ですべて行っているため、繊細さと長年の勘が重要であることが分かりました。
最後に店主さんとお茶を飲みながら漆器の話や白木屋さんの成り立ちなどたくさんのことを教えていただきました。
わたしは福島出身なのですが、なかなか会津に来る機会がなかったので来ることができて良かったです。
遠足に来れなかったN氏に代わりまして遠藤がお送りしました~
遠藤