福島大学第8回定例記者会見にて

高貝研究室の研究成果を報告いたしました(^-^)

野尻君の卒論研究が今回発表されたわけですが、

この研究はイギリス王立化学会(Royal Society of Chemistry)の学術論文誌「Analyst」6月号に掲載されるとともに、6月号のバックカバーに選ばれたものです。

タイトル 「Turn-on Fluorescent Polymeric Microparticle Sensors for the Determination of Ammonia and Amines in the Vapor State」 by Y.Nojiri, T. Takase, W.L. Hinze, M.Butsugan, S. Igarashi, Y. Takagai.

研究の詳細はこちら

後日各メディアにおいても発表されたようです。こちら(WEB版) と こちら(新聞記事)

   

こちら登載された写真。蛍光プローブを開発した高貝先生と、写真を持つ野尻さん。そして野尻さんのアップ。

高貝研究室は分析化学は共通とし、みな違う物質を扱っております。

高貝先生がよくおっしゃることで、「門前の小僧習わぬ経を読む」という言葉があります。

お寺の門前にいる小僧さんが、お坊さんの読むお経をただ毎日、毎日聞いているだけで別にお経を習ったわけでもないのに、お経を読めるようになったというお話だそうで。

つまり、普段見聞きしていると、知らず知らずのうちにその物事を習熟できると。

みな違う物質の研究をしておりますが、話を何度も聞いているうちにその分野についても知識が増えていることがあります。

環境が人に与える影響は大きいと感じる今日この頃でございます(・ω・)

2010.11.11 三本菅